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らき☆のべ

ゆたか編 6P

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lakcy

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「ここです、会長。」

俺が見たのは、どこかで見たことのある家だった。

「ここって・・・もしや。」

田村さんが首を傾げる。

「え?会長分かるんですか?」

「むー・・・泉の家じゃないか?」

泉。フルネーム泉こなた。

正直、あまり関わりあいたくないのだが・・・

オタク等というのは非常に関わりづらい。俺の経験上、まともな会話をした記憶が無い。

「あ、そっか泉先輩のクラスメイトですね、会長?」

「まぁそんなところだ・・・で、何故小早川さんが泉の家に居る?」

「あー、それはかくかくしかじかでしてですね―――」

ふむ・・・なるほど、従妹か。

「んー・・・まぁ折角来たのだし、入るか。」

俺は、インターホンを押した。

ピンポーン・・・・

しばらくして、返答がかかる。

『はい?』

男の人の声がした。俺は挨拶をする。

「あ、すいません私陵桜学園3年の八島幸一ですが・・・」

むー、驚いただろうか。まぁ、あまり面識もないだろうし・・・

プツッ

「―――あれ?」

何か・・・通話の音が切れたみたいな音が・・・

「・・・もしもし?もしもーし・・・」

返事が無い。ただの―――

「ええいっ!もう同じネタを使っても飽きられるっ!」

「・・・・あのー先輩、私と同じ―――」

「断じて違う!それは神に誓って違う!」

そうだ!俺は仮にも生徒会長!その役に就く俺がこんなに不真面目ではーーーーー!

ガチャ

「・・・お?」

玄関が開く音がして、少女が出てきた。

「あれ?八島君だ?」

出た!俺が関わりづらい女―――!

      • いや、まぁ失礼な言い方ではあるのだが。

「どうしたの?ひよりんまで連れて・・・」

「あ、先輩。実はですねー・・・」

田村さんは俺達が来た理由を話し出した。

「へーへー・・・女の子のために・・・ねぇ・・・」

やはり泉は関わりづらい。

ええい、ニヤニヤするんじゃない!

「・・・・そういえば。何でインターホンを切られたんだ?」

ずっと気になっていた疑問を聞いてみた。

「あー・・・それね。お父さんただでさえイライラしてるのに、また男が来たーーって・・・」

「・・・男。」

「うんまぁ・・・とりあえず上がって?私が何とかするから。」

「あ、お邪魔します。」

『男』と言う単語が妙に引っかかるのだが。

俺が家に上がると、明らかにどこかから痛い視線が飛んでくるのが分かった。これは一体・・・?

「なぁ泉。さっきから痛い視線が飛んでくるような気がするのだが・・・」

泉は困った顔をして言う。

「恥ずかしいんだけど・・・お父さん、女の子が大好きな・・・ごめん、言ってて悲しくなってきた・・・」

「ああ・・・うん、俺が悪かった。」

あの親あってこの子あり―――か。

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