和「須賀くんは…もし人生をやり直せるとしたら、どういう人生を送りたいですか?」
京太郎「うーん……別に取り立てて変わってほしいと思うこともないし、今のままかな」
和「(ほっ……)」
京太郎「ただ、ハンドを諦めることだけはしたくないと思う。色々言い訳もつくけど、でもやっぱり諦めるのは辛いし、寂しいからさ」
和「………」
京太郎「そうなると、多分和や優希……先輩たちとの出会いも無くなるんだけどさ」
和「…須賀くんは、それで寂しくないですか?」
京太郎「分からない。……結局、やり直しなんて出来ないしな」
和「私は─────何度生まれ変わっても、きっと、」
優希「あれ、のどちゃんと犬だじぇ」ガラガラ
咲「あ、和ちゃんが京ちゃんに甘えてるって珍しいね」ガラガラ
京太郎「おう、お前らはこれから甘やかさないでいいよな?」
和「──────(間が悪いです!)」
京太郎「(生まれ変わっても、きっと誰かを甘やかすんだろうケドさ)」
和「(?)」
京太郎「(桃髪で、ドスケベな身体してて、頭が良くて、とびっきり甘えん坊な娘を一番に甘やかしたいとは思う)」
和「………………!!?!!」
優希「何内緒話をしてるんだじぇ?」
京太郎「ん?もうお前のタコスは用意しないって話だよ」
優希「ふぁっ!?」
咲「やっと決まったんだ?」
優希「そんな、ひどいじょ!」
京太郎「さて、俺は今日は帰るからな。試験勉強があって、教えて欲しいって和に頼んでたんだよ」
和「───そういうことです。私達は帰りますから、戸締まりをよろしくお願いしますね」
咲「あ、うん、分かったよー」
優希「そんな……タコスが…タコスが…!」
無論須賀家に一緒に帰った京太郎と和は…!
最終更新:2020年04月06日 23:25