とりあえず、おふくろとは別れた(デオキシスが「冒険に行くんすよ!」って言ったら「あら、おみやげよろしくね~。気をつけてねっ!」でおわった)
今は人に会うと億劫だから(伝説って大変だ…)上空を飛んで移動中だ
「ミュウさん美人さんだったなぁ…。いいっすねぇ…ああゆうオフクロさん…」
「そうかぁ?怒るとかなり危険だぞ?」
「そうなんすか?ギャップもまたいいっすねぇ…!もっとお話しておけばよかった…」
デオキシスは浮かれっぱなしだ(実際浮いているんだが…)
いっそおふくろにくっついてってくれれば楽なんだが、コイツがおふくろの側にいたら何かとおふくろが危険な気がする。いや、おふくろ心配なわけじゃないが、まぁ、その、なんだ、アレだな。うん。
「あ~あ、ミュウツーさんはいいっすねぇ…」
「…?急に落ち込んだ声してどうしたんだ?」
「うっ…だってオフクロさんは美人さんだし、映画は良い出来だし、ゲームプレイすれば待っててくれるしっ」
「おい…?」
「ウゥっ…、ミュウツーさんは見た目だってかっこいいし、何かあったらすぐに騒がれるんだろうけどっ、おれっち今日から配信だってのに誰もキャーキャー言わないしっ…!」
「な、泣くな!泣くな!男だろ?!」
「せっ性別不明っす…!」
「うっ…そういや俺もそうだ…」
「うぅぅ…」
「あ、アメちゃんあげるから泣きやめって!」
「うぅ…グレープ味じゃなくてピーチがいい…」
「悪いが今はないんだ…」
「うぅぅうっ…!!」
「…俺が泣きたくなってきた…。俺戦うことは知ってるけど心理学は知らないからなだめ方とかわからんし…」
「直接本人にきいてみたらどうです?」
「なっ!?ラッキー!どうしたんだ?」
「ミュウさん心配が言ってたので見張り役です」
「見張りって俺は危険物か。ってかおふくろ本人が来ればよくないか?」
「ミュウツーは反抗期だから私じゃダメなのよ~ですって」
「そうか…確かにおふくろはちょっとうざった…」
「うぅぅうっ!!」
「デオキシス!そうだ!泣いてたんだった!」
「だからきいてみたらどうです?あ、偉そうにしちゃダメですよ。優しく、優しく。ミュウさんみたいに…」
「…難しいな。とりあえずやってみる。…。デオキシス、どうしたら泣きやんでくれるの…?…。無理がないか?」
「大丈夫です!バッチリです!」
「…うぅ…おれっちデオキシスじゃなくてデオキっちゃんて呼んでほしいっす…っ」
「…」
「ツーさん!デオキっちゃんって呼んでほしいらしいですっ!」
「聞こえている」
「ならはやく!デオキシスさん…デオキっちゃんさんかわいそうですよ!」
「う~ん…ちょっと恥ずかしいような…」
「はやくしたらどうです?」
「ラッキー怖いぞ…。」
「うぅぅう…」
「デ、デオキシス…」
「うぅぅう…!!!!」
「あっ!だからデオキシスじゃなくてデオキっちゃんて呼ばないとダメですってば!」
「…デオ…キs」
「うぅウ!!!!!」
「…デオキっちゃん…」
「!!ツーちゃん!」「ツーちゃん!?」
「ツーちゃんさんっ★」
「え…ラッキーまで…」
かくしてデオキシスをデオキっちゃんと呼ぶことになり、ラッキーまでくっついてきた。
旅は前途多難だ…
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最終更新:2007年12月09日 22:18