彼奴は愛情だよ、そして未来だよ、力だよ、愛だよ。
僕らが怒りと屈託の間に立って、空しくそれが、嵐と放心の空を過ぎ去るのを眺めるだけなのだ
――アルチュール・ランボー、精霊
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子供一人が過ごすには、ちょっと広めの部屋。
私の知らない織り方と、独特な模様が特徴的な四角い絨毯。
フローリングの上に、開きっぱなしで散らばった、私のだらしなさを証明するかのような本の数々。
液晶テレビが当たり前となった世間の流れに逆らうような、四角いブラウン管のテレビ。
百科事典や小説、漫画が収まった、見てくれだけは立派な本棚。電気スタンドだけしか乗っていない勉強机。そのすぐそばに配置されたベッド。
そして、ベランダへと通じる窓。それが、私の世界の全てだった。
今日も私はやる事がない。
暇な時間は、私と言う人間に何かしらの行動を起こさせる。日がな一日を、眠って過ごす。
十分睡眠を取り、眠くなくなった時には適当に起きて、本を読む。今では、開く事すら面倒くさかった百科事典も、半分近くは読めてしまったほどだ。
本を読んだり、古いゲーム機を動かして時間を潰したら、後はまた寝る。そんな生活を、私は繰り返す。
何度も、何度も、何度も、何度も。ずっと、ずっと、ずっと、ずっと。私が大人になるまで。『こんき』を逃すまで。おばあちゃんになるまで。
私に親はいたのかな。よく解らない。
優しい父さんと母さんがいたのかも知れない。どっちかが乱暴者だったかもしれないし、どっちも駄目な人間だったのかも。
いや、もしかしたら、犬や猫から、ゼリーとプリンから私は生まれたのかもしれなかった。私の親は、一体誰なのかな
机に向き合って、白いノートにマーカーペンで落書きをしていた私は、開いたノートとキャップをしめないペンをそのままに、
自分の体臭や何やらが染みついた陰気くさい部屋の中をぐるぐるとまわり始めた。
今日も私は一人だった。一緒に話す子供も、一緒に話す年上の人もいない。私には、誰がいたのかな。よくわからない。
コンコンと、窓を叩く音。
此処はちょっと値の張るマンションの最上階に近い階層。どんな泥棒だって、リビングからこの部屋に何か入って来れるわけがない。
こんな高い部屋のリビングに何の道具もなしに入って来れる何て、鳥人間でもない限りは出来るはずがない。
だけど、私は驚かない。窓のガラスをノックするそれの存在を、私はしっているから。念のため窓の方に顔を向けると、あぁ。やっぱりそうだった。
最近出来た、私の部屋の居候。勝手に私のところを訪れるなり、『セーハイセンソウ』だの『願いが何でも叶うかも知れない』と大嘘をついていた、無口なネコ人間。
何処かの童話にでも出てきそうな、おしゃれな羽根つきの黄色いベレー帽と上下の服、そして、薄い紫色のマントを羽織った、白い体毛が特徴的なネコの人間。
これで、細い、フェンシングの選手が持っているような剣を片手に構えていれば、本当に何処かの童話の世界から飛び出して来たような騎士様のようだったろう。
でも、このネコは騎士失格だ。どんな絵本に、出演したいと自分を売りに行っても、門前払いが関の山だろう。
一目見てわかる、所々が汚れた毛並み。身体から匂う、血と、据えた……なんだろう。栗の花みたいな匂い。
そして何よりも、その目だった。暗い。濁っている。そして――表現するのもうっとするほどの、『憎しみ』がその黒い瞳で暴れていた。
それはまるで、私のようだった。姿形は私と似ても似つかない。なのに、その目だけが、私にそっくりだった。
普通の人だったら追い出しても当たり前のネコだったが、私は何故か、このネコ人間を受け入れる事にした。親近感、って奴なのかな。
私は、ネコ人間が佇んでいる窓に近付いて行って、施錠を外し、引き戸タイプの窓を開けてやる。
何の礼も言わずに、ネコ人間は部屋の中に入って行き、絨毯を敷いていないフローリングの上で寝転がった。
何をしてたの。私は訊ねた。
「しつこくサーヴァントを追い回してた」
面倒くさそうにネコ人間は言った。サーヴァントとは、彼と私の敵のような物であり、そして、このネコ人間自身の事でもあるらしい。
私は次の質問を投げ掛けて見た。追い回してどうなるの、と。
「実質死んだも同じになる。それで、聖杯に近付く」
何でも願いが叶うって言う物を求めて、どうするの。
「こんなクソな世界を消してしまいたい」
特に、何の驚きも私には無かった。
