2009年4月29日の日記より一部抜粋 記入者:電子
前の記事でも言いましたが、今度は"一番信じてもらえそうも無い件"について書かせてもらいます。
Aは「霊的な"能力"があり、写真を見ただけでもオーラの色や出具合で人の性格的な事や嗜好が分かる!」とか「タロット占いが異常に当たる!」とかいった話しでも"有名な人"でした。実はそっちの噂も(むしろそっちの方が?)私にはたまらず魅力的なものでした。
私は昔から自分にそんな能力は全く無いくせに不思議な話しや恐い話しが大好きで、本怖系のマンガで時々「読者投稿の体験談のマンガ化」等のお仕事ももらっていました。
当時一緒にアシをしていたTも"自称・霊感が強いマンガ家"として自分自身の怖い霊体験をマンガにしてました。それまではそんな彼女を私は普通に「凄い!」と思っていたのですが。
ぶっちゃけAという"本物"を知って実際にお付き合いさせてもらうようになった後では、失礼ながらTからどんなに"またこんな怖い霊体験をした~!"という話しを聞いても何かもうただおどろおどろしい悪霊を視たとか"自分がワープした!(証拠も証人もナシ!)"ってだけの話しは嘘っぽいというか「…だから?」って感じになってしまいましたよ。"下らない…"と感じてしまうと言うか何と言うか…。
もう実際に私にとってAはまさに次元が違いました。
Aが"私はこんな悪霊を見た!"とか自慢げに言ってる訳ではないですよ?念のため。
むしろそんな恐ろしい体験は少なくて、感動的な話しやホッコリする話しが多かったです。
出会った当初から(実はAと初めての仕事場で!)興味津々の私は無礼は承知でズケズケとAを試すような事を山ほど聞きました。当時の私的にはちょっと意地悪な気持ちもあったと思います。口ばっかりでうさん臭い"自称"能力者をまんが業界で山ほど知ってるからです。
Aの霊的実力を実際に拝見して"噂"が嘘か本当か確かめたい一心でした。最初は「今はお仕事中だし…」と乗り気ではなさそうなAに「やっぱり逃げてるんだ!霊能力なんて嘘なんだ!!」って思っていましたが、間違いなく"本物"だったAは、しつこい私に根負けした感じで翌日から急に空いた時間に少しづつ"視て"くれました。
「今はお仕事中だし」って!ただの常識人の言いぶんでしたよ…。
Aは「本当にいいんですね?」と私に断った後で、前日この仕事場で初めて会ったAが絶対に知り得ないはずの私の"情報"を含めて、体中に鳥肌が立つくらいの的中率で色々と当てまくり、それにまつわる的確なアドバイスのようなものをもらいました。当時大嫌いだった親達に関して、あまりにも感動的な話しをされてしまい無意識で泣いてしまっていた自分にビックリした覚えがあります。
色々な情報を当てられるのは勿論ですが、それを「こうでしょう?」「こんな事もあったでしょう?」とただ当てていくのではないんです。
それだけでも凄いことなんですが、何故そうだったか、どうしてその時そうなってしまったのか、という理由やその人の考えや感情をとても分かりやすく、その事柄に関して私が今まで持っていた嫌なイメージや感情をほぐして優しく納得出来るように話してくれるのでとてもすっきりするし、本当に色んな事を許せる気持ちにしてくれるんですよ。
それだけでも人間的に器が大きいと言うか、もう単純に「スゴい!!」と感じましたし!
あと霊視っぽい感じでAが私を視ているときに「あれ、この人ってこんなに綺麗な人だったんだ…!!!」と、驚きの180°イメージチェンジでうろたえてしまいましたよ!
そんなこんなでその日の内に私はすっかりAを疑う気持ちも消え去って、キツネにつままれたような気分でお礼を言って「急にこんなに視てもらって…」みたいな事を言ったら「○○(私の名)さんがもう絶対にあきらめないって"分かった"から…」と少し困り顔で笑って言われてしまいました。
実際にAの霊的な能力には全く疑う余地が無いレベルで、何か独特の"凄み"のようなものがありました。私も最初は嘘か本当か確かめたい"疑り深いサガ"炸裂だったのが、後はもうとにかく何でもいいから話しが聞きたくて話しを聞いて欲しくて…の連続ですよ。
当然そうなってしまうのは私だけではなかったようで、Aは一日に結構多くの時間を"友人や知人達からの電話"で費やしてしまっていたみたいです。
こんな事を書いたら「私もAとは付き合いがあったけどそんな話しはしてくれなかった!」という方もいらっしゃるかもしれませんが。
以前Aが言ってた事ですが「その時に色々と言ってしまった方がいい人と、まだ言ってしまってはいけない感じの人がいて、たまたま自分がご縁でその時期お付き合いがある人で"言ってもいい"タイミングの人にだけこんな話しをする」のだそうです。それを聞いたとき私は自分のラッキーをマジで喜びましたよ!
