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Ver4/メリーウィドウ - (2017/11/02 (木) 12:37:25) の編集履歴(バックアップ)


C メリーウィドウ

最終更新日時 2019年03月04日 (月) 03時41分13秒

基本情報

名前 メリーウィドウ
種族 不死
ジョブ ディフェンダー
召喚コスト 50
セフィラ ゲブラ
タイプ アラクネ
HP 500
ATK 90
DEF 80
PSY 80
武装
血晶武装
アーツ
CV 村井 かずさ
対象称号 ウシロニ赤ガイル
都市に蠢く伝説に関係する使い魔を使って4位以上を50回とる。

アビリティ

状態 ボーナス アビリティ
召喚 なし なし
武装 なし なし
血晶武装 DEF+40 ポイゾアタック
自身の攻撃に、「一定時間『毒』状態にする効果」を付与する。
[『毒』:固定ダメージを断続的に受ける。]

パラメーター

状態 HP ATK DEF PSY 備考
召喚 500 90 80 80
武装 550 120 110 100
血晶武装 600 160 190 130

修正情報

Ver4.013(2017.11.01)にて、上方修正
武装ボーナス 血晶武装時防御力:+30→ +40
ポイゾアタック 毒ダメージ:5→ 7

DATA・フレーバーテキスト

+ Ver4.0
ver4.0
No 不死:021
全長 4.5[meter]
重量 せめて“体重”って言って! 花嫁に失礼よ!
生息域 教会の屋根裏部屋
視力 お兄ちゃんしか見えない
理想の人 お兄ちゃん
ライフワーク 理想のお兄ちゃん探し
イラストレーター lack
フレーバーテキスト(カード裏面)
嘘嘘嘘 お兄ちゃんが嘘なんてつくわけないよね?
フレーバーテキスト(LoV4.net)
 締め付けられるような息苦しさを覚えて目を開けると、そこは薄暗い部屋だった。

屋根裏部屋……だろうか、あちこちにうっそうと蜘蛛の巣がかかり、埃避けの布が掛けられた家具などが見える。

――なんで……。

何よりもわけがわからなかったのは、キラキラと光る糸のようなもので雁字搦めにされ、空中にぶら下げられている私の状態だった。

ふと、暗闇の一部がのそりと動いた。

「やっと起きたのね、お兄ちゃん。もう、お寝坊さんなんだから」

全身が固まった。そもそも、こうきつく縛られていてはまったく身動きが取れないのは当然なのだが、筋肉が硬直し、息が止まる。私の目に映った物体は、部屋に響き渡るかと思うほど、私の心臓に早鐘を打たせた。

私の体をつつき揺らしては、じりじりと這い上がるようにしがみついてくる女――しかしその下半身は、巨大な蜘蛛――。

彼女は甘えた声で私の頬を愛おしそうに撫でながら、恍惚とした眼差しで言った。

「今日は私たちの結婚式でしょう? 早く起きなきゃダメじゃない」

私はもごもごと声にならない声をあげた。致し方ない。私の口も、すっかり糸で覆われてしまているのだから。

「……どうしたの? お兄ちゃんまさか忘れちゃったの?」

彼女は眉をひそめて悲しそうな表情を浮かべ、

「約束したじゃない……私をお兄ちゃんのお嫁さんにしてくれるって。私、ずっと待ってたのよ? 痛いのも我慢したし、血が出ても泣かなかったの。蜘蛛の巣だらけの屋根裏に閉じ込められても我慢して、ずっとずっと、ずーーーっと待ってたのよ?」

