「面積」とは
図形の大きさ・広さをあらわす量のことです。
「3

」のように、単位に「

(平方)」がつくのが特徴的です。(100

=1a(アール)、100a=1ha(ヘクタール)のように、平方のつかない面積の単位も、小学校で学習します。)
連続的な2つの数量のかけ算を、模式的に表すのにも利用されます。
学習指導要領に基づく、面積の学習
面積の概念は、第1学年から現れます。とはいえ、「長さ,面積,体積を直接比べること」となっており、直接比較などによるものであって、数値化はしません。
第4学年が最も重要です。そこには「面積について単位と測定の意味を理解し、面積を計算によって求めることができるようにする」「正方形及び長方形の面積の求め方を考えること」とあります。また学習指導要領解説には「(長方形の面積)=(縦)×(横)(もしくは(横)×(縦))」という公式も書かれています。正方形の面積の公式は、見られません。
第5学年では三角形、平行四辺形、ひし形、台形の面積の求め方を、第6学年では円の面積の求め方を学習します。そのほか、第5学年の「異種の二つの量の割合」で、人口密度が取り上げられています。
面積の利用
文献
- 文献:田村1978 49-52頁では、写像や定理といった言葉も見かけますが、その話の進め方は小学校の長方形の面積の公式化と同じことをしています。
外部リンク
最終更新:2012年12月11日 20:46