久「須賀くんが本気を出した?」
まこ「……の割には普通に見えるが……」
咲「はい、普通に麻雀打つには何にも変わらないんですけど……」
優希「ぐぬぬ……東場なのに何にも出来んじぇ……」
和「……」(のどっちモード)
京太郎「くぅ……来ねぇ……」
久「……負けてるわね、須賀くんが」
まこ「……んん?というか一年生三人と打って普通に負けとるな」
久「そう言えば……和もモード入ってるのにいつものデジタルって感じの打ち方ね」
まこ「優希も東場の爆発が無いように見えるが……」
咲「私も嶺上出来るんですが和了は出来てないんです、ただ『普通』に打つ分にはなんとでもなるんです」
和「……ロン」
京太郎「ぐはっ」
咲「だから基本的に今の京ちゃんは割と『普通』に打つ和ちゃんが天敵でして」
久「オカルトが通じてないってこと?」
まこ「じゃろうな、龍門渕の副将とはまた違うようじゃが」
咲「龍門渕さんの冷えてるのとは違いますね、多分あれも今の京ちゃんには通用しません」
久「まああれは『普通』とは言えないけど……」
まこ「よーわからん」
『普通京太郎』
オカルトの類いは一切効果を通さず自力の麻雀力のみで闘牌する必要がある、龍門渕透華の『治水』の様に能力が使えなくなるのではなく通用しないだけである。
オカルトに頼る度合いが高い『魔物級』が相手だと無類の耐性を見せるが、オカルトに頼らない打ち手には『普通』に負ける、のどっちモード入っていても和が勝てるのはベースがデジタル打ちの為であり、それを逸脱した場合はやはり通用しない。
最終更新:2020年04月06日 23:27