私にはわかる。このネコ人間が、途方もない理由から世界の全てを憎んでいると言う事が。
過去に何があったのか、私にも解らない。説明されても、嘘だ、と思わず口にしてしまいそうな程壮絶な理由であるから、安易に口にしたくないのかも。
別に、それならそれでもいい。私は、このネコ人間に昔何があったのか、特に気にしないのだから。
そして、このネコ人間の野望も、私は特に何も思わない。その夢を否定しようともしないし、間違ってる何て事も言わない。
だって、私も同じ理由だから。こんな世界、何の価値もないから。滅んでしまえ、消えてしまえ、なくなってしまえ。
ネコ人間の姿が消えてなくなる。何でも、「れいたいか」と言う奴で、私に負担の掛からない状態らしい。
負担が何を意味するのかはわからないけれど、私が苦しくならないよう配慮はしてくれるらしい。変なの。
窓を閉め、施錠をちゃんとして、私は机の所に向かって行く。
罫線が設定されたノートには、私にもちょっと意味のわからない落書きで埋め尽くされていた。
口と目から血を流している、輪郭のない顔。泥かうんちをこねて作ったような不気味な頭と両腕。汚い海。空。
ノートを閉じ、窓から外の風景を眺めてみる。
空の色は、不気味な紫色だった。鳥が一羽、窓を横切った。
視神経の繋がった状態で眼球をぶら下げ、胴体から腸をぞろりと覗かせながら、何ともない様に羽ばたく鳥だった。
大百科の中の鳥は、あんな風だったっけ。私は、よく覚えていなかった。こんなに、物忘れ、激しかったっけ。
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在るサーヴァントのランサーは、非常に困惑していた。
彼はつい二日前、長靴をはいた猫の童話から飛び出して来たような服装をした、猫と人の相の子のようなバーサーカーと一戦を交えていた。
全身から、血の匂いと、腐乱した精液の臭いを漂わせていたあのバーサーカーは、狂戦士のクラスの常として、スペック自体は中々のもので、苦戦した。
狂化していながらも高い練度の魔術を操るその様は、ランサーと彼のマスターを大いに驚かせたが、それでも、何とか退ける事は出来た。
彼らはあのバーサーカーと戦った帰りである。こちらはまだ宝具を開帳していないが、向こうは自身の手を凡そ明かしたと、ランサーは考えている。
次に戦った時は、こうは行かない。そんな決意を胸に、ランサーは、自身のマスターが拠点としている、東京は北区のある住宅街の一軒家に戻り、失った魔力等の回復に努めていたのだが……。
「ゆげげ、ゆぴぴ、ゆぴょょょょよ!!」
知性も何も感じられないような奇声を上げ、およそ彼の手に持てる程度の重さの家具や小物類を、天井目掛けて放り投げながら、
リビング中を走り回っているのである。ランサーには、信じられなかった。この壮年が、ランサーを召喚した時に堂々たる態度で己に接し、
あのバーサーカーとの戦闘の際には、当意即妙な指示を飛ばし続けていた男であると言う事が。
予兆が始まったのは、昨日の事だった。
昨日からランサーのマスターはずっと、耳から熱した鉛でも流されるような頭痛を訴えていた。
当初は、あのバーサーカーの影響かとランサーも考えたが、頭痛自体は、ものの一時間程度で回復した。
その後だった。この壮年が、ランサーには見えない何かが自分に見える、と訴え続けていたのは。
例えば、蛇口を捻ったら人間の血液が出て来たとマスターは主張していたが、ランサーの瞳にはどう見ても血液所か色水ですらない、単なる真水であった。
例えば、部屋に飾っている観葉植物の葉っぱに、血走った瞳といやらしく歪む唇が浮かんでいると主張していたが、ランサーの目には単なる緑葉しか映っていなかった。
例えば、近所を皮膚のない人間が歩いていたりだとか、半分近くまで抉られた人間の頭を生やした植物が歩いていたりだとか、
せむしの男や女、分厚く膨れ上がった皮膚に覆われた直径二mにもなろうかという女がいたりだとか主張していたが、やはりランサーの瞳が映す光景に、異常はなかった。
恐らくは、酷い幻覚症状に自身のマスターが陥っているのだろうとは、ランサーは思っていた。
精神的な疾患も、薬物を用いたと言う事実も、目の前の壮年にはなかった。となれば、思い当たるフシは、一つ。
あのバーサーカーとの戦いであろう。しかし、あのバーサーカーは、ランサーの奮闘によって、マスターに触れる事すら出来なかった筈。
それなのに、此処まで酷い影響を与える事など、あるのだろうか。……もしや、自身が認知出来なかっただけで、宝具を既に発動していたか?