優しく抱きしめるように、光る糸をふわりと私の首に巻きつける。

「私をお兄ちゃんのお嫁さんにして……くれるよね?」

何とか逃げ出そうともぞもぞと体を動かしたところで、首の糸がキュっと絞めあがり、私の頭を上下に激しく揺さぶった。

「うれしい!! 私、うんとかわいいお嫁さんになるね!」

彼女はそう言うと、子供のように手を叩いてはしゃぎ、ぎゅっと私に抱きつく。

「それじゃあ結婚式の準備をしなくちゃね! ちょうどここはチャペルだし、あとはご馳走を……ああ、ごめんなさい。そういえば先に食べちゃったの」

背筋に更なる冷や汗が走り、彼女の視線を辿って床を見る。そこに落ちているのは、赤く染まった白かったはずのヴェール――そうだ……私はここで結婚式を――。

「んん? どうしたの? ああ、あの嘘つき女ね。お兄ちゃんと結婚するとかひどい嘘つくから……ごちそうさまでした!」

そう言うと彼女はいそいそと自分の髪を撫でつけて肩の埃を払い、少し頬を赤らめて、

「私、健やかなる時も病める時も、生涯お兄ちゃんを愛しぬくことを誓うわ……お兄ちゃんも、わたしの名前を呼んで誓って」

口の糸をほどき、濡れた瞳で私を見つめた。

「……ち……」

「ん♡」

「……誓います……メアリー……」

ゴキリという鈍い音がした。

そして、ずるずると暗闇へ引き下がっていく彼女の腹のこすれる音と、「違う……お兄ちゃんいなくなっちゃった……お兄ちゃん……どこ?」と、悲しそうに呟く声だけが部屋に残された。

体の向きとは真反対の壁を見つめて私は思った。


――無理もない、私は一人っ子だもの。

セリフ一覧

+ Ver4.0
Ver4.0
召喚 お兄ちゃん…会いたかったよぅ
武装 嘘嘘嘘 お兄ちゃんが嘘なんてつくわけないよね?
血晶武装 だってお兄ちゃんの口は私の糸でいっぱいなんだもの…!
通常攻撃 お兄ちゃん 返事をして
タワー制圧 なんでみんな私からお兄ちゃんを奪おうとするの…?
ストーン破壊 あぁお兄ちゃん言ったよね?私をお嫁さんにしてくれるって♪
死滅 お世話になりました お兄ちゃんの元に嫁ぎます❤
サポート お兄ちゃんを連れてかないで!

考察

メインユニットにて購入可能な拡張パックの内の1枚。

血晶武装時に発動するポイゾアタックの毒ダメージは秒間7x5で35ダメージ。
他のダメージ上乗せや固定ダメージ追加系のアビリティと比べると即効性は無いが、低めのATKを補うという意味では有用。
スロウアタックを当て続けることが出来れば結構な蓄積ダメージになる。

若干DEF偏重のステータス持った不死らしい普通のディフェンダーで癖が無く扱いやすい。
逆に言えば尖った部分が無いのでフィニッシャーとしての力不足感は否めないが、中継役としての採用は十分に可能なスペック。

セフィラ<ゲブラ>を持つ使い魔の一体なので各種サポートを受けることが出来る。
特にハムナプトラのセフィサクリポイゾは自身のポイゾアタックと重複するので、彼女を採用するなら併用の価値は十分にある。


キャラクター説明

過去作から復帰。「メリー・ウィドウ」という小説が存在するが、デザイン的な面から見ると女性名+ゴケグモ(ブラックウィドウ)だろうか。
巨大な蜘蛛と一体化した少女。元は人間だったのだが、屋根裏部屋に閉じ込められ気づけば蜘蛛の怪物となっていた。
気に入った存在を「お兄ちゃん」と呼び、妄執じみた愛情を向ける。
「お兄ちゃん」達の末路は大抵が愛されすぎて死ぬか、彼女の逆鱗に触れて死ぬかであり、その後は次なる「お兄ちゃん」を求めて徘徊を繰り返す。
ちなみに上半身は 全裸 で、胸元に不自然に髪の一部が貼り付いている。

過去作では見た目と設定とは微妙に合わない低めの声だったのだが、今作では声優変更で少女のような可愛らしい声に変わっている。


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  • 毒ダメージは秒間5x5で25ダメージ。 -- 名無しさん (2017-08-06 22:05:43)
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  • ここだけじゃないけどタイプっつかセフィの枠作らんの? -- 名無しさん (2017-07-26 13:29:13)
  • メリーウィドウで5
    アマデウスで5
    ハムナプトラで3
    ボビーで3
    カーミラで5(?)


    合わせると秒間21ダメージになるのか。わりかし馬鹿にできないな -- 名無しさん (2017-08-07 23:55:11)
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