ゼロが起こしたこの戦いのちにブラックリベリオンといわれる最初はゼロの奇策で黒の騎士団の方が
優勢をだったが途中で予想外のことが起こった、ゼロの戦線離脱これにより優勢だったこちらの士気
が低下し、逆にブリタニア軍の士気が向上した、もともと戦力が違いすぎるため短期決戦が目的だった
だが指揮官を失った軍が崩れるのは時間の問題、藤堂さんがゼロに変わり指揮をとっていたがやはり
ゼロの離脱は大きすぎた、すでにほどんどの部隊が壊滅状態で現在は撤退戦になっている。
僕は愛機である蒼い月下で味方の撤退のサポートしていたその時通信がきた。通信は四聖剣の卜部さんからだった
「ライお前も無事だったか。」
「卜部さんも無事何よりです、藤堂さんや他の四聖剣にひとたちは?」
「中佐達は殿のために前線に残った・・・」
「そうですか・・・」
「ライ、この先の埠頭に脱出艇がある、お前がどうやら最後のようだ早く合流しろだがよく聞けこの地区へ行くには
3つの橋をどれかを通る以外道はない今から5分後に2つの橋を落とすまだ追撃部隊はいないみたいだが相手は
あのコーネリアの親衛隊だ油断は禁物だおまえも気を付けておけよ。・・・また後で会おう」
「はい!」
「見えたあれだ」
前方にまだ破壊されていない残り1つの橋があった、その時また卜部さんから通信がきた
「ライ、俺達は埠頭に到着した後はお前だけだ、今どこにいる」
「残った最後の橋のすぐ前です」
「そうか、その橋の近くに銃の弾とエナジーフィラーが隠してある、使ってくれ」
卜部さんの言葉のとうり橋の近くに月下のハンドガンの弾とエナジーフィラーが隠してあったそれらを装填し橋を
渡ろうとしたときレーダーに敵機の反応があらわれた、追撃部隊だ。
後ろを見ると9騎のサザーランドが追撃してきた。恐らくこれだけでない、このままでは埠頭まできてしまう。
僕は卜部さんに通信をした
「卜部さん聞こえますか」
「どうしたんだライ」
「橋の近くに追撃部隊が来ました応戦します」
「なに!わかったいまから俺もそっちに行く待っていろ」
「駄目です卜部さんはそこ居てください、もしかしたらポートマンがそっちに来るかもしれません」
「だが!」
「ここは僕に任せてください!!」
「・・・わかっただがやばくなったらすぐに撤退しろ」
「わかりました」
「敵ナイトメアを発見、蒼い月下?おそらく双璧の一人です。」
「こいつは強い単騎で挑むな集団でいくぞ、我々は"あのお方"の到着までもたせればいいのだ、いくぞ攻撃開始だ!」
「「「Yes My Lord!!」」」」
9騎のサザーランドがそれぞれ小隊を組みランドスピナーを響かせながら前進してくる。
前方からくるサザーランドの小隊が同時にライフルを連射してくる、弾丸の雨が月下に迫る
「これ位ならー!!」
最小限の動きで弾丸の雨を回避する。
「馬鹿な、あれを避けただと!」
「くっ! こいつ人間か?」
「まるで亡霊だ、弾が通り抜けたみたいだ」
3騎のサザーランドが僕の回避を見て動揺し動きが鈍ったのを僕は見逃さなかった。
「そこだー!!」
月下の廻転刃刀を使い1騎のサザーランドに切りつける。
「くそ、やられた脱出する」
パイロットが脱出すると同時にザサーランドが爆煙をあげた
「ドミノ2がやられた!」
「あいつは無事ださっき脱出するのが見え・・ッなに!」
味方が脱出したのを見て安心したのが2騎のサザーランドは爆煙の中からでてきた月下に気付かなかった、月下は片方の
サザーランドを甲壱型腕でつかみもう片方を廻転刃刀できりつけた。
「容赦はしない!!」
「バン!」という音とともに輻射波動により片方のサザーランドは爆発しもう片方は腰から下を一刀両断された。
「うそだろ・・・?ドミノリーダーとドミノ3が同時にやられた!」
「くそー!双璧の名は伊達じゃ無いとでも言いたいのか!」
「まだ負けたわけではない、フォーメーションを立て直せ!」
「「Yes My Lord!」」
「ここは、通さない・・・」
「ッ!これは?・・・まさか!!」
「隊長どうしました?」
追撃部隊の隊長はこの感じをかつて感じたことがあった。一部隊の隊長であったがコーネリア様と共に世界中の戦場をで
戦った身だ、そこらの兵よりは戦場を知っている。そこはこれはあの月下のパイロットの「覇気」だ。
戦場ではたまにいるのだこう言うパイロットが、自分のように特に死地を生き抜いたパイロットはこういうものには敏感になる。
「ここは、絶対!通さないーーーーーーーーー!」
追撃部隊の隊長は冷汗すらかいていた、やばい、このパイロットはやばすぎる自分達はおそらく一瞬でやられてしまう。
いや、やられたことすら気付かないまま死んでしまうかもしれない。
その時!
