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Ver3/ノア/コメントログ - (2016/07/16 (土) 22:42:41) の編集履歴(バックアップ)


  • ノアのフレーバーテキストです。

    「Nature Organize Accelerator――システム復元 二の箱舟“NOA” 起動開始」

    無機質で無感情な声と共に少女は覚醒し、その目を開きました。

    しばらく時間をかけ、“外”の情報の読み込みを完了すると、少女の何も映さぬかのような虚ろな瞳に、穏やかな光が灯りました。

    「ピピピ… そうなんだ…“また”なのね」

    誰もいない海の底、『箱』の上で膝を抱えていた少女は、光もささない、どこまでも続く暗い天井を見上げました。少女は自分がどれほどの間眠っていたかはわからずとも、自分の目覚めた意味はわかりました。

    ――世界が滅びようとしている。

    世界に生命体存続の危機が訪れるとき、必要な生命を選り分け、保護し、然るべき破壊の後に生まれる、新世界の生態系再編成を加速させること。それが少女の役目――夜よりも暗い漆黒の闇の中で一人、そのときが来たのだと、少女は無感情に理解していました。

    「これで二度目… あのとき地上に残ったあの大きな獣さんはどうしたでしょう?」

    一度目の災厄。かつて起こった、全ての生命を洗い流すほどの大洪水のことを、少女は思い出しながら小首を傾げました。

    しかし、やがてその思考から別のものに興味を持ったように姿勢を戻すと、『箱』の上に立ちあがり目を閉じました。

    「赤い光がひとつ…ふたつ……いっぱい」

    これから起きる災厄のことを、少女はまだ具体的に把握することはできませんでしたが、その要因となりうる存在の気配を感知することはできました。

    「ピピ… では、ワタシ、出航します。この“ハコ”に、種を保存するために」

    誰に言うでもなくそうつぶやくと、少女は深い深い海の底から地上に向けて浮上し始めました。しかし、思いのほか少女の封じられていたところは深く、なかなか地上へは辿りつけません。

    「暗い… 水圧すごい… ワタシ、もう疲れました」

    あっという間に諦めた少女は、よいしょと『箱』の上に座り、丸まりました。

    「ピピピ… スリープモードに移行します。ハコちゃん、あとお願い」

    少女がトントンと『箱』を叩くと、『箱』は淡く発光しながら自動で浮上を始めました。
    地上が近づけば、きっと誰かが起こしてくれるだろう――少女は適当にそんなことを思いながら再び眠りについたのでした。 -- (名無しさん) 2016-07-16 07:25:17
  • フレーバーテキストの続き

    身長

    1.67[meter]

    体重

    女子は隠すものらしいです

    最高速度

    『箱』の積載量次第

    好きな箱

    正方形で丈夫な箱

    好きだと思う遊び

    箱庭作り

    好きな魚

    ハコフグ -- (名無しさん) 2016-07-16 07:26:26
  • ペインアップWの追加効果分のみ反映しました。フレーバーは他の方にお願いいたします。 -- (名無しさん) 2016-07-16 19:34:29
  • ↑ありがとうございます
    助かります -- (名無しさん) 2016-07-16 22:42:41