京太郎「…」カチカチ

咲「あついー」パタパタ
和「そうですね」
優希「あついじぇー」バサバサ

京太郎「…」チラ

まこ「ふぅ,暑くてたまらん」パタパタ
久「あー,アイスが欲しいわねー」グダグダ

京太郎「……」カチカチ

京太郎(この部室…)
京太郎(目に毒すぎる!)
京太郎(いやもう,なんというか,俺居るんだよ,なのにさぁ…)

咲  ←裸足パタパタ
和  ←色っぽい
優希 ←スカートばさばさ
久  ←仰向け
まこ ←胸元パタパタ

京太郎(なにこれ)
京太郎(無防備すぎない?ねえ,無防備すぎじゃない?)
京太郎(特に和とか…汗が色っぽくて…)チラ

和「ふぅ…暑い…」ガサゴソ

京太郎(!!?)バッ
京太郎(むむむむ胸に手を入れててててて!!?)ドキドキ

優希「のどちゃんもはしたないじぇ!」
和「え……あっ,こ,これは汗で蒸れて…」アタフタ
咲「あはは…そのぐらいあったら蒸れちゃうよね」

京太郎(し,心臓に悪い…ネトマに集中…集中…)

久「どう,勝ってる?」
京太郎「!?」ビビクン!

久「わっ…集中してた?ごめんなさいね」
京太郎「い,いえ,大丈夫です」

京太郎(あー,びっくりした…)

久「えーと…あら,一位じゃないの」
京太郎「ええ,直近の成績も1,2,1って感じですね」

久「スゴイじゃない,そのお手並みでも拝見しようかしら」
京太郎「よろしくお願いします」ペコリ

京太郎(すぐ隣に部長が…あっ,なんかいい匂いする)
京太郎(ちょっと汗ばんでるせいか,色っぽく見えるし,心なしか距離も近いような…)

京太郎(って,何考えてんだ俺は!?)
京太郎(ダメだ,集中,ムラムラしちゃダメだ…集中…)

久「あっ,ここはね…」ズズイ
京太郎「!?」

京太郎(む,胸元が少し空いてて……みえ…あっ)

久「~ってことだから,こっちの方が…」チラリ
京太郎「……あ」フリーズ

久「……」
京太郎「……」゙

久「えっち」ボソ
京太郎「うぐっ!?」

久「さっきから挙動不審だったのも,私たちのことチラチラ見てたんでしょ…?」
京太郎「そ,そんなことないですよ」

久「別に咎めてる訳じゃないわ」

久「私はただ,誰のどのような仕草にドキドキしてたのかを聞きたいだけ」
京太郎「えっ,えぇっと…それは…」

久「やっぱ和かしら,大きな胸の汗を拭く仕草にはドキドキしちゃうでしょ?」
京太郎「ど,どうでしょうねェ」ドキドキ

久「まこも色っぽいでしょ?自分が美人だなんて思ってもないから,無防備なところがちらほら」
京太郎「そ,そうなんですね」

久「咲はどうかしら,その体躯に似合わない健康的な下半身はそそるものがあるんじゃない?」
京太郎「…ま,まあ,否定はしませんよ」

久「優希はがさつで無防備だけど美少女なことは確かね,ふと女を意識したことはあるのかしら…?」クスクス
京太郎「え,えー…ノーコメントで」

久「ね,どうなの,正直に言ってくれたら少しサービスしてあげても…」
京太郎「あー,あーっと…」

京太郎「ちょっと暑いんでアイス買ってきますね!!!」

ドタバタ!バタン!ダダダダ…

まこ「…急にどうしたんじゃ?」
久「さぁ,火照っちゃったのかしら」
和「せっかくですし,私たちの分もお願いしましょうか」
咲「私ガリガリ君食べたいなー」
優希「京太郎に連絡しとくじぇ!」

その後,部員たちの一挙一動を意識してしまう京太郎がいましたが,今日も清澄高校麻雀部は平和です

カン!

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最終更新:2020年04月06日 23:12