1-1開始前
【?】
……。▼
影、来たか……。▼
【影】
はっ! 長老様。▼
命により、推参致しました。▼
【長老】
ほほほっ。堅苦しいのぉ。▼
ここは城ではない、ちぃとは力を
抜けばよかろう……。▼
【影】
……拙者、すでにこの里を出、
忍となった者。▼
たわむれの言葉は、使えない身で
ございます。▼
【長老】
ほほほ。
それなれば仕方なし……。▼
ならば、急ぎ命を与える。▼
【影】
は!▼
【長老】
なあに、簡単な事じゃ。
間もなく、この里に客人を招く。▼
お前には、その客人を迎えに
出向いてもらいたい。▼
【影】
出迎え…で、ごさいますか……?▼
【長老】
そうじゃ。▼
大切な客人じゃからの、くれぐれも
失礼のないように頼んだぞ。▼
【影】
御意。▼
【長老】
……頼んだぞ、影。
まことに、大切な客人じゃ……。▼
【忍者】
ナカノ者ヲ、ワタセ!▼
【?】
ひーッ! 賊だぁ!▼
【影】
まて!▼
【忍者】
ナニ者ダ!?▼
【影】
かごの中の御仁を迎えに
上がった者だ。▼
だが、貴様のような忍の者を
共に迎えるつもりはない。▼
【忍者】
ナニヲ!?
邪魔ダテスレバ、ハイジョスル!▼
【影】
ほざけ! 行くぞ!▼
【忍者】
グハッ!
【影】
ふう……。
いったいどこの忍だ!?▼
!?
それよりも、かごは?▼
は!?▼
【?】
……ありがとうございます。▼
【影】
ご、ご無事で……。▼
【?】
久しぶりですね、影……、殿。▼
【影】
……霧、姫……様。▼
【霧姫】
やはり、こどもの時のようには
呼んでくれないのですね……。▼
【影】
………。▼
昔を懐かしんでいる場合では、
ありません。▼
ここは一先ず、里へ急ぎましょう。▼
さ、霧姫様、参りましょう。▼
【?】
ここから先へは……
行かせぬよ。▼
その女は、私が頂いて行く事に
なっている。▼
【影】
な、何者だ!?▼
【?】
ふふふっ、差し向けた忍霊を
倒した事はほめてやっても良いが、▼
その程度では……
私の名を聞く資格はない。▼
【影】
何をッ!▼
ならば、名を聞かずに
打ち倒すまで!▼
【?】
愚か者め!▼
フン!▼
【影】
うわあああぁぁぁーーー!▼
【霧姫】
キャーッ! 影ェェ!!▼
【?】
たやすい……。▼
姫も、もう少しまともな護衛を
付けるべきでしたね。▼
【霧姫】
か、影……。▼
【?】
姫、参りましょう……。▼
【霧姫】
影、どうか……。▼
【影】
な、なんだ? ここは、冥土か?▼
いや、景色も風も、先ほどのまま。
運良く助かったというのか……?▼
それになぜだ?
斬られたはずなのに……、▼
力が、腹の底から
湧いて出て来るようだ……。▼
否! 今はそんな場合ではない。▼
感じるぞ、この先に……。
これは、妖魔の気配か!?▼
……霧姫様、今助けに参ります。▼
ボス戦開始前
【?】
追っ手が来ていると、まってみれば
貴様か。▼
あれで、良くぞ生きていたものだ。
頑丈さが取り柄か?▼
【影】
黙れ!
霧姫様はどうした!?
【?】
お前には関係ない話だ……。▼
【影】
なに!?▼
【?】
お前はここで、死ぬ。
今度こそ地獄に送ってやるぞ!▼
かかってこい!▼
ボス戦終了後
【影】
はぁ、はぁ……。▼
【?】
ほほう、……面白い。▼
半刻前までは、ただの雑兵の
下忍かと思っていたが、▼
驚きほどに、腕力も素早さも
胆力すら上がったようだ。▼
あっさりと、ひねり潰してやろうと
思ったが、考えが変わった。▼
【影】
なに?▼
【?】
次に、私と会った時には
本気で相手をしてやろう。▼
【影】
逃げる気か!?▼
【?】
ふッ……、小賢しい。▼
貴様程度でも、私が力を抑えた
事くらい、わかるであろう?▼
【影】
ぐぅっ……。▼
【?】
生きていればまた会おう。▼
……そうだ、覚えておくがいい。
私の名は、雪之介。▼
……お前を殺す者だ。▼
最終更新:2008年03月18日 20:40