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Ver4/エンプーサ - (2019/08/10 (土) 19:40:23) の編集履歴(バックアップ)
エンプーサ
最終更新日時 |
2019年08月10日 (土) 19時44分05秒 |
基本情報
名前 |
エンプーサ |
ジョブ |
ディフェンダー |
召喚コスト |
40 |
セフィラ |
なし |
HP |
450 |
ATK |
70 |
DEF |
80 |
PSY |
50 |
武装 |
可 |
血晶武装 |
可 |
アーツ |
有 |
CV |
遠藤 綾 |
対象称号① |
冥府を統べし拳と骸 <オリンポスの冥府>に関係する使い魔を使って50回勝利する。 |
対象称号② |
Invincible Gothic Vamp ヘカテー、モルモー、エンプーサすべての勝利回数が10回以上になる。 |
アビリティ
状態 |
ボーナス |
アビリティ |
召喚 |
なし |
なし |
武装 |
なし |
なし |
血晶武装 |
DEF+20 PSY+20 |
吸血白姫 |
移動速度が上がる。 |
エクストラアビリティ
種族 |
アビリティ |
人獣 |
鳥兜の鎌 |
自身の持つアーツ「無敵なる赤い鎌」に、「スロウアタックを当てた敵ユニットの移動速度を一定時間、一定にする効果」を追加する。 |
神族 |
月の鎌 |
自身の持つアーツ「無敵なる赤い鎌」に、「受けるダメージを減らす効果」を追加する。 |
魔種 |
蛇の鎌 |
自身の持つアーツ「無敵なる赤い鎌」に、「コマンドがバトルのとき、移動速度が上がる効果」を追加する。 |
海種 |
狼の鎌 |
自身の持つアーツ「無敵なる赤い鎌」に、「自身とマナタワーとの距離が近いほど、自身の攻撃力が上がる効果」を追加する。 |
不死 |
牝馬の鎌 |
自身の持つアーツ「無敵なる赤い鎌」に、「効果終了時にマナを生み出す効果」を追加する。 さらに効果発動後、自身が敵ユニットを一定数撃破していると、生み出すマナの量が増える。 この効果は、死滅による効果終了時には発動しない。 |
アーツ
説明 |
無敵なる赤い鎌 |
自身の攻撃力が一定時間上がり、HPが回復する。 ただし、自身を除く最も召喚コストの低い使い魔1体に「固定ダメージ」を与える。 このアーツは範囲内に自身を除く自使い魔が居ないとき、また自身が血晶武装していないときは使用することができない。 |
消費マナ |
20 |
効果時間 |
60秒 |
wait時間 |
60秒 |
パラメーター
状態 |
種族 |
HP |
ATK |
DEF |
PSY |
備考 |
召喚 |
450 |
70 |
80 |
50 |
|
武装 |
500 |
100 |
110 |
70 |
|
血晶武装 |
550 |
140 |
170 |
120 |
アーツ発動前 |
200 |
アーツ発動後 |
血晶武装 |
海種 |
220 |
アーツ発動後 タワーから離れた最低値 |
230 |
アーツ発動後 マナタワー周囲 |
240 |
アーツ発動後 マナタワー上 |
DATA
+
|
創魔 第2弾 |
創魔 第2弾
創魔 第2弾 |
No |
創魔:2-022 |
身長 |
1.72[meter] |
体重 |
54[kg] |
最愛の主人 |
ヘカテー |
最愛の分身 |
モルモー |
右脚 |
かつて戦争で失った |
人間だった頃の職業 |
兵士 |
イラストレーター |
カスカベアキラ |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
艶色のネオンが妖しく揺れる歓楽街に、バタリと人の倒れる音がした。
倒れたのは客引きの男か――しかし、不思議なことに道行く者たちは誰一人としてそれに見向きもしない。
それどころか、皆一様に呆けた顔でどこともなく宙を見つめ、立ちすくんでいる。
不思議なのはそれだけではない。ネオンの光を照り返して通り中に漂う桃色の霧――雑踏に紛れてこれが薄く広がり始めてから、このような異様が始まったのではなかったか。
バタリ――クラブのタレント写真が並んだショーケースの傍で、また一人倒れた。
「……十二」
倒れた人影の奥から声がした。
