主師(しゅさ)は、蒼藍王国特有の国政機関である。
概要
通常、主師は、国王、王相(おうさい)、太宰、長相(ちょうさい)、空官長、天医、天医補佐の7人で構成される。
主師が行使できる権限は、その気になれば全次元世界をあっという間に滅ぼすことができるほどである。
対外的に主師は七人で1人の王としており、国家的に重要な条約批准などの案件に関しては最終的に7名の合議の上の全員一致が必要となる。これは主師という存在が一人に王としての人格を持たされているため。
各役職説明
正式には国主国王と称する、憲法上の国家元首。与えられた権限は強大だが、歴代の国王がその権限に対して行使を面倒くさがり主師の各役職に振り分けることがほとんど。
平時における国政事務の最終決定責任者であり有事における軍の最高司令官(最終責任者)
国王の政務、執務の補佐を行う秘書的役割を持つ。
宮内省が振り分けた当日分の執務、公務予定をさらに国王の体調や機嫌に合わせ随時組み替える柔軟性を要する。
有事においては王の参謀を務める。
長相が後任にその任を譲った後につく。
一言で言えば内政を司る宰相といってよく、地官、西官は太宰の職掌下にある。
また、国王の知識補助を務めることも求められる。
国外から見た王国首相。
太宰が内政を司るなら、こちらは外政、外交を司る。王国の国益を最大限確保した上で関係国が納得する内容に各種条約交渉や、国際貿易交渉をまとめ上げる、話術や、知識、そのほか圧力なども求められる。
東官、北官を職掌下に置く。
アメリカで言うCIA長官
王国の情報機関を職掌下に置き、国内外を問わず日夜集まる玉石混淆の情報を短時間に分類、分析し主査各位に振り分けている。
その名の通り空官を職掌下においているほか、平時は南官も職掌下に置かれる。
王家専属のお医者さん。担当診療科は決まっていないが、基本的に精神科、内科系はあまり手をつけない。
医療以外にも国内の教育関係は職掌下。
こちらも王家専属のお医者さん。天医と同じく固定した診療科は決まっていないが精神科、内科系を担うことが多い。
外科的治療(特に手術など)で、助手を務めることがほとんどなのでこの役名。
定義等について
第二代主師までは特に長相、太宰の候補者などで定義が曖昧な部分もあったが、当代(第三代)になって行われた会議を経ていかに定義が定められた。
王相は王配、もしくは王妃が就く。もし、側室などがいる場合正室がこの任に就く。
空官長は長相もしくは太宰の夫、もしくは妻が就く。もし長相、太宰が独身の場合でほかに兄弟姉妹がいる場合は、そのなかで最も長じたものが就く。該当者がいない場合庁議において指名が行われる。
そして、太宰、長相は原則王の従兄弟でなくては成らないと定められている。
このため多くの権限が、主師に集中する。
また、天医補佐と王相をのぞき、みな、基本的に何にでも首を突っ込み引っかき回す癖がある。まあそのほとんどが、彼らが首を突っ込んだ瞬間あっという間に解決するので結構たちが悪い。
さらにたちの悪いことに国境や、次元境界はこの7人とその管理下にある艦隊には関係が無く、各国に自由に出入りできる。
現行主師
第三代主師
- 国主国王
- 第3代
- 王相
- 第3代
- 太宰
- 第35代
- 長相
- 第36代
- 空官長
- 第256代
- 天医
- 第4代
- 天医補佐
- 第2代
第4代主師
- 王位継承確定者王太子
- 第4代
- 王相
- 空位
- 太宰
- 第36代(第36代長相と同一人物)
- 長相
- 空位
- 空官長
- 第257代
- 天医
- 第4代(第三代主師時代と同一人物)
- 天医補佐
- 第2代(第三代主師時代と同一人物)
最終更新:2025年05月23日 21:10