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*■ベンチマーク対決
メモリ8GBでの安定動作を兼ねて、下記構成においてOSの変化によるパフォーマンスの差異を調査した。
*■はじめに
今回のベンチマークはAppleが保証をしていないメモリ8GB構成で実施した結果である。その為、本来メーカが想定していない結果となっている可能性があることは十分念頭に入れておいて欲しい。
**1. Xbench
Xbenchは従来からある32bitベンチマークアプリケーションだが、従来のLeopard 10.5.8とSnow Leopard 10.6.1とで値を比較した。また、10.6.1では[[本項目>>http://www39.atwiki.jp/macmini/pages/30.html]]の手順で、64bitカーネルをロードした場合も計測している。
ベンチマークを実施した環境は、不要なアプリケーションのインストールは行わず、OSのインストール後、ベンチマーク実施時点での最新パッチのみを適用した状態で行った。なお、HFS+のジャーナルログは[[有効>>http://www39.atwiki.jp/macmini/pages/17.html]]にしたままである。
<実行環境＞
|BGCOLOR(skyblue):MainMachine|BGCOLOR(skyblue):>|BGCOLOR(skyblue):Apple Mac mini (MB463J/A)|
|Memory| 8GB(4GBx2) |[[SanMax SMD-N4G68HP-10F DDR3-1066 S.O.DIMM 4GB CL7 hynix/JEDEC>>http://www.ark-pc.co.jp/item/SanMax+SMD-N4G68HP-10F+DDR3-1066+S.O.DIMM+4GB+CL7+hynix%A1%BFJEDEC/code/11702123]]|
|SSD| 256GB |[[SAMSUNG PB-22J (MMDOE56G5MXP-0VB)>>http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00233N676?ie=UTF8&tag=macmini-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B00233N676]]|
|ODD| Blu-ray Read Super Drive | [[Sony NEC Optiarc BC-5600S Slim Combo Drive>>http://www.amazon.com/Sony-Optiarc-BC-5600S-01-Blu-Ray-Combo/dp/B001TOD5IA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=electronics&qid=1252408157&sr=8-1]]|
|OS | OSX Snow Leopard 10.5.8/10.6.1(32/64bit kernel) | GPT Partion ([[Leopard>>http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001QTWL1A?ie=UTF8&tag=macmini-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B001QTWL1A]]10.5.8 128GB/[[Snow Leopard>>http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002MRTR1M?ie=UTF8&tag=macmini-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B002MRTR1M]] 10.6.1 128GB) |
#image(http://www39.atwiki.jp/macmini/pub/Xbench_8GB.png,width=600,height=600,title=10.5.8〜10.6.1でのXbenchの結果,http://www39.atwiki.jp/macmini/pub/Xbench_8GB.png,blank,left)
*■結論
CPU、メモリのスコアの値は10.5.8<10.6.1(32bit)<10.6.1(64bit)の傾向で、Snow Leopardで導入されたGCD(Grand Central Dispatch)の効果で、10.6.1(64bit)が最もよい値を出した。
一方、グラフィックはドライバ周りがまだ整理されていないようで、10.5.8>10.6.1(32bit)>10.6.1(64bit)となり、従来のLeopard 10.5.8が最も値が高い。特に、OpenGLのスコアが、Snow LeopardではLeopardの半分にまで落ち込んでいる。
一般的な使用において、体感速度へ最も影響を与えるディスクI/Oのスコアだが、シーケンシャルアクセスで10.5.8、ランダムアクセスでは10.6.1(64bit)が最も良い値を出したが、シーケンシャルアクセスでの値に大きな差があることから、総合的には10.5.8の値が高い結果を出している。
総括すると、CPU、メモリはGCDの導入で新しい可能性を見せている。新しいドライバのlibdispatch最適化もうまくいっているようである。一方で、新しい64bitドライバを使用したグラフィック、ディスクについてはまだまだ最適化がされていないようで、従来の性能まで発揮できていない。
その為、トータルでは従来の32bitカーネルのの10.5.8が最も良い値を出した。64bitベンチマークアプリケーションを用いた場合は、また違った傾向が出ると思われる。
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*■ベンチマーク対決
メモリ8GBでの安定動作を兼ねて、下記構成においてOSの変化によるパフォーマンスの差異を調査した。
*■はじめに
今回のベンチマークはAppleが保証をしていないメモリ8GB構成で実施した結果である。その為、本来メーカが想定していない条件下での結果であることは十分念頭に入れておいて欲しい。
**1. Xbench
Xbenchは従来からある32bitベンチマークアプリケーションだが、従来のLeopard 10.5.8とSnow Leopard 10.6.1とで値を比較した。また、10.6.1では[[本項目>>http://www39.atwiki.jp/macmini/pages/30.html]]の手順で、64bitカーネルをロードした場合も計測している。
ベンチマークを実施した環境は、不要なアプリケーションのインストールは行わず、OSのインストール後、ベンチマーク実施時点での最新パッチのみを適用した状態で行った。なお、HFS+のジャーナルログは[[有効>>http://www39.atwiki.jp/macmini/pages/17.html]]にしたままである。
<実行環境＞
|BGCOLOR(skyblue):MainMachine|BGCOLOR(skyblue):>|BGCOLOR(skyblue):Apple Mac mini (MB463J/A)|
|Memory| 8GB(4GBx2) |[[SanMax SMD-N4G68HP-10F DDR3-1066 S.O.DIMM 4GB CL7 hynix/JEDEC>>http://www.ark-pc.co.jp/item/SanMax+SMD-N4G68HP-10F+DDR3-1066+S.O.DIMM+4GB+CL7+hynix%A1%BFJEDEC/code/11702123]]|
|SSD| 256GB |[[SAMSUNG PB-22J (MMDOE56G5MXP-0VB)>>http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00233N676?ie=UTF8&tag=macmini-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B00233N676]]|
|ODD| Blu-ray Read Super Drive | [[Sony NEC Optiarc BC-5600S Slim Combo Drive>>http://www.amazon.com/Sony-Optiarc-BC-5600S-01-Blu-Ray-Combo/dp/B001TOD5IA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=electronics&qid=1252408157&sr=8-1]]|
|OS | OSX Snow Leopard 10.5.8/10.6.1(32/64bit kernel) | GPT Partion ([[Leopard>>http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001QTWL1A?ie=UTF8&tag=macmini-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B001QTWL1A]]10.5.8 128GB/[[Snow Leopard>>http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002MRTR1M?ie=UTF8&tag=macmini-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B002MRTR1M]] 10.6.1 128GB) |
#image(http://www39.atwiki.jp/macmini/pub/Xbench_8GB.png,width=600,height=600,title=10.5.8〜10.6.1でのXbenchの結果,http://www39.atwiki.jp/macmini/pub/Xbench_8GB.png,blank,left)
*■結論
CPU、メモリのスコアの値は10.5.8<10.6.1(32bit)<10.6.1(64bit)の傾向で、Snow Leopardで導入されたGCD(Grand Central Dispatch)の効果