第0試合<プロレス用語>
一般的なプロレス興行においては、第1試合以降が通常の興行扱いだが、それ以外の
前座的な試合として、第0試合が組まれることがある。
つまり、興行主の扱い的に、本気で見て欲しいのは第1試合以降であり、第0試合というのは
ついでに見てもらえればいいですよ、ほどの意味合いが込められている。
その内容は、デビューして間もない新人の試合や査定マッチ、遺恨マッチが多い。
ダークマッチとも言われる。
東方プロレスにおいて、第31回大会現在で第0試合は以下の3試合が行われている。
- 第⑨会大会第0試合 LSW初代王者霊夢VS挑戦者チルノ
大会本部長による挨拶、そしていつものように前説で全4試合の対戦カード発表が行われた直後、
「第⑨回大会なのに、なんであたいの試合がないのよ」と突如として
チルノが乱入。
解説として招かれていた
霊夢が流れで相手をすることとなり、緊急のLSW防衛戦が組まれることとなった。
サプライズを喜ぶ熱狂的な観客の後押しもあったろうが、
チルノの持つ奇妙な影響力の大きさの一端が垣間見える。
この大会では、
LU3W次期挑戦者決定
BRが行われ、また
にとりのデビューも重なったため、
「
U3祭り」というタイトルがつけられ、普段
無差別級の陰に隠れがちな
U3級選手に
スポットを当てる試みが行われた。その一環としてU3選手による3VS3の試合が第0試合として組まれた。
詳細は
魂魄妖夢の斬撃五番勝負!を参照。
この試合が第0試合とされたことは、すなわちこの試合が査定マッチであることをファンにも
妖夢自身にも
改めて明確にアピールする形となった。
なお、余談だが、第18会大会より、公式パンフレットに記載される試合ナンバーが漢字から英数字に変わったのは、
この第0試合のせいだと言われている。
最終更新:2008年10月17日 09:13