その声が発せられた口元から、桃色の息が漏れる。
女だ――人の正気を奪う霧を吐き出すその女は、一見人の様ではある。しかし、角を生やし、鎌を携え、人の淫らな欲望をそのまま表したようなその姿は、さながら人の欲を喰らって自らの糧とする、悪魔か。
女は目だけで周囲を見渡すと指を一本立て、傍に立ちすくむ男の首元を赤く鋭い爪で突いた。
すると、引き抜いた指の穴から桃色の霧が吹き出す。女はそれを吸い込み、煙草の煙のように吐き出した。
「十三」
つまりこの薄く漂う霧は、霧散した――人の血。それを女が吸い込み、魔性を含んで吐き出すことによって人の気を奪っているのである。
女は揺れる人の柱を縫うように歩きながら、すれ違いざまにさらに二人の男の首から血を抜いた。
「十四……十五……多いな」
そう言ったとたん、今しがた倒れた男の片方がガバリとばね仕掛けの人形のように起き上がり、女に襲い掛かった。
その目はまっ赤に染まり、筋肉が隆起し、爪が獣の鉤爪のように醜く曲がり伸びている。
しかし女はまったく動じることなく、腕の鎌を鋭く横に振り男の胴を薙いだ。
同時に男は一瞬で体中の水分を失ったように細くしぼみ、カサリと枯れ草が折れるような音を立てて崩れ去ってしまう。
「それに“混じり”が濃い……しかし――」
女は道路に溜まったその残骸を冷たい目で見下ろすと、
「――いかん……何だこれ? わたしのキャラじゃないぞん!?」
突然火照らせた頬を両手で挟み、しゃがみこんだ。
「なんかすごーく昔も、こうして一人で戦ってた気がするけども……うう、なんか変だ……えーと、なんだっけ……どうしたんだっけ……モルちんの好きな『じごくイチゴ』探して冥府の森をぷらぷらしてたら、ペルセポネ様が“秘密基地”に飛んでくのが見えたなー、そんでなんかヤバそうなやつらが追ってるなーって思って、そしたらペルセポネ様がいきなり消えちゃって、とりあえずそいつらの跡つけたら今度はわたしとモルちんを探してるのがわかって、まずいと思って急いで戻ったら、今度はハデス様までいなくなって大騒ぎになってて、とにかくモルちんだけでも逃がそうって地上に送り出して、ヘカテー様に報告しなきゃって思って、そんで……」
女は再び顔を上げて、
「…………気付いたら、ここに居た」
改めて周囲の街を見渡した。
「……なんだろうな、ここ。地上みたいだけど、なんか“混ざりもの”多いし、なんか調子悪いし、わたしがわたしでないような……『エンプーサ』で、ないような……」
女――エンプーサは、コリコリと首の後ろを掻いて膝を抱え込む。
「でもここが地上なら、モルちんが居るかもだからな。こんなわたしを見たら、びっくりして泣いちゃうかもだ。ん゛ん゛! あーあー。にゃー。にゃーニャーにゃニャーにゃにゃーーー……ん、よし! もうだいじょうぶだぞなもし!! ……でも、もっぺんアレ見て落ち着くかにゃ~」
そう言って右足を伸ばし、銅の義足の留め金を外すと、中から封筒に入った手紙を取り出した。
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エンプーサさんへ
おい、お前の大切で、激ラブスウィートなモルモーはオレたち『バロウ・ギャング』が預かった。
返して欲しけりゃできるだけ急いで、かつ怪我無いように(段差とかいっぱいあるから転ばないようにね)、地上にやってきてください。
はやく来てくれないと、モルモーはきっと寂しくて、地上の人間の血を一人残さず吸い尽くしてしまいます。
そうしたらプーちゃんの分が無くなって半分こできないよ? そんなのイヤでしょ? モルモーもそんなのはイヤだ、と言っています。
あ、でも『バロウ・ギャング』の子たちは一人除いてそんなにキモくない感じなので、あんまり心配しないでくださいね。
『バロウ・ギャング』より――愛を込めて
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* * * *
(数日前)
「……コレ、最後なんで愛込めちゃってんだよ? 一応『脅迫状』だっていうからよ、あいつもそろそろギャングの自覚が出てきたのかと思ったんだけどなぁ……」
「あはは、悟ってやんなよ。色々あって“家出”してきたんだから、素直になれないんだって」
「はぁ~、さっすがボニー様だ。乙女心がよくわかってらっしゃるぜ」
「いや、なんでクライドがわかんないんだよ……」
