影編：妖気の障壁 - 影之伝説 @ ウィキ

ボス戦開始前

【彩女】
あなたが、我らを追っているという
忍ね。確か、影とか言ったかしら？▼

私の名は彩女。▼

短い間だけれど、よろしくね。▼

ホッホッホ。▼

【影】
！？　魔霊の仲間か！
なぜここに！？▼

【彩女】
ふふっ。▼

忍の里への隠れ道に、我らが
いる事にそんなに驚くなんて、▼

徳川の忍の足下も、ずいぶんと
おろそかなものねえ。▼

世をくつがえそうとするならば
あらゆる箇所に▼

間者を送り込む事など
当たり前よ。

【影】
な！？▼

【彩女】
ふふふ。▼

【影】
くそッ！　そこをどけ！！！
里は貴様らには渡さん！▼

【彩女】
そうはいかないわよ。▼

あなたは、私が地獄に送って
あげるんだもの……。▼

【影】
なんだと！？▼

【彩女】
かわいい妹達に、痛い思いを
させた事、後悔してもらうわ。▼

……後悔するのは、地獄で
だろうけどね。▼

【影】
妹、たち？　さては、
小梅と楓とかいう魔霊の事か？▼

お前も、あの二人のようになりたく
なければ、引け！▼

【彩女】
オーッ、ホッホッホッ。▼

二人を退けたからといって、
少々鼻を高くしてるのかしら？▼

妹達は、少々甘やかしすぎたせいで
けいこをサボりがちでねえ……。▼

二人が束になってかかっても、
私にふれる事すら出来ないのよ。▼

さぁ、いらっしゃい。
黒コゲにしてあげるわよ！！▼

ボス戦終了後

【彩女】
く、くう……。▼

【影】
さあ、そこをどけ。▼

【彩女】
ふんっ！　今さら行ったところで
遅いわ！▼

もはや、何人たりとも里には
入る事はかなわない……。▼

【影】
なに！？▼

【彩女】
里はすでに、いくつもの網に
包まれた。▼

誰も手を出す事など出来ぬ。▼

影、あなたは指をくわえて
見ているがいい……。▼

ふふふっ！▼

【影】
く！　また、消えた……。▼

……貴様らのすきにはさせぬぞ、
魔霊め！▼

網があるなら断ち切ればいい！
壁があるなら、こわすのみ！▼