⊿ 二つの焔の為にも...(2007/04/28)
SHKには我等を繋げてくれた二つの焔が在った...
Roman本ツアー...DVD上映会ツアー...二つの長い旅を経て
各地のローラン達を繋げることに命を懸けた...イヴェール・ローラン
そして...其の上映会の模様を諸君に届けようと尽くした...ジュダ・ローランである
しかし...其の彼等はもう居ない...この世界には居ない...哀しいが其れが事実だ
君達が繋がる物語の扉を開けることで...彼等の役割は終わってしまったのかも知れない...
されど...彼等は自分の物語を...最期の瞬間まで...精一杯紡いだと...此処に記そう
なぁ...諸君...君の物語は誰かと繋がれたかい?
月と太陽の銀盤を廻せば逢える...なんて月並みなことを言うつもりはない
本当の彼等は其処には居ない...其れは切っ掛けを与える為の虚像だ
でもね...ほら...君の唇には...もう詩が灯っているだろ?
力の限り詠ってごらん...何処に居たって僕達はRomanで繋がることが出来るんだよ
運命は此の先も君達から大切なモノを奪い続けるだろう...其れが人生だ
だが...どんな運命であれ...君達から其の詩を奪うことは出来ない
小さき焔は消え去ろうとも...また別の焔に詩を灯すことが出来るのだから
此れを終わりと考えてはいけない
むしろ...新しい始まりと考るべきではないか
地平線の旅人達に馴染み深く言うなら<ハジマリ>だ
彼等の焔が照らしたものは決して無駄ではない...其れが我等だ
其のことを忘れないで欲しい...物語は現在...此処から繋がってゆくのだから
諸君...過去があるから現在があり...そして未来がある
だが...過去にのみ囚われてはいけない...其れが哀しい過去なら尚更だ
王は先へ進むぞ!君達も続け!
最終更新:2017年07月12日 16:28