文献情報

  • 横山浩之(監修), 大森修(編): 医学と教育との連携で生まれたグレーゾーンの子どもに対応した算数ワーク・初級編2, 明治図書出版 (2006).

作成意図

 監修のことば(5頁)によると、算数障害に立ちむかかうことを意図してつくられた本です。監修者は医師であり、「算数ができないという子どもは、90%以上、数の固まりの操作ができない」という観察に基づいて、このワークブックを作成したとのことです。

かけ算の出題

  • 「かけ算」をタイトルに含むページの最初は32頁です。2ずつ・5ずつで、1~2桁の数を書いていきます。これは、まとめて数える活動となっています。
  • 九九を9の段まで終えると、次は「長さ」の問題になります。かけ算の文章題は、77-79頁にあります。77頁には6つの文章題があり、奇数番目は式をなぞって書き、偶数番目は「×」の左右の数を自分で書きます。3番目と4番目は、基準量が後に示された問題です。

外部リンク

最終更新:2013年03月12日 20:56