実際に私はAに会った頃から"ドロドロしたオカルト"から完全に抜ける事が出来た気がします。あの頃はさらなる心霊的恐怖を求めてかなりエスカレートしかけてましたからねー…
体調も肌の調子も(苦笑)マジで最悪の頃でした。
プロデビューを果たして忙しいAに私も相当頻繁に電話を掛けていましたが一度マジで「お掛けになった電話番号は只今大変込み合っております…」ってアナウンス出ましたからね!!マジで!
思わずリダイヤルですよ。「チケピですか!!?」
一体一度に何件電話が重なったら流れるアナウンスか知りませんけど!一般家庭の電話ですよ。…凄すぎます。
これは他の知り合い漫画家さんも"L"の編集さんも経験してるんじゃないでしょうか。(笑)
以前にAが関西にいた頃の友人からとかも時々長距離で掛かって来てたそうで、その頃からAをよく知る
ニッシーから生々しい能力話しの武勇伝を山ほど聞きました。
当時Aは関西独特のノリで散々"能力実験(?)"まがいな事を遊び感覚でさせられていたそうです。
当時は数人のギャラリーの前でスプーン曲げとかもやってたそうです。
(20歳を過ぎた頃には"軽率な行いだった"と反省してやめたそうですが。)
一番疑い深いニッシーは"絶対に腕力を使ってる"とAを疑って、超高価な分厚いスプーンをわざわざ買って来てAを試したそうです。(苦笑)
結果その固いスプーンも簡単にくにゃりと曲がり、そして一旦曲がってしまった太いスプーンは逆に"腕力"ではビクとも戻らずだったそうです。
今もニッシーはその半分にきれいにたたんだみたいに曲がったままの元・高価なスプーンを宝物にして持ってるそうです!
でも、そんな事が何度かあっても絶対Aの能力を100%は信じたくなかったという"疑り深い"ニッシーがついに陥落(?)したのは、ニッシーが脳内に思い描いた7色の内の一色をAが当てる!というゲーム感覚の遊びだったそうです。他の誰に分からなくても一番疑り深いニッシーだけが「これは絶対嘘じゃない!」と嫌でも分かる方法だったらしく、実際Aは完璧に当てた上に、時々ニッシーが迷った色とその迷った色の順番まで言い当てられたそうです。
正に"自分の脳みそスケスケ"な状態に、もう99%以上信じざるを得なかったそうです。「途中からは何かもう楽しくて楽しくて!」って、ウットリしてました。(笑)
タロット占いやカード当てはもちろん、いきなり友人を紹介されたと思ったら「この子の部屋の間取りとかを当ててみて♪」って事になったりするそうです。
よく江原さんが"部屋の様子が見えますから…"って言ってますが、あれみたいなものなんでしょうね。
Aの場合は本人の許しさえもらえばその部屋の主の意識下の"部屋の中(?)"に入れてフラフラと自由に歩き回る感じで間取り等が分かるそうなのですが、色とか大体の形とかは分かるものの画像は極度のピンぼけ状態だそうです。
それで大方の家具の色や配置を言い当ててるうちに、その女の子の部屋になぜか気になるものがあったそうで。「誰か女の人?女の子の写真かな?」と聞くAに「そんなものには覚えが無い」という部屋の主。Aが「髪型は間違い無くポニーテールなんだけど…顔がよく見えなくて」って言った途端に部屋の主が凍り付いたそうです。「ポニーテール……っぽい髪型(時代物)の"真田広○"のパネルです…!」その時はさすがに周りで初めは面白半分で立ち会っていたニッシー達も悲鳴を上げたそうです。
東京に来てからは全然そういう"子供っぽい遊び"をしなくなったそうですが、もうその頃には一番疑り深いニッシーはAの事をほとんど信じてたそうです。(ほとんどというのがミソなんですが何故かと言うと"完全に信じる為に"、といった訳の分からない理由付けをいい訳にして漫画家デビューの為に東京に出て来たAを追ってニッシーも東京に来ちゃいましたからね!)
