久「須賀くん、これあげるわ」

京太郎「なんですこれ?」

久「龍門渕に作らせたVRゲームアプリ『清澄で一緒』よ」

京太郎「はい?」

久「攻略キャラで咲、優希、和、まこ、私が出てくるから好きな子で遊んでちょうだい」

京太郎「いやいやいやいや、いりませんって」

久「ちなみにそのゲーム、胸とか触ったらその感覚返ってくるわよ」

京太郎「なんですと!?」

久「『中身』もできるだけ再現してるから頑張りなさい。
  現実と違って『関係壊れておじゃん』とかないからその辺楽よ」

京太郎「……」

京太郎が何やら考えてしまっている隙に久は耳元まで近づいて一言。

久「まあ私相手なら本体にいきなり触りに来てもいいけどね」

京太郎「ふぁっ!?」

久「インターハイで支えてくれたお礼ってことで。じゃーねー」

去って行く久の背中を見ながら京太郎は我に返る。

京太郎「お礼で1回胸触らせるとか部長なら「もらいすぎだから対価後で支払え」とか言ってきそうだな」

お礼はゲームそのもので触る云々は久なりの悪形の待ちなのだがこの男に気づく様子はなかった。


カン

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最終更新:2020年04月06日 23:08