そんな事を考えながら、発狂、錯乱をし続ける自身のマスターを眺めるランサー。
無事を確認する言葉を幾度となく投げ掛けた事もあるランサーだが、マスターには彼の言葉が全く届かない。
所か、「顔の半分が赤いゼリーみたいになっている人間」と、このマスターには映っているらしく、そう言う人物であると言う前提で、マスターが話すものだからまるで話にならない。
薄情な性格どころか、真っ当な感性を持ったサーヴァントであろうとも。
このような状態になったマスターには見切りをつける事だろうが、このランサーはそんな事は考えなかった。
自分のマスターは確実に、あのバーサーカーの影響で発狂してしまった、と知っている事と、このランサー自身が、義侠心に篤い男だと言う事もある。
元凶を葬れば、絶対にマスターは元の威厳ある姿を取り戻す。――そんな事を考えていた、その時であった。
部屋中を獣の如くに暴れ回っていたマスターが、突如動きを止め始めた。四散した食器の破片が密集した地点に彼は立ち尽くしており、
足裏からジクジクと血液がフローリングの上に滴っていた。
「ど、どうしたんだ。マスター……?」
それまで躁病を爆発させていたように暴れ狂っていたマスターが、人が変わったように静かに佇み始めたのを見て、
安堵よりも先にランサーは困惑を憶えた。こう言う時が怖いのである。騒いでいた人間が逆に沈黙をし始めた時は、えてして不気味な物なのだ。
ランサーの問いに、マスターは答えない。操る為の糸を断ち切られたマリオネットの様に、だらりと腕を下げ、頭を垂れて。
二本の脚が、今の彼を支えているのが不思議な程だった。指で突いただけで、今の彼は倒れ込みそうな程、不安定である。
ピシュンッ、と言う、圧縮された空気が勢いよく噴き出るような音が、部屋の中で響いた。
その音だけであったのならば、何も問題はない。問題は、その音と同時に、割れた窓ガラスから入る太陽の光よりも、
眩くて白い光が、『陶器を割ったような亀裂を顔面に生じさせたマスターから』放たれていると言う事であった。
ランサーがその変化に驚くよりも速く、風よりも早く動き、鋼すらも細断する妙錬の槍技を持つこのサーヴァントが、両膝をフローリングに付いてしまった。
力がまるで入らない、筋肉が弛緩しているようだった。この感覚は、サーヴァント特有の、魔力を使い果たした事による機能低下に他ならない。
魔力の経絡(パス)がマスターと通じているから解る。サーヴァントがマスターから魔力を供給しているのでなく、『マスターがサーヴァントを構成する魔力を吸収している』のだ。
「な、……に……が」
急速、としか言いようのない勢いで魔力が吸われて行く。
指一本動かすどころか、この世界で、このランサーとしての形を保つ事すら出来ない程だった。
自分の身体が薄れて行き、大気と同化して行っているのが良く解る。
霞む視界に、自身のマスターの姿が映っていた。
亀裂から壮年の男の皮膚が、筋肉が付着した状態で剥離して行くその様子は、まるで垢が身体から落ちて行くかのようだった。
顔の筋肉が全て剥げ落ち、眼窩に眼球が嵌められた状態のままの頭蓋骨が、フローリングに落ちた。乾いた音を立てて、それは割れ、大脳が零れ落ちる。
それと同時に、壮年の男性が纏っていた黒いスーツが、その内側の骨格や筋肉がついた皮膚ごと弾け飛び――男の身体に巣食っていた怪物が姿を現した。
壮年の身体に生じさせていた亀裂が放った、天使の放つ後光を思わせる白光とはまるで趣を異にする、汚穢で淫猥な黒い体色がよく目立つ。
だが真に冒涜的なのはその姿であった。それは一言で言うならば、人間の女性器と子宮を連想させる様な卑猥なシルエットをした、大柄な化物だった。
醜く膨れ上がった胴体には、牙を生え揃わせた大陰唇状の口がポッカリと空いており、その口穴の先には、ゾッとする程赤い空間が広がっている。
基督、仏教、イスラム教を問わず、凡そありとあらゆる聖職者は、この怪物の淫らで、神と女とを侮辱する姿をしたこの存在を見れば、嫌悪の念を隠すまい。
そんな見るのも悍ましい姿をした存在は、身体の下部から黒く細い触手状の物をうねらせ、赤く血走った瞳で、消滅しかけているランサーを見つめていた。
「マス……ター……!!」
壮年のマスターの表面積を超える程の大きさをしたこの怪物が、どのように彼の身体の中に納まっていたのだとか。
そもそもこの怪物は何者なのだとかいう疑問は全て、ランサーの心から吹っ飛んでいた。
直感が、告げている。この怪物は危険だと。主君殺しが許され難い不義であると解っていても、自分が討たねばならないと。
