久「須賀くんは姉と妹、どちらが欲しい?」

京太郎「うーん……とはいっても、世話を焼く必要があるのは咲や優希がいますし。優しくて甘えさせてくれるお姉さんとか憧れますよね…」

久「世話焼きで甘えられる姉、ねぇ…」

京太郎「パッと見だと玄さんと宥さんとか、美穂子さんとか……霞さんもそうかな」

久「ちょっと待って、なんでそんないきなり距離が近いの?」

京太郎「夏の大会の時に少し(真顔」

久「あぁうん、分かったわよ。……それにしても強敵ばっかりじゃない(主に胸的な意味で)」

京太郎「え、みんな可愛くて綺麗で優しいですよ?たまに一緒の布団で寝ようとしたり、こまk……姫様とサンドイッチにしようとしてきますけど」

久「だからちょっと待って?」

久「まぁ須賀くんが大きな胸が大好きなダメ男と仮定しても、近場にいるじゃない?美穂子はともかくとして、なんで和に甘えたりしないの?」

京太郎「風評被害も甚だしいんですが…ほら、和って結構キッツいところあるじゃないですか?」

久「まぁそうね。……え、そういうのもダメなの?」

京太郎「駄目ではないんですけどね。ほら例えば宥さんとか霞さんとか、話を聞いた上で全面的に受け入れて包まれるんですよ。胸に」

久「その光景が目に浮かぶわ…」

京太郎「一回本当に駄目なときに甘やかされた時に、母さんって呼んじゃったりして……」

久「よくあるやつね」

霞『あら、私を母親にしてくれるの?』
小蒔『私に子を授けてくれるんですね!』
宥『あったかーくしてくれるんだぁ…♪』
玄『か、母さん…恥ずかしいのです…でも京太郎くんになら…♪』
美穂子『私が母親に……子供の名前も決めましょうか?』

京太郎「だいたいこんな反応でしたよ」

久「もうエンディング手前じゃないの!?」

久「でも美穂子に松実姉妹、姫様に巫女さんでしょ?五人も一気になんて……ちょっと、言いたくはないけど正気を疑うわよ?」

京太郎「最初は玄さんだけだったんですよ。趣味の一致から一気に仲良くなって…」

久「なって?」

京太郎「美穂子さんに麻雀の勉強とかしてもらうようになって、『どっちも素敵な女性だし、付き合えるやつが羨ましいなぁ』と思って」

久「思って?」

京太郎「玄さんが、俺や美穂子さんに会いたいから是非って松実館に誘われまして」

久「誘われて?」

京太郎「俺と美穂子さんが同じ部屋で泊まることになって、なら四人で麻雀の勉強をって玄さんや宥さんも一緒の部屋に来て、朝まで四人で一緒に寝て…」

久「……」

京太郎「次の日に、シズや憧とかも一緒に観光地を巡ってるときに、偶然迷子になってた小蒔さんを助けて、その縁で霞さんとも仲良くなって」

久「……よくよく考えて凄い奇縁ね。全国に出てた相手ばっかりじゃない」

京太郎「俺と美穂子さんと玄さんと宥さゆは昨日の通り同じ部屋で、小蒔さんが俺といたいと言い出したのと、霞さんがお目付け役で同じ部屋でしたよ」

久「ヤバいわね(肉密度的な意味で)」

京太郎「ヤバかったです(煩悩的な意味で)。手出ししなかった自分を褒めたいですね」

久「耐えたの……?須賀くん、貴方本当に男…?」

京太郎「男だからですよ。何の気無しに手出しして傷付けたくないですから」

久「出されないほうが傷ついてそうね…」

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最終更新:2020年04月06日 23:07