らき☆のべ
みなみ編 7P
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lakcy
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「え?いいの?」
「うん・・・」
岩崎さんから言われた、意外な一言。
女の子の手料理なんか、食べた事が無かった。
これは・・・嬉しいかも・・・
「一回、家に帰って来るから・・・」
「あ、うん・・・でも、本当にいいの?」
「・・・構わないよ。」
スーパーを出た。すると―――
「バウバウッ!」
「どはあっ!?」
またか、この犬―――ッ!
「こ、こら・・・・」
岩崎さんは、無表情だった。やっぱり冷静か・・・ってそんなこと言ってる場合じゃ・・・ッ!
「ちょ、止めてーーーッ!?」
カシャッ ピロリロリーン♪
「・・・は?」
俺の聞き間違いじゃなきゃ、携帯カメラのシャッター音だが。
「・・・可愛い・・・」
俺が見たのは、携帯カメラをこちらに向けた岩崎さんだった。
犬は、さらに暴れだす。
「バウバウ!アオーン!」
「ぬああああ!ちょ、岩崎さ・・・」
カシャ ピロリロリーン♪
「い・わ・さ・きぃいいいいいい!」
思わず呼び捨てになった。
しかし、仕方が無いだろう・・・
「・・・ごめん。おいでチェリー。」
「クゥ~ン・・・」
チェリーは大人しくなり、岩崎さんの元へと戻っていった。
「・・・・酷いじゃないか、岩崎さん・・・」
俺はチェリーに舐められた顔をハンカチで拭きながら文句を言った。
「・・・あの時の・・・お返しのつもりだったから・・・」
「あの時?あ・・・」
岩崎さんが言うあの時って・・・屋上での事?
『何か寝言で『ゆたかは俺の嫁』とか言ってたけど・・・』
そうだ。あの発言か。
「何だ・・・岩崎さんって、結構根に持つタイプか?」
「・・・遊びのつもりだったんだけど・・・ごめん。」
俺は、ふうっと溜め息をついた。
「謝るんなら、さっきの写真消してくれよ。」
岩崎さんは、一瞬あからさまに嫌そうな顔をした。
「え・・・?」
「いや、『え?』とかじゃなくてさぁ・・・」
「もう・・・ゆたかに送りましたから・・・」
「なっ!?ちょ・・・・!」
「・・・冗談です。」
岩崎さんは、クスリと笑った。
「くっ・・・畜生、完敗だ・・・」