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Ver3/~紅輝の英王~ - (2015/11/11 (水) 01:15:33) の編集履歴(バックアップ)


~紅輝の英王~(SR)
基本情報
名前 ~紅輝の英王~
真名 ニド
種族 降魔
ジョブ アタッカー
初期カルマ 1
カルマ上昇速度 NORMAL
<タイプ> 紅皇
タイプ 紅蓮
HP 700
ATK 190
DEF 230
ハイアーツ
CV 西田 雅一

カルマアビリティ
カルマ1個 ATK SPDアップ
攻撃力と移動速度が上がる。
カルマ2個 ATK SPDアップ
攻撃力と移動速度が上がる。
カルマ3個 英雄の紅剣
ダッシュアタックに必要な移動距離と移動速度が下がる。
さらに、ダッシュアタックの距離と速度が上がる。
ハイアーツ 紅き連刃
自身がダッシュアタックを当てたとき、敵ユニットに与えるダメージが84?~100?ダメージ上がる。
効果時間 ?秒

ステータス
  • 魔神状態中
カルマ所持数 融合体数 HP ATK/DEF
カルマ1個 0体 700 190/230〔通常時〕
210/230〔アビリティ発動時〕
7体 1000 250/290〔通常時〕
270/290〔アビリティ発動時〕
  • 魔神状態解除後
カルマ所持数 HP ATK/DEF
カルマ1個 700 210/230〔アビリティ発動時〕
カルマ2個 700 230/230〔アビリティ発動時〕
カルマ3個 700 230/230〔アビリティ発動時〕

DATA・イラスト・フレーバーテキスト
+ VerRe:3.0
VerRe:3.0
画像
??? ??? フレーバーテキスト
??? ???
??? ???
??? ???
??? ???
??? ???
イラストレーター 輪くすさが

考察
本文

キャラクター説明
真名はニド。LoV1、LoV2、LoVRe:2の主人公の一人。
前作の舞台、アケローン大陸の国家"アヴァリシア王国"の王子である。
同じく主人公のリシアが双子の妹にいるが、幼い頃に死別している。
何故彼がレムギア大陸にいるのか、Re:2から何があったのか、それ自体がLoV3のストーリーモードのネタバレなので、ここでは伏せる。

セリフ付きで喋るのはLoV3からが初めてで、前作では「…………」や「………!」といったセリフしか無かった。
ハイアーツを使用した後ダッシュアタックすると、当時の主人公の必殺技のひとつ「レイジングスラッシュ」を掛け声にして攻撃する。

余談だが、前作の【妖艶】サキュバス(現ミリア)のフレーバーを読むと、ニドにとって理想の女性は自分の母親であることが分かる。実はマザコン
ちなみにスリーサイズはリシアがB:86、W:58、H:83であるのに対し、ニドはB:87、W:73、H:91。ニドのほうが大きい

関連カード


コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします
  • ガーディアン状態のラーにカルマ3アーツありのスマッシュで135減りました -- (名無しさん) 2015-11-27 00:37:12
  • 紅蓮童貞と一緒にデッキ登録できないのでご注意を -- (名無しさん) 2015-12-18 01:14:26
  • ハイアーツ継続時間は90秒の様です -- (名無しさん) 2015-12-18 23:40:29
  • 今のダーインスレイヴのスピードチェインは1.3倍かと -- (名無しさん) 2016-01-07 10:26:30
  • ?ニドのスリーサイズがバストになってるけど、ニドって女なの? -- (名無しさん) 2016-01-17 18:43:22
  • 胸筋という言葉を知っているか -- (名無しさん) 2016-01-17 20:31:04
  • まあ男の場合は胸はBじゃなくCだよね -- (名無しさん) 2016-01-18 10:41:38
  • 元々LoV2のOtLでクイズとして登場した情報なんだけどね
    そのときはBWHとは書いていなかったから、本当は胸囲と書くのかも -- (名無しさん) 2016-01-18 12:04:20
  • 初代のキャラ選択画面が初出
    >>ニドのスリーサイズ -- (名無しさん) 2016-02-18 04:09:03
  • アーツ使うと、尻尾のように垂れ下がっている4本の剣が赤く光る -- (名無しさん) 2016-03-20 15:38:39
  • 何で降魔の記事なのにスリーサイズの話になってんすかねぇ…(wktk) -- (名無しさん) 2016-03-27 23:24:07
  • 5-004のフレーバーです。*ネタバレ含む