「でもよ、この手紙どうする? 宛先『めいふ』って書いてあっけどよ、この街のどこだ?」
「『東京』じゃなくてモルモーの田舎じゃない? どこかに埋めてくれればいいって言ってたし、そうすればいいよ。こういうのはどんな形でも思いを吐き出すことが大事なんだと思うし」
「か~! くっせぇなボニー! 大人気取りかよテメェ~!」
「な、なんだよ。クライドが子供なんだろ!」
「まぁなんでもいいや! よーし、じゃあ埋めっか! 埋めるんならやっぱ墓だろ墓! レッツ、グレイブ!! ついでにギャロの奴も埋めちまうか!!」
「ああ、ギーくんね……」
「ハッ! あの裏切り野郎、“ひとり言”がでけーんだっての」
「うん……僕らに隠してたのは残念だったけど、許してやろうよ。彼もその『混沌』ってのから逃げてきたみたいだし――でも、『贄』かぁ……モルモーもその事知って家族が心配になったんだろうし、僕らもその為にこの世界に呼ばれたんだとしたら、いったいどうすれば……」
* * * *
「かぁ~~、見てこれ! 何と愛らしい手紙ですことか!」
エンプーサは手紙を手に一人足をばたつかせて悶えると、
「いやぁ、癒されるにゃあ~~。あんな別れ方しちゃったから、わたしが地上に来づらいだろうと思ってのこの気遣い――けど、この手紙って、いつから持ってたんだっけか?」
言いつつ、首の後ろをもう一度掻く。
「それに、モルちんって――――どんなお顔じゃったけ……? でも、ふふふん、早く会いたいにゃあ」
そこには、不気味に蠢く青黒い痣が広がっていた。 |
|
セリフ一覧
+
|
通常版 |
通常版
召喚 |
おいっす おまたせこまたせ~ |
武装 |
にょほほ あれは敵ちゃんじゃろかい |
血晶武装 |
そんだら 血をチューチューしてやろうかね |
通常攻撃 |
ぶっ殺ころすけ |
アーツ |
無敵に素敵に戦うぞ |
タワー制圧 |
タワーで勝ったわ なんたった |
ストーン破壊 |
血~の~あ~め~が~降~る~ |
死滅 |
|
|
+
|
EXボイス |
EXボイス
召喚 |
あははっ モルちんだ |
武装 |
なんじゃろ それ反則級ずるっこじゃろ |
血晶武装 |
わたしだってずっとずっと ずーーーっと会いたかったんだからな!! |
通常攻撃 |
ふざけるなっ! |
アーツ |
させないぞ |
タワー制圧 |
だってモルちんに ヘカテー様に 恩返ししたいじゃろ |
ストーン破壊 |
わたしが…守るんだぁああああッ!!!! |
死滅 |
|
|
考察
SPD+25%。
アーツ使用時、自身のATK+60 HP200回復 及び吸収対象の自ユニットHP-200、種族毎の追加効果。
効果時間・ウェイトともに60カウント。
- 人獣 フィックススロウ 持続10c
- 神族 被ダメージ30%カット
- 魔種 バトルコマンド時SPD+10%
- 海種 マナタワーとの距離近ATK+40~遠ATK+20(ATK240~220で変動)
- 不死 効果時間終了時に20マナ⇒1キル以上取っていれば50マナバックされる。
キャラクター説明
エンプーサとは、ギリシャ神話に登場する吸血鬼。冥界に住む魔術の女神ヘカテーに仕えている。
それぞれ青銅で出来た機械仕掛けの足と獣の足を持ち、様々な怪物に姿を変える力を持つ。
淫魔の性質も持っており、男を誘惑し交わった後に食い殺したり、獲物に悪夢を見せながら吸血や吸精を行うと言い伝えられている。
片腕と片足だけに付けた金属製の具足やどこぞの淫魔達に負けない露出の高い服装はおそらく上記の特徴から来ていると思われる。
(二重の意味で)襲われれば(いろんな意味で)危険だが、悪口や罵倒に非常に弱いため思いっきり罵れば泣きながら逃げるらしい。
LoVでの彼女は元人間の吸血鬼で、相棒のモルモーとは人間時代からの友人同士。諸事情によりヘカテーの下で暮らしており、二人揃って娘のように可愛がられている。
妖艶な外見に反して非常に珍妙かつ掴みどころの無い性格をしており、「じゃろ」や「にゃー」に「らんたったー」など奇妙な発言をクールな声音で口にする。
これまた奇妙なフレーバーテキストでの語りも相まって、イラストとの激しいギャップを感じるだろう。
紹介動画
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