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Ver3/~傾星の妖狐~」を以下のとおり復元します。
 ~傾星の妖狐~(R)
:基本情報|
|BGCOLOR(#FFD9B3):名前|~&ruby(けいせいのようこ){傾星の妖狐}~|
|BGCOLOR(#FFD9B3):真名|九尾の狐|
|BGCOLOR(#FFD9B3):種族|降魔|
|BGCOLOR(#FFD9B3):ジョブ|マジシャン|
|BGCOLOR(#FFD9B3):初期カルマ|1|
|BGCOLOR(#FFD9B3):カルマ取得速度|FAST|
|BGCOLOR(#FFD9B3):<タイプ>|<怪異>|
|BGCOLOR(#FFD9B3):タイプ|百鬼|
|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|700|
|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK|190|
|BGCOLOR(#FFD9B3):DEF|210|
|BGCOLOR(#FFD9B3):ハイアーツ|有|
|BGCOLOR(#FFD9B3):CV|ささきのぞみ|
&br()
|>|BGCOLOR(#FFD9B3):カルマアビリティ|
|BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ1個|&link_anchor(page=カルマアビリティ,ハイレンジアップ){ハイレンジアップ}|
|~|攻撃力が上がる。さらに、ファイタースタイル時に射程距離が延びる。|
|BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ2個|&link_anchor(page=カルマアビリティ,ハイレンジアップ){ハイレンジアップ}|
|~|攻撃力が上がる。さらに、ファイタースタイル時に射程距離が延びる。|
|BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ3個|&link_anchor(page=カルマアビリティ,血吸いの久遠桜){血吸いの久遠桜}|
|~|スプレッドショットが常に最大範囲になる。さらに、自身がスプレッドショットで攻撃した敵ユニットのHPを、一定時間徐々に減らす。(5×3c)|
|>|BGCOLOR(#FFD9B3):|
|BGCOLOR(#FFD9B3):ハイアーツ|妖狐・婆娑羅舞|
|~|自身の持つアビリティ「血吸いの久遠桜」の効果を一定時間増幅し(10×3c)、スプレッドショットの範囲の段階が増える。さらに、攻撃間隔が一定時間短くなる。|
|BGCOLOR(#FFD9B3):効果時間|60秒|

:ステータス|
-魔神状態中
|BGCOLOR(#FFD9B3):カルマ所持数|BGCOLOR(#FFD9B3):融合体数|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF|
|BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ1個|0体|700|190/210|
|~|7体|1000|250/270|
-魔神状態解除後
|BGCOLOR(#FFD9B3):カルマ所持数|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF|
|BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ1個|700|210/210〔アビリティ発動時〕|
|BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ2個|700|230/210〔アビリティ発動時〕|
|BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ3個|700|230/210〔アビリティ発動時〕|