この存在を生かしておくのは、危険極まりない。よろよろと立ち上がろうとするランサー。それを見て、大陰唇を思わせる口から、音の塊が噴出させ始めたのだ。
「GYAPYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!!!!!」
部屋中のフローリングや窓ガラスを破砕させ、タンスやテーブルを吹き飛ばす程の音響の叫び声を上げながら。
黒い金属に似た質感の身体を持ったその怪物が、凄まじい速度でランサーの方に突進。
余りの速度にランサーが面食らったと同時に、彼の身体は、化物の体当たりで粉々に砕け散り、遂に消滅した。
常ならば対応出来た事であろうが、魔力を吸われ過ぎて弱体化したランサーに、この攻撃を避けられる筈もなかった。
かん高い叫び声を上げさせながら、鉄の怪物は、天井と屋根を突き破りながら、上空へと飛翔していった。
化物の行方は、誰も知らない。
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世間からすればきっと、私という人間は、いわゆる『引きこもり』、と言う奴になるのだろう。
実際その通りだと思うし、否定できない。外に出る事も、今世間では何が話題になっているのか、それを理解するのも私は億劫だった。
だけど、最近私の部屋に、あのネコ人間と言う居候が出来てから、少しだけ、今外で何が起こっているのか私は気になって来た。
何でも願いが叶うと言う聖杯戦争。あのネコ人間はそんな突拍子もない事を口にしていたが、本当にそんな事が今外で起っているのだろうか。
嘘を吐いているのかも知れないが、それを確認しに外に出かける事も、私には面倒くさかった。
だから、私は妥協案として、テレビのニュースで情報を探る事とした。パソコンは、この部屋にない。何でだろう。
テレビの電源を付け、チャンネルをニュース番組のそれに変える。
テレビに映っていた女性アナウンサーの顔は酷く膨れ上がっており、目玉が半ばまで飛び出している。
何でこんな人を公共の電波に出演させているんだろう? 私はちょっと、理解が出来なかった。
顔はこれなのに、声は綺麗な女性のそれと言うのが、凄いギャップを人に与える。
「では次のニュースです。一体何が起ったのでしょうか。東京都北区の上十条で起った、計二十人もの人間が殺され、八軒もの家屋が破壊された事件で――」
そう言ってテレビは、映像を映し出す。
木端微塵に、爆弾でも使われた後としか思えない程破壊された家と、その周辺を捜査する警察の人たちの映像。
そして、周辺にいた人々からテレビ局の人が事情を尋ねるシーン等々が、私の瞳に映っている。
このニュースは五分ほど続いたが、結局あの酷い顔のアナウンサーは、事件の全貌は未だ掴めず、と言う言葉でこのニュースを締めくくった。
……やっぱ怖いから外に出るのはやめよう。
そんな事を考えながら、私は、絨毯の上で胡坐をかきながらテレビを見つめるネコ人間に目線をやった。
心なしか、彼の口の端が、吊り上っているように私には見えたのだった。趣味悪い。
「そんなに面白い?」
私は訊ねた。
「面白い」
ネコ人間――いや、バーサーカー、――いや。
真名――本名に近いらしい――を『マルクト』と言うネコ人間は、愉快そうにそう返答したのだった。
【クラス】
バーサーカー
【真名】
マルクト@すでに私たちは地獄のまっただ中でした
【ステータス】
筋力B 耐久C 敏捷A 魔力A 幸運E--- 宝具B
【属性】
中立・狂
【クラススキル】
狂化:EX
バーサーカーは普通に意思疎通が出来る上に、会話する事も可能だが、それと引きかえに通常の狂化とは異なりステータスアップは発動しない。
バーサーカーの狂化は、極めて高ランクの精神汚染と無我スキルを内包しており、彼とコミュニケーションを取り続けた場合、低ランクの精神汚染を獲得する。
また、読心等と言った精神干渉を無理に行った場合、致命的に精神を破壊される可能性が極めて高い。
【保有スキル】
魔術:B
攻撃の魔術よりも、回復や補助の魔術にバーサーカーは長けている。
魅了:D
中性的な容姿の持ち主。綺麗な容姿をしているが、その綺麗さはあくまでも若さに由来するそれの為に、ランク自体は低い。
娼妓:C
長年男娼として働き培ってきた性の技術。ランクCと言う値は、女性のみならず男性までも、悦ばせる事が出来る。
幻覚症状:EX
バーサーカーには、彼だけしか見る事の出来ない幻覚が映っている。その幻覚の内容は表象不可能で、そして無秩序なものの集まり。
