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らき☆のべ

かがみ編9P

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lakcy

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「かがみさ・・・いや、柊さーん!」

僕は、声が枯れるまで、足がボロボロになるまでかがみさんを探していた。

「くそ、もう夜なんだぞ・・・!?」

やっぱり、どこを探しても見つからない。
もしかしたら・・・柊さんは・・・

「そんなわけあるかっ!」

アホかい。
今の僕に必要なのは体力と前向きな考えなんだ。
後ろ向きな考えなど捨ててしまえ!

「くそ、柊さん・・・無事でいてくれっ!」

もう、時刻は10時だった。
一刻も早く、探さないと・・・万が一彼女の身に何か起きたら大惨事だ。
頼む・・・無事で居てくれ!柊さん・・・柊さんッ!

「・・・・ここよ」

「え!?」

暗く、狭い路地から声がするもんだからちょっと驚いたが、間違いない。
かがみさんだ。

「柊さん!?今まで何処に・・・!?」

柊さんは何も言わずに近づいてきた。

「え・・・?」

「・・・ごめんね」

柊さんはそう言って、僕を抱きしめた。

「ひ、柊さ・・・」

「うっ・・・ぐずっ・・・ひっく・・・」

――――泣いてる?あの柊さんが・・・?
動揺じゃなく最早気絶レベルに達しそうだったが、なんとか持ちこたえた。

「私・・・寂しかった・・・つかさに・・・嫌われて・・・笹野君にも・・・ぐすっ。嫌われたかと・・・・ひっく・・・思って・・・」

柊さん・・・・
いつも、笑って僕と話してくれた柊さん。
いつも、呆れ顔をしながら僕を助けてくれた柊さん。
お願いだ。泣かないで・・・

「・・・柊さん」

「・・え・・・?」

「好きだよ」

柊さんは、僕の顔を見て驚いたような顔をしていた。そして、真っ赤だった。

「柊さんのこと、大好きだ」

「笹野君・・・」

「だから・・・泣かないで」

「お姉ちゃん!」

見られれば誤解されそうなシチュエーションの中、つかささんが現れた。
かがみさんは僕から離れ、つかささんの方へと駆け寄った。

「つかさッ・・・!」

つかささんは息を切らして走ってきた。

「アンタ・・・」

「お姉ちゃん・・・ごめんなさいっ!」

つかささんの瞳からは、とめどなく涙があふれていた。

「つかささん・・・」

こうして、姉妹の間に走った亀裂は修復されたのである。

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