    「なんだ…これ…」

    制止する妹の手を少し強引に引いて、僕はその部屋へと入り込んだ。

    父から立ち入りを禁じられていた、王城地下のとある一室。いつも気になって仕方なかったその部屋――そこで僕と妹が目にしたものは、何に使うのかさっぱりわからない、複雑な機械の山。

    そこは何かの“研究室”のようだった。

    その中でも一際目を引いたのが、たくさんの線に繋がれた状態で座り込んでいる――“人の形をした機械”だった。

    すごい――僕は興奮気味に、その“機械”に近づいて観察した。
    機械そのものは見たことがあっても、こんな風に――人を模したような機械なんてはじめて見た。

    すっかり怯えてしまったのか「帰ろう」と妹が言い出したのにも構わずに、その機械人形を覗き込む。そして、妹が背後で慌てて止めようとしているのも気付かなかったふりをして、その“頭”の部分に手を触れた。

    瞬間――何かの駆動音と共に、その機械はガチャリと音を立て、まるで人がそうするかのようにその首をもたげた。

    「――ッ!」

    咄嗟にその場から飛びのいて様子をうかがう。

    やっぱり、まずかったかな――浮かれすぎたと唇を軽く噛む。

    もしもこの機械人形が立ち上がり襲い掛かってきたら、妹を守って戦わなければならない…でも、勝てるだろうか。稽古でも、父上から一本もとれたことないのに――手に汗をかき、緊張しながらその機械人形の動きを警戒する。

    【………お…】

    そのとき、機械人形が何かしらの音を発した。

    今だ――そう判断し、背後で震える妹に声をかけ、その背中を軽く押す。

    「走って…!」

    言葉通り、妹は一目散に走って逃げてくれた。機械人形がそれを追う様子は無い。
    これでひとまずは安心――あとは僕自身がなんとか…

    さらに警戒を強め、機械人形を睨みつけていると、機械人形は先程の続きのように、さらに音を発した。

    【…お…おは…おはよう… ニド… リシア…】

    そう言って、ギギギとぎこちなく腕を上げる機械人形。
    それは攻撃ではなく、明らかに――

    「あい…さつ…?」

    僕は呆けたように、その世にも珍しい“人型のしゃべる機械”を見つめた。

    ―――
    ――


    それからしばらく“会話”らしきものを続けていくうちに、その機械人形にはこちらを害する気が全くないということがわかった。

    「…すごいなお前!」

    しゃべる機械、それも人型の――敵意が無いことがわかると、残ったのは純粋な好奇心だけだった。

    逃げ出してしまった妹のことが気がかりではあったが、今は目の前の機械人形に対する興味が勝っていた。

    自分と妹――リシアのことをなぜか知っているらしいその機械人形との会話は楽しく、いつしか僕はそれに
  • 夢中になっていた。

    【言い付け…を… 破って…こ…ここ…に…きたのか… それ…は…いかん… 早く…戻らね…ば…】

    言葉を発生させる機能がまだ完成していないのか、その機械人形が話す言葉は常にたどたどしかった。

    【王族…たるもの… 強さと…教養を…両立…す…るべし…】

    【今日は…いい…天気…だ…】

    すごく的確な返事をすることもあれば、何も言っていないのにふと脈絡のないことを勝手にしゃべったりもする。

    だから時々会話が成り立たないこともあったけれど、たまに妙に説教臭いことを言うところなどが、忙しくてなかなか話す時間の取れない父の姿を思い出させて――僕はだんだんその機械人形のことが、好きになっていった。