ランクEXは、最早日常生活が送る事の出来ない程深刻な幻覚を恒常的に見せられているレベルだが、バーサーカーはこれに対して平然としている。
このスキルの影響で、他サーヴァントが彼の精神に介入したり、その視界をジャックした場合、当該干渉サーヴァントは精神を破壊される。
精神耐性:EX
高ランクの精神汚染と、極めて高ランクの世界全体に対する憎悪が綯交ぜになった、評価不能の精神耐性と言うべきもの。
バーサーカー自身が最初から発狂しているも同然の状態の為に、精神干渉を無効化する、と言うよりは、初めから意味を成さない物と言った方が正しい。
【宝具】
『勝利すべき剣(ティルフィング)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:2 最大補足:1
バーサーカーが振っている片手で持てる程度の重さの長剣。
北欧神話の古エッダに登場する、呪いの魔剣と同じ名前であるが、正確には全く別の剣と言うべきもので、この宝具には呪いの効果はない。
所有するだけでバーサーカーの筋力ステータスをワンランクアップ、魔力ステータスの方はワンランクアップさせた上で+の補正を一つ付与させる。
更にこの宝具による攻撃が成功した時、確実に、この宝具による攻撃判定は2回行われ、回数相応のダメージを相手に与える事が可能となる。
平時のバーサーカーのステータスは、この宝具を持っている状態で固定化されているが、何らかの手段でこの宝具を失った場合には、上記の補正効果は消滅する。
『ニンゲンの王』
ランク:- 種別:- レンジ:- 最大補足:-
生前バーサーカーが有していた筈だと、彼の父親である男がバーサーカーに見出し、そしてサーヴァントとして召喚されたバーサーカーに備わっていると考えられている性質。
その本質は、後述の宝具の感染者が最終的に変異する[削除済み]を率いる為の資質であり、バーサーカーは彼らに対して凄まじいまでのカリスマを発揮する。
『いざや行け、新たなる地に子供らよ(カティクル)』
ランク:EX 種別:■■■■■■■■■ レンジ:■■■ 最大補足:■■■
バーサーカーが感染している正体不明の精神病。感染元は不明で、どのような経路で感染するのかも不明。
発症すると極めて重度かつ深刻な情緒不安定や精神の錯乱、幻覚症状を引き起こし、感染者の精神を著しく破壊する。
病状が進行すると、最終的に感染者の身体は、黒ガネの怪物とも形容されるおぞましい容姿の化物に変貌、周囲に破壊を振り撒く。
バーサーカーと接していると確率でこの宝具は感染するが、構成要素が魔力そのものであるサーヴァントには、この宝具は感染しない。
しかし、この感染病の本質は単なる精神病ではなく、その正体は滅び■■人類■地■■ら■■■に逃す為に、■■宙に■■■来る■■■に■■させる、
と言ういわば■■救済の為の■■。この宝具もとい感染病を生み出した存在は■■キニ■の星を生み出した女神の片割れであるヴァ■■■であり、■
彼女は■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【weapon】
宝具参考
【人物背景】
人間の屑である父親による一方通行的な虐待を受け、父が作った莫大な借金の返済の為に男娼として働かざるを得なくなり、
莫大な借金に付随する利子と虐待の最中に発症したカティクル病に苦しみ、日々の生活を地獄と認識して過ごし、世界の全てに憎悪を抱いていた少年。
後に彼は、ホモセクシャルの仲間である男とボロ雑巾のような女と共に、自身が患ったカティクル病を治療する為に世界各地を旅して回り、自身の病気の真実と、
自分が何をすべきなのかを悟る。世界の根源とも言うべき地に足を運び、彼は其処で[削除済み]の選択を選ぶのだった。
【サーヴァントとしての願い】
この世の全てを、己の患った病気で破壊し憎悪する。
※バーサーカーの単独行動により、彼らが拠点としている足立区或いはその近隣の区に、カティクル病を発症した住民がいるかも知れません。
【マスター】
本名不明(仮に、『窓付き』と呼ぶ)@ゆめにっき
【マスターとしての願い】
???
【weapon】
【能力・技能】
すぐに眠れ、夢を見れる。それだけ
【人物背景】
ひょっとしたら単なる引きこもりなのかも知れないし、児童虐待を受けた哀れな子供なのかも知れない。恐らくは自身の境遇を、彼女自身も解っていない。
【方針】
考えてない。
候補作投下順
最終更新:2016年03月12日 22:00