:DATA・イラスト・フレーバーテキスト|
#region(close,Ver3.5 DS)
|>|>|BGCOLOR(#FFD9B3):Ver3.5 DS|
|BGCOLOR(#FFD9B3):身長|1.58[meter]|~|
|BGCOLOR(#FFD9B3):体重|47[kg]|~|
|BGCOLOR(#FFD9B3):望んだもの|ただ一輪の花|~|
|BGCOLOR(#FFD9B3):古き友|風神・雷神|~|
|BGCOLOR(#FFD9B3):好きなもの|満開の桜の下で飲むお酒|~|
|BGCOLOR(#FFD9B3):真名|九尾の狐|~|
|BGCOLOR(#FFD9B3):イラストレーター|chibi|~|
|BGCOLOR(#FFD9B3):フレーバーテキスト|
|「…妾としたことが…やらかしたわ…」&br()&br()大妖の命は、今まさに尽きようとしていた。&br()&br()艶やかな着物は、その優美な柄が見る影もなく焦げ破れ、九つあった美しい金毛の尾も無残にちぎれ、その数を減らしていた。&br()&br()体から漏れ出る光は命の拡散を意味し、すでに、自らの身体に広がる痛みに顔をしかめる気力すらも失われつつあった。&br()&br()紅蓮の戦いの背後にある『教会』の企てを知った大妖羽その中枢に単身戦いを仕掛けた。しかし、その規模と戦力は大妖をもってして、想定を超えるものであった。『機甲獣』とも言うべき、見たことのない"獣"の大群に囲まれ、なす術なくなった大妖は、次第に力を削られ、こうして、膝をつかされた。&br()&br()「…さすがに…ここまでかの…」&br()&br()虚無より無尽蔵に現れる"獣"たちは、大妖を食い破らんとその距離をじわじわ詰めよってくる。&br()&br()それをちらりと横目に見ながら、独り言のように呟くどの口の端からも、命の光が漏れ出し、咳き込むと同時に、やがて意識が薄れ、視界は暗く染まり、暗い闇へと落ちていった--。&br()&br()&br()* * * *&br()&br()&br()気付けば大妖は、どこまでも灰色が続く無と静寂の世界にいた。&br()&br()これが虚無か--漠然とそう考える頭に、声が響く。&br()&br()--違うな、これは妾の故郷の光景だ。&br()&br()不思議な、どこか耳馴染みのあるその声に大妖は特に動じることなく、自然に答える。&br()&br()「…花も草もない。随分と殺風景で、つまらん世界よのう」&br()&br()あけすけな大妖の言葉に、声の主は怒るでもなく、ただ、悲しみを滲ませたまま続けた。&br()&br()--妾の故郷は"混沌"に喰われ、このようになってしもうた。妾はそれを未だに悔い続けておる。&br()&br()「確かに… このような花ひとつなき世界… 後悔するであろうな…」&br()&br()--じゃが、このままそなたが倒れてしまえば、そなたの世界も遠からずこれと同じようになる…&br()&br()広く響き、拡散していた声は、いつの間にか一カ所にへと収束するように集まっていき、形を成し始める。&br()&br()--また"妾"が、妾と同じ後悔をするところなど、見るに耐えぬ… 一度失ってしまった故郷は、どれだけ惜しんだところで、二度と戻ることは叶わぬのじゃから。&br()&br()淡い光が現れ、徐々に輪郭を成していく。そして姿を見せた声の主は、髪の色や、細やかな差異はあるものの、それは間違いなく大妖自身の姿であった。&br()&br()なるほど、そちらの妾は『降魔』と化すほどに--大妖は自嘲気味に視線を落とす。しかしすぐに顔をあげると言った。&br()&br()「ならば…ひとつ提案がある。妾の世界を、お主の新しい故郷とせぬか?」&br()&br()--なんじゃと?&br()&br()「どれほど惜しんだところで、二度と戻ることはない--さっき、そなたが言うたことよ。ならば新しい故郷を求めるのも、また良いかと思うてな」&br()&br()怒りか呆れか、二の句を告げずにいる"降魔"に大妖は続ける。&br()&br()「本来"降魔"は長く違う世界には留まれぬ。しかし、"本人"を依代にすれば、ある程度定着することも可能かもしれぬぞ? どうじゃ、妾と共に、この世界を守ってみんか、見知らぬ妾よ」&br()&br()--げに不可解なことを… それに"本人"に降魔を降ろすなぞ… そんなことをすればそなたの意識が残っていられるかどうかもわからぬというに…&br()&br()「ほほほ、どうせこのままでは果てる身じゃ。分の悪い賭けではあるまい。なに、妾とて必死なだけよ。なんの因果か、妾にもこの世界に守りたいものが山ほどできてしもうた。美しい桜に、親愛なる友、可愛い子ら…どれもこれも、失いとうないからのう」&br()&br()大妖は、そう言って笑った。&br()&br()"降魔"は、しばらく逡巡するような様子を見せていたが、やがて意を決したように口を開いた。&br()&br()--よかろう。他でもない"妾"よりの申し出じゃ。それに、"妾"も"妾"が大切にしておるものを、見とうなったわ。ちと、我が故郷を捨て去るようで寂しい気もするがの…&br()&br()そう言って、"降魔"は儚げな笑顔を見せ、大妖に向けて手を伸ばす。&br()&br()「きっと、そなたもこちらの世界を、気に入ってくれるに相違ないぞ。それに、妾もそなたの故郷の桜の記憶が楽しみじゃ--感謝するぞ、"妾"よ」&br()&br()--こちらこそ、感謝するぞ、"妾"よ。&br()&br()大妖も応えて手を伸ばし、互いの手が触れ合ったとき、灰色の世界は眩しい光に包まれた。&br()&br()&br()* * * *&br()&br()&br()その時、その美しい金毛が炎を噴き出した。炎は、妖しい桜色の舌を揺らしながら、大妖の全身を覆っていく。&br()&br()熱の無いその炎は大妖の身体を完全に包み込み、天を衝くほどに高く舞い上がると、やがて渦を巻くように大妖の身体へと飲み込まれていった。&br()&br()炎が収まったとき、そこには降魔へと転醒した大妖がそこにいた。&br()&br()長く美しい黒髪を靡かせ、腕を一振りすると、"獣"たちは桜色の炎に包まれて消滅してゆく。そうして一瞬で全てを燃やし尽くした大妖は言った。&br()&br()「妾は桜花御前--いや、これからは桜火御前とでも名乗ろうか、のう"妾"よ」&br()&br()多くの人への愛を知り、世界を失う悲しみを知った大妖は、そう言って、ほほほ、とたおやかに笑った。|
#endregion

