| 名前 |
アリエッタ・ロームガルティ |
| 性別 |
女 |
| 年齢 |
18 |
| 身長 |
158cm |
| 体重 |
50kg |
容姿
肩にかかる銀髪を編み込んでハーフアップにした、碧い瞳の若い女性。スタイルはすらりとしていて、起伏に乏しい。
切れ長のツリ目がちな眼は執行官に相応しい鋭さを帯びているが、時にはあどけない表情を見せることも。
服装は、仰々しい襟がついた袖付きの分厚いジャケットをカソックの上に羽織ったもの。
これはグリムヤードにおける武闘派の聖職者が好む様式で、寒冷な気候に耐え、吸血鬼や人狼にとって最も「甘い」部分を隠すという2つの目的を果たしてくれる。
性格
冷静沈着で実用主義的かつ端的な物言いを好む。敬体で話すものの、それでもどこか刺々しいと思われることがあるかもしれない。
実のところ彼女は友誼を結んだ相手が命を落とすことを恐れ、他者との距離を置いているだけであり、決して薄情ではない。
現実を直観するような厳しい言葉も、誰よりも自分に関わる善き人々の安全を案じるが故のものだ。
訓練と復讐一辺倒で生きてきたため、年頃の女性が常識的に知っていることに対して疎かったりする。ファッションだとか、流行の小説だとか。
一方で自分と似通う境遇の孤児たちに対して姉のように振る舞ってきたため、家庭的なことは凡そ何でもできる。
頼りになるお姉さんぶりに憧れが高じてこっそりラブレターを送る少女もいたようだが、今のところ受理されたことはない。ただし、返信は律儀に書いている。
能力名
【レスティナの灯】
暖炉・台所・火葬などに用いられる「清浄なる火」を司る熾天使、レスティナへの信仰から呼び起こされる奇跡。
忌むべき者や行使者に敵対する者が触れれば激しく身を焼かれ、善なる者が触れれば逆に傷を癒され心を清められる火を発生させる。
この火が自然の成り行きによって燃え広がることはなく、火勢を増す必要がある場合、行使者がその精神力を用いて放出を維持しなければならない。
聖別された銀の武器と相性がよく、わずかな集中で刀身を炎上させたり、弩のボルトに榴弾じみて属性をエンチャントすることができる。
武器
【聖銀の猟剣】
神聖な銀の刀身を備え、レスティナ教会の十字架を模した形状によって護符としての機能を有する剣。
一見すると華美な造型のロングソードだが、怪物狩りの際には内蔵した蒸気機構によって柄が伸縮し、槍のような形態を取る。
これは狼狂の呪い、腐敗した血液、吸血の抱擁と言った致命的な接触を防げる間合いから攻撃を仕掛けるための工夫である。
凝らされた銀装飾には所有者の祈祷を強化する術式が刻まれ、アリエッタの技量と合わさり瞬間的な結界の生成・死体焼却・解毒など様々な用途に用いられる。
グリムヤードでの法律上は「佩剣」であり、身分を証明できれば公共の場での携帯を咎められることはない。異界ではその限りではないが。
【蒸気連弩】
蒸気機構によって板バネの強化と自動装填装置の搭載に成功したクロスボウ。例によって聖銀の装飾が施されているが、ボルト自体は通常のもの。
威力と一定の連射性を兼ね備えているものの、蒸気機関の駆動音によってクロスボウの魅力である静謐性が損なわれている本末転倒な武器。
しかしながら第一射には十分な奇襲性があり、扱いも容易であるため、社会に紛れた怪物の暗殺にも一対多の戦闘にも適応できる武器として執行者には好まれている。
余談だが、グリムヤードには文明レベルと比較して未熟な銃器しか存在しないことや、鏃に刻印した魔術を曲射で投擲する戦術が広く利用されていることも矢の優位の一因となっている。
概要
吸血鬼や人狼と言った怪物に文明が脅かされ、憎悪のうちに死んだ人々は悪意ある亡霊やゾンビとして故郷に帰る。
裏社会では人造生命や不死兵器の研究が進められ、盛んに死体が取引されている――そんなスチームパンク・ゴシックホラー風の世界「グリムヤード」の出身者。
アリエッタの両親は貴族だったが、上流社会に潜伏した吸血鬼の謀略によって命を奪われ、最愛の妹は行方知れずとなってしまった。
彼女は異端狩りの教育施設を併設した孤児院である「浄火の僧院」に引き取られ、血の滲むような訓練を積み、15歳の若さで正式な教会の執行官に就任した。
人狼の頭目との激闘の最中、まさに致命的な一撃を受ける直前に彼女は越境者としての天資に目覚めた。一ヶ月ほど前のことだ。
現在の目的は故郷へと確実に帰還する手段を発見し、家族を無惨に引き裂いた吸血鬼どもへの復讐を遂げること。
だが彼女は、その途上で出会う無辜の人々へと尽くすことも忘れないだろう。
最終更新:2015年09月11日 23:04