その"子供っぽい遊び"に関しては、日によって体調の具合とかで多少のバラつきはあったものの、ほとんど高確立で当たっていたり成功していたと、ニッシーが証言しています。
元々ニッシーはAの事を「大変な嘘つき詐欺師だ!!」って本人達の前で言ってはばからなかったそうです。その頃は「いつか(化けの皮を剥いで)ギャフンと言わせてやる!」がニッシーの口癖でAに粘着していたそうです。
実は内心では「嘘つき詐欺師か……(認めたくないけど)"マジで本物"だ…!」と思っていたそうで、そこら辺の我の強さをAも面白がっていたのかもしれませんが。
次の記事でニッシーがついにAを"完全に信じる事になった奇跡"についてお話しします。
これは私がAのお母さんから色々と直接聞いた話しですが、Aの母方の親族に"地元ではかなり有名な能力を持つ神道の巫女さん"がいらっしゃったそうです。ちなみにAの母方の家系はお宮さんを建立しているようなお家です。これも親族の方から聞いた話しですが、揃いの漆塗りの高足付きお膳セットが200客もあるような大きなお家だそうです!(旅館じゃないですよ!?笑)スゲー
それはおばあちゃんの代の話しで「結婚式とかある度に貸している内にどんどん無くなっちゃってねぇ!」って陽気に話してみんなで笑ってたけど…。大らかすぎ!返してもらって!!?(笑)
その後お母さんとかは色々と大変なご苦労もあったそうですが、なんせ皆さん豪快です。
お母さんの話しではAの不思議な力は子供の頃からだそうで、当時近所に住む全盲(光も見えなくて視界が真っ暗な状態だったそうです)の老婦人が「○○(A)ちゃんには大きな金色の羽が見えるからすぐ分かる」と不思議な事を言っていたそうです。実際に数人の子供の中からまるで見えているかのように正確にAだけを触ったりできたそうで、お母さんも本当に不思議がっていました。
その老婦人にはAは相当可愛がってもらったそうで、他にもAから色々と興味深い話しを聞きました。
お母さんは「(Aは)その"巫女さん"が守ってくれているのかもしれない」と言ってました。本当に不思議な人というのは実際にいるものです。
さて!そんな不思議な霊的能力を持ったAですが、約束事のようなポリシーとして、いくつか決まり事がありました。
まずは「占いとか霊能を絶対に金品を対価とした"商売"にしない事」です。
Aがどんなに長時間に渡り友人や知人の"霊的悩み相談"に乗ったり"タロット占い"をしてあげたり"お祓い"的な実働の協力をしても、全部に関して一切の対価としてのお金や物は受け取らない!という事です。
気持ちで(口で)お礼を言ってもらえたら充分だそうです。
その無茶とも言える献身的な実態を知って私もビックリしましたよ!
そんなだからもう友人知人から日常的に頼み放題のお願いし放題!!?みたいに人に頼られまくってAが自分の首を絞めているように見えました。
Aの修羅場中に電話を掛けて来て「〆切り忙しい~?」と言いながらマンガ家の知人が2~3時間も電話を切ってくれない事とかもざらだった!とチーフアシ(笑)のニッシーもぼやいてました。
チーフアシと言っても、その頃は基本的に背景等もほとんど全部Aが自分で描いていたので、アシはベタホワイトトーンを手伝うニッシーしかアシスタントはおらず、結果的にほぼ漫画ド素人のニッシーがチーフと呼ばれていただけなんですが!(笑)
私がアシとして初めて参加した時のニッシーの挨拶が
「チーフです!曲線は引けないからヨロシク!」でしたので!
…笑わそうとしてんのか!!?
Aが言うには「最初は頼る気持ちばかりで接して来る人も、ある程度丁寧にお付き合いしているうちに自然と落ち着いてきて、自立というか"頼る気持ち"も薄れるみたい!その後は今度は肉親でも友人でも他の誰かに対して優しく接してくれると嬉しい」という事なのですが…。
そういえばAが以前アシスタントとしてお仕事をしていた先生の話しで仰天のネタが!
その先生が"ある悩み事"を思い詰めてAに相談を持ちかけて来たそうです。
先生のお母様は昔、突然家族を置いて失踪されてから全く連絡も手がかりも無いまま10~20年(?)経っているそうで。最近(その当時)お父様が体調を大きく崩されて、このままお父様に万が一の事があったら…と思い悩んでいたそうです。
Aはその悩みを聞いてすぐに引き受けたそうです。(って!それは"逢わせ屋さん"の仕事ー!!)