:考察|
新たな自己強化型のマジシャン降魔。カルマ1とカルマ2のそれぞれでハイレンジアップを得て、カルマ3でスプレッドショットが常に最大範囲となり毒ダメージを付与する。
ハイアーツはカルマ3アビリティが強化され、スプレッドショット範囲がさらに拡大できるようになり、毒ダメージが強化され、更にヘイストがかかる。
&br()
この降魔の持ち味は、カルマ1~カルマ2で得るレンジアップ。
同じマジシャン降魔の~流謫の蓮華~に比べA/D共に低く心許無いが、レンジアップによる長距離攻撃は、通常の使い魔に比べ1~2手先の攻撃や撤退を可能とする。
DEFが低い分横からの突然の襲撃には弱いのでミニマップに注意しなければならないが、確認を怠らなければ使い勝手はこちらのほうが高いと言える。
&br()
また、味方部隊の援護がしやすいのもレンジアップのいいところ。
味方主力が敵タワーに攻めあがる際に離れたところから援護射撃をしておくだけで、敵からしてみたら非常に厄介な相手となる。
魔人化直後でもカルマ1の分のレンジアップは発動しているため、十分なアタッカーのいないタワーに対しての魔人状態での襲撃も有効。
元々カルマの溜まりが早い降魔であるが、更にカルマ2,3への到達も早まるであろう。
&br()
むしろこの降魔の真骨頂は味方部隊のサポートともいえるかもしれない。
というのも、カルマ3で得るスプレッドショット強化と毒ダメ付与、更にアーツによる更なるスプレッドショット強化と毒ダメ強化とヘイストでの長距離爆撃は凄まじく、安全に夥しいキル数を稼いでくれる。敵からしてみたら、見えないところからよくわからないピンク色の攻撃が来たと思ったら、部隊が壊滅していたといった感じである。
&br()
アビリティ・ハイアーツともに完全に自己完結した能力のため、どんなデッキにも組み込みやすい。セオリー通りのマジシャン不足な人獣単や神族単に差し込んでもよいし、
逆に、この降魔を強化する前提で、トライブサポートが乗せやすい魔種や海種に差し込んでも強い。
&br()
もし、後者を考えるのであればATKアップ+ヘイストが乗るジャックフロストやエーコがおすすめ。
また、この降魔がキル数を稼いでくれるのでティルミィと合わせても面白い。うまくいけば40コストとは思えないATKをたたき出してくれるようになる。 

:キャラクター説明|
過去作から復活した降魔版の九尾の狐。
混沌に滅ぼされた別世界の九尾の狐が、こちら側の九尾の狐と融合した姿らしい。
そのため、髪が黒くなり、桜の枝ではなく煙管を持っている。 


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