「倍」とは

 助数詞の一つです。例えば「3cmの4つ分の長さ」は、「3cmの4倍」と簡潔に書くことができます。
 「~倍」は、無次元量とみなされます。したがって上の例を、単位も入れてかけ算の式にするとき、「3cm×4」と書く(「3cm×4倍」とはしない)のが自然です。
 かけ算が使われる場面で、「」と相対する概念として、「倍」と書かれることもあります。このときは助数詞ではなく、名詞となります。また「倍」だけで「2倍」の意味にもなりますが、算数ではあまり見られません。

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最終更新:2012年12月05日 06:38