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ボス戦開始前

【雪之介】
来たか……。▼

【影】
雪之介……。▼

霧姫をさらい、泰平の世を
乱そうとする愚かな所業、▼

許すまじ……。▼

……覚悟!!▼

【雪之介】
ふっふっふっ。
怒りに震えておるようだな……。▼

【影】
なに!?▼

【雪之介】
我らと同じよのう……。
怒りに震え、戦いを挑む……。
戦いとは、みな同じ物か……。▼

いや、人とは…そういう物か……。▼

【影】
なにを小賢しい!▼

同じになどするな!▼

【雪之介】
……ふん。
なにも判らぬ、徳川の犬めが……。▼

世の混乱だと?
この世が泰平だと?▼

……愚かしい……。▼

【影】
なにを!?▼

【雪之介】
やはり、貴様はこの私が……、▼

二度とほざけぬように
打ちのめしてくれる!▼

愚かな幻想と共にな!!!▼

【影】
否! 貴様らの野望こそ、
滅して地獄に送り返してくれる!▼

【雪之介】
ふんッ! やれるものなら
やってみろ!!!▼

来い!▼

ボス戦終了後

【雪之介】
ま、まさか……、この私が
敗れるとは……。▼

【影】
……辞世の言葉があれば聞こう。▼

【雪之介】
はっはっはっ……。
影よ、我を討つは、天晴れだ。▼

だが、貴様に妖四郎様が
討てるかな……?▼

【影】
……もちろん、悪しき魔霊は
打ち倒す。▼

【雪之介】
悪しき……魔霊か……。▼

…………。
影よ、一つ教えてやろう。▼

【影】
……?▼

【雪之介】
妖四郎様は、乱世の世、領民を守る
良き君主だった……。▼

小さく、貧しい国だったが、
圧政もなくまつりごとが行われ、▼

民は幸せだった……。▼

家臣として、まっこと誇らしい
君主であった……。▼

【影】
………。▼

【雪之介】
それがなぜ、妖に身を捧げ
世の転覆を狙ったか!?▼

影……、貴様に、わかるか?▼

……わかるか!?▼

【影】
ぐッ……。▼

【雪之介】
乱世の世でなにが起こったか!!!
乱世の武将が、なにをしたか!!!▼

【影】
う…、ぐうっ……。▼

【雪之介】
泰平の世などとうたいながら、
貴様らが過去になにをしたか!?▼

そのいしずえに、何体もの屍が
未練を残して冥土へ向かったか!▼

妖四郎様には、幼き妹君が、
いたのだぞ!▼

幼き妹君にすら容赦ない所業の
上に成り立つのが、泰平か!?▼

【影】
ぐう……。▼

【雪之介】
行け、……影。
貴様に理由があるのなら……。▼

その理由が、屍の数だけ積もった
怒りを晴らす為に戦う事より、▼

重いのならば…な……。▼

【影】
…………。▼

…………ある。▼

霧姫を助ける。
それが我が使命。▼

【雪之介】
はっはっはっ!
やはり貴様は、犬だ。愚かな犬だ。▼

【影】
それでも俺には、やらなければ
ならぬ事……。▼

雪之介、さらば!▼

【雪之介】
ふっ……。
まっておるぞ、地獄でな……。▼

ぐぅ……!▼

人の身体では、これが
限界か……。▼

くっくっく、やはり、魔霊の力を
得ておけば良かったか……。▼

否……、人として生き、
人として死ぬ事が……、▼

……我がほこり。▼

人として、妖四郎様を支えると、
誓った。▼

……出来ぬなら、どちらも
同じ……か…。▼

……雪花舞う、闇深き夜に見る夢は
うつつか嘘か、冥土の真か……。▼

…………。▼

…………。▼

…………。▼

…………。▼

……………………姫、
いま……私もそちらへ…………。▼

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最終更新:2008年03月16日 17:20