- 信頼性を特徴とする「rsyslog」
- reliable(信頼できる)シスログデーモンを目指して名付けられた「rsyslog」は、名前の由来となっている信頼性とともに、豊富な機能も特徴としています。TCPを使ったシスログの配送や、MySQLをはじめとするデータベースとの連携など、2004年の開発開始以来、syslogdに求められた機能を積極的に取り込んでいます。
- Fedoraではバージョン8以降、rsyslogを標準のシスログデーモンとして採用しています。主な特徴は次のとおりです。
- rsyslogの主な特徴
- TCPを使ったシスログの転送が可能
- MySQLやPostgreSQLをモジュールなどで拡張することなく、ネイティブでサポート
- libdbiを使用すれば、Firebird/Interbase/MS SQL/SQLLite/Oracleなどに対応可能
- シスログの圧縮転送が可能
- stunnelを使ったシスログのセキュアな転送が可能
- シスログのディスク書き込みで、I/Oの処理が間に合わない場合など、スプールを使用することができる。特にバックエンドにデータベースを使用している場合に有効に機能する
- syslogd.confと互換性のある設定ファイルを使用できる
- RFC3195(http://www.ietf.org/rfc/rfc3195.txt)のサポート
- 2Gbytesを超えるサイズのログファイルをサポート
- モジュール構造を採用しており、モジュールで機能を追加することができる
やはり、信頼性確保のための機能が目を引きます。RFC3195はシスログ転送方式の信頼性を高めた、新しい転送方法を定めたものです。対応する機器は多くありませんが、今後の普及が期待されています。
rsyslogはいち早くRFC3195のサポートをうたっています。syslogdでも
syslog-ngでも、データベースへのシスログの保存は、パイプ処理を使って外部プログラムを呼び出すことで実現しています。さらにrsyslogは、その仕組みの中にMySQLやPostgreSQLとの連携機能を有しているため、大規模な運用でも効率よくシスログをデータベースに保存することができます。
最終更新:2008年07月15日 20:55