    それから僕は、事あるごとにその機械人形の元を訪ねた。妹には何度か声をかけたが、来ることはなかった。きっと怖がっているのだろう。無理強いはよくないと思い、いつも一人でこの機械人形と話をしていた。

    妹と喧嘩をしたとき、父に叱られたとき、良いことがあったとき、嫌なことがあったとき…色々なことを話しては、その機械人形に褒められたり、たしなめられたり、慰められたりする。それが、日々の小さな楽しみとなっていった。

    ――でも、やっぱりそんな生活は長く続かなかった。


    * * * *


    「これで最後だってさ…」

    無念さを隠せずに、それでも僕はいつものように機械人形に話しかけた。

    “研究室”に出入りをしていることが、父にバレてしまったのだ。こっぴどく叱られて、次に見つかった場合は罰を与えるとまで言われてしまった。

    そう言われてしまえば、所詮子供である自分にはどうしようもない。

    「せめて最後にもう一度話をさせて欲しい」と、わがままを言ってどうにか作ってもらった時間が今だった。

    背後には珍しく――本当に珍しく、妹のリシアの姿もあった。

    それからは、別れを惜しむようにその機械人形とたくさんの話をした。

    剣術をならうのは好きだけど、勉強の時間はあまり好きではないこと。妹のリシアはその逆で、運動はあまり得意ではないけど、勉強が得意でかなわないと思っていること。
    他にも、くだらない世間話や日頃の悩みを、時間の許す限り話し続けた。

    妹も最初は警戒していたが、途中からはすっかり気を許したようで楽しそうにしていた。

    「もっと話したいこともあったんだけどな…」

    【ニド…お前の…その…何物にも…臆せず…向き…合う…心を…大切に…し…ろ…】

    なんだって? 不意に告げられた言葉に、思わず聞き返す。

    【お前…は…兄として…何があっ…ても…しっかり…リシア…を…】

    ああ、ダメだ。話が噛み合わなくなってきた――僕はため息をついてうつむいた。これは、会話終わりの合図だ。一度ずれ始めるとだんだんと話が噛み合わなくなり、最後には会話が成立しなくなる、お決まりのパターンだった。
    &br

  • 「…じゃあ、そろそろいかないと」

    残念に思う気持ちを胸の奥にしまい、重い腰を上げた。今この部屋を出てしまえば、この機械人形とはもう会うことができないだろう――それに、

    「父上が、戻ったらこれまで黙ってここに来てたお仕置きだってさ…でも、お前は僕たちの味方だよな?」

    特に返事は期待していない、冗談めかした軽口――だったのだが、その機械人形はゆっくりと頷いた。

    【安心し…ろ…私は…い…つでも…2人の味方だ… この…命に…代えても…必ず…守…る…】

    命って、そんな大げさな――僕は笑って、そのどこまでも優しい機械人形に、今度こそ別れを告げた。


    * * * *


    これは追憶――まだ、そこに笑顔と優しさがあり、白く悲しみに染まった彼の髪が、父や妹と同じ、美しい黒に輝いていた頃の――剣を振るう手を止めると、青年はひとつ息をつき、背後に立つ影へと振り返る。

    そこには、同じように剣を取り、戦う一人の女性――一度は永遠に失ってしまったと思った、妹の姿があった。

    「…ここには俺がいて、リシアがいる。お前が守ってくれたおかげだよ――ドゥクス」

    青年は空を仰ぎ見て、今は亡きもう一人の父のことを想った。
    -- (名無しさん) 2016-06-26 17:56:47

  • その力:悪しき者を討つために
    その意志:剛毅なる鋼の如く
    出身:アヴァリシア王国
    殲滅対象:混沌種
    趣味:心身を鍛えること
    真名:ニド
    -- (名無しさん) 2016-06-26 17:57:51
  • ニドの方が大きいは流石に笑う -- (名無しさん) 2016-07-10 06:43:15
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