帰って来たAは、当時同居していたニッシーを"人払い"して熱心に集中祈願して、作法に習って"祈願のお札"まで書いて千代紙に包んだお守りを作ったそうです。頼まれてファミレスでかなりの時間をつぶしたニッシーから詳しく様子を聞いてます。
Aがその"お守り"を先生に手渡してから何と3日後…!
3日ですよ!!?(ニッシーの記憶が正しければ!)
その先生がお仕事をする編集部から「お母様から連絡がありまして」という電話が先生に入ったそうです!!!
事情を知らない編集部は「…?」だったかもしれませんが、その先生の驚きようと喜びようは大変なものだったそうです!(そりゃそうですよね…!)
ちなみにお母様の方は風の噂で娘がその雑誌でマンガ家をしている事はご存知だったそうで、それで編集部に電話を掛けたそうです。
その後、対面したお母様にその先生が「実はこれこれこんな訳で…!!」と、Aのお陰で自分の身に起こった奇跡を説明してくれたそうですが、お母様は「たまたまちょっと気になって連絡してみたくなっただけよ!」と、不審そうだったそうです。
まぁそれも当然の反応かと思いますが、失踪してから10数年の間に連絡の一本もして来なかった人が、お守り渡して"ちょっと気になって"3日後に連絡をしてきたってのが凄いことなんですよね!!!
そんな事があってから無事にお母様は帰っていらしてお父様の体調も回復されたそうで、マルッとめでたしめでたしだったそうです。
こんな奇跡的な大仕事を成し遂げてもAはその先生から「本当にありがとう!!」と、言ってもらっただけだそうですよ。
そしてそれだけでAは充分だったそうです。
ニッシーは多少…というか、当時かなり不満があったそうです。
Aが自分の仕事や生活を後回しにして"人の事"に無償で取り組む様子はとてつもなく理不尽に見えたそうです。仕事が押すしね!?まぁ私もよく分かります!
「あんな事、普通の霊能者(笑)や探偵会社にお願いしたら一体いくらになると思う?しかも3日で結果出してるんだよ!?」などと現実的な話しをして愚痴ってました。分かります!!(笑)
ぶっちゃけ、客観的な気持ちから言えば「どんなお人好しやねーーーん!!!」の一言に尽きますよね!!
Aの不思議な話しなら本当に他にも枚挙にいとまは無いですよ。
担当編集さんの嫁さんの写真を見せられて「オーラ診断」させられて、もちろん何も聞いてないのにAは「創作活動…されてますよね?」って分かったそうで、その時に創作物の画像が浮かんだそうです。
その担当さんも"不思議な事に興味は強いものの、実際はかなり否定的?"という一番苦手なタイプだったそうです。
写真一枚で軽く"創作物"と言い当てられてかなり驚いていたみたいです。
その件をAはあまり深くツッ込むつもりは無かったのに、担当さんは自分から奥さんの"創作物"の話題を振ってへこんでいたそうですよ?
その詳しい内容は聞いてませんが、実際Aに見てもらうと目からウロコが落ちますよねー…。
とにかく「3日で失踪中のお母さんから連絡があった某マンガ家さん」も「奥さんの特技(?)を見抜かれた担当さん」も「無手術で肉腫を取ってもらったニッシー」も、初めて会った次の日に色々と完全に言い当てられた私も、みんなちゃんと実在しますので。
怪しいかもしれませんが(そんなの私やニッシーが一番分かってますって!)嘘や捏造は一切無い、ただもう驚愕の事実です。
一々は書きませんが以前にAとある程度のお付き合いがあり、その時に丁度タイミングが合ってリアルに"不思議体験"をされた方々はたくさんいらっしゃると思いますよ?
とにかく面白おかしく言われてるような「オーラが見える」とか「霊と会話が出来る(?)」とかいったレベルでは逆にありません…。
さて、そんなAの能力の"約束事"の一つに「絶対に自分の事を占わない、自分の都合や"我欲"に、能力は全く使えない」というのがあります。
そんなーーー…!!!って感じですが!
そんなもんらしいです。
苦労人でお人好しのAらしく、自分の事は逆に「どうしようもないから受け入れるだけ!」と潔く割り切ってました。
ただそんな能力の持ち主、苦労人のAを見捨てない"類友"のような方々がいらしてて、自分の事は分からないAに時々仰天のアドバイスをしてくれてました。
私も一緒に興味津々で聞いたりしてたので本当だと証言できます。
私もニッシーも(お一人は神鏡も!)よく知ってる方々なので、またあらためて彼らについて書きます。
この辺りからやっと「前世ネタ」らしくなってくると思います。
最終更新:2009年10月14日 14:34