「隊長、後方から味方の増援部隊、マティウス卿です!!」
「そうか!!、"あのお方"がやっと来られたか」
後方から5騎のサザーランドと1騎のグロースターが来たその色はコーネリアの騎士であるギルフォードや将軍であるダールトンとおなじ赤紫であった。
「マティウス卿!!」
「すまん、待たせたなクロウリーダー」
「いえ自分は2人も部下を死なせてしまいました」
「いや、お主のせいではないおそらく私でも同じことにいたであろう・・・しかし中々の者だな」
「はいマティウス卿、私はあの者の覇気はコーネリア様と同等いえ、もしかするとラウンズをも上回る物かと」
「ほう・・・お主も感じるのか?」
「はい恥ずかしながら、まだ震えが止まりません・・・」
「さて、一つ話でもしてみるか」
月下のモニターその姿が現れた時僕は小さく舌打ちをした
「ッ!ここに来て敵の増援部隊かしかもあれの色は、ギルフォードやダールトンと並ぶコーネリア親衛隊の猛者の一人まずいな」
その時オープンチャンネルで通信が来た、それは敵のグロースターからだった
「蒼い機体のパイロット君聞こえるかい私はコーネリア様の親衛隊の一人マティウス・メッシュだ」
「・・・ああ聞こえているよ」
「ほう思っていたよりも若いな、いきなりだが投降する気はないか?残念だが君の仲間はほとんど捕まったか死んだよ、あの四聖剣と藤堂だったかな彼らも捕縛されたよ。あきらめたまえ。」
「残念ですがその気はありません」
「ほうなかなか肝がすわっているな、なぜだ?聞かせてくれないか?」
「僕には・・・守りたいものがあるから!!」
「クックックッ・・・ハハハハハーーーーーーーーそうか守りたいか・・・」
「そうだ!おかしいか!!」
「気に入ったぞパイロット君、このマティウス・メッシュ君に一騎討ちを申し込む!!」
「なに!!」
「なにを驚いているパイロット君、結構じゃないか守りたい物のために戦うそれこそ真の騎士だ・・・、良ければ君の名前を聞かせてはくれないか?」
「ライだ・・・」
「良い名だ・・・お前たちは手を出すな!!」
「「Yes My Lord!」」
マティウス卿の後ろにいたサザーランドが下がっていく。
「さあ・・・いくぞライ君、マティウス・メッシュいざ・・・参る!」
「こい、マティウス・メッシュ!!」
「フハハハハハーーーー良い返事だ!!」
月下の廻転刃刀とグロースターの大型ランスがぶつかり火花がでる
「良い腕だなライ君」
「あなたこそ!」
ランドスピナーを響かせ同時に後退する2騎
「頭の回転も速いもよいますます気に入ったぞー!」
「くぅ~!、この人これまで戦ってきたどの敵よりも強い」
「嬉しことを言ってくれではないかーー!」
この人は強い、でもなんだろう僕の名にはこの人と戦っているこの対してワクワクしている一歩間違えれば死んでしまうでも嬉しい、こんな強い人
と戦えてとても嬉しいと思っている自分に驚いた。
グロースターがライフルを乱射してくる
それを間一髪でかわす
「ライ君、楽しませてもっらているぞ!」
「人殺しがそんなに楽しいのか!」
「違うさ!君のような強敵と戦えることが楽しいのさ!」
「えっ!!」
「君もそうではないのか!!」
再びグロースターがランスを掲げて突っ込んでくる
それを廻転刃刀で受け止める
「ど、どうして分かるんです?」
「それは君が"エース"だからだよ!」
「"エース"だから?」
「そうさ、"エース"は自分と同等またはそれ以上の敵とあった時それを倒したいという欲が出るのだよ!」
「欲?」
「そうさ、礼を言わせてもらうよライ君!」
「えっ!」
グロースターが一気に後退するそしてランスを再び構え直す。
「そうさ、久しく忘れていたこの高揚感、この血のたぎり、懐かしいよ」
そう言われてみると僕も純粋彼に勝ちたいという欲が出てきた。
「僕は・・・あなたを倒すそして前に進む!!」
「よくぞ言った!、それでこそ一騎討ちを申し込んだかいがあったというものだー!!」
この人に勝つには"あの方法"しかない。
「いくぞーーー!ライ君!!」
「うおおおおおおお!!」
グロースターランスを構え、ランドスピナーきしませて突っ込んでくるまるで大地を切り裂くほどの気迫だ。
「うおおおおおおおーーーーーー!」
「はあああああああーーーーーー!」
バッキン!!という音がした
「なに!」
それはグロースターのランスが月下の"右腕を破壊した音だった"
「肉をきらせて、骨を断つ!!」
突っ込んでんきたグロースターを"左腕の甲壱型腕"でつかむ。
「これでーーーーーーーー!!」
「見事だーーーーー!ライ君!!生きていたら再戦しよーーーーーーーーーーーぞ!」
輻射波動がグロースターにくらう寸前にコックピットが外れた、あの人は死んでいない半分嬉しいのは僕が彼との
再戦を望んでいるからだろうか?。
糸の切れた操り人形のように月下は"片手を地面に着いた"。
「エナジーはもう無い・・・か」
そう言いながら卜部に通信をした
「卜部さん聞こえますか?」
「どうしたライ追撃部隊はどうした?」
「卜部さんゼロに伝えてくださいともに進めなくてすまないと、あとカレンにゴメンと・・・」
「おまえまさ・・・」
ライはそう言うと一方的に通信を切った。
「ここは、遠さないといっただろ・・・」
脱出コックピトの中でマティウスは笑っていた。
「わはははははは、負けた負けた久しぶりに負けた完敗だ、あれがヤマトダマシイと言うものかな?」
そう言いながら橋から少し離れたとこに落ちたコックピットから橋の上の月下を見た、サザーランドが月下に近付いていた。
「さて、顔を見せてもらおうかなライ君」
マティウスはまたニヤリと笑ったが次の瞬間に無線に叫びこんだ
「まて!戻れーサベージチーム、クロウチーム!」
「どうかなされましたか?マティウス卿」
「そいつは橋を落とす気だーーー!」
ライは月下の中で輻射波動のぼだんをおした
「みんなごめん」
そう言ったと同時にバァンという音と共に輻射波動が橋に注がれ追撃部隊のサザーランドともに月下も漆黒の海に消えた。
それをコックピットから出て見ていたマティウスは相手がテロリストであることも忘れ敬礼をしていた
「なんという覚悟、なんという行動だ」
「マティウス卿ご無事ですか」
後ろから声がした、そこにはパイロットスーツを着た兵士がいた、おそらく最初に撃破された機体のパイロットであろう。
「おお、お主無事もであったか、して貴公あれを見たか?」
「!!ッ、はい・・・」
「そうか・・・して貴公は機体のあのパイロットどう見る」
「あのパイロット自分の命を捨ててまで味方を救いました」
「ああそのとうりよ」
「私はあのパイロットのことはよく知りませんですがこれだけは言えます」
「うん?」
「彼はまるで蒼き守護神のようでした」
「うむ、私もその意見には同感だ」
そう言った時後ろの方から数機のトレーラーが来た、マティウスは最初は救援か?と思ったがどうも様子がおかしいしばらく
するとトレーラーから1人の男が出てきた。その男はマティウスを見ると静かにこういった
「蒼いナイトメアをみなかったか?」
「先ほど私と戦っておったわ」
男はまた静かにいった
「そのナイトメアはどこに行きましたか」
「さきほど橋を破壊して今は海の中よ」
「そうですか、ありがとうございますあとは我々にお任せください」
「そうはいか・・」と言いかけた時男はまた静かにこういった
「我々は皇帝陛下直属の機密情報局です、この命令は陛下の命令です、あなたは陛下に逆らうおつもりですか?」
「なに!ふむではあのパイロット生死ぐらいは教えてくれ。」
「ええ良いですよ、後日書類を送ります」
数日後マティウスの下に書類が届いたそのなかにはあのパイロットの報告書だった。
報告書には簡単な説明ととてもに残酷にとても残酷にこう書かれていった。
死亡と・・・
ブッラクリベリオン撤退戦
End
最終更新:2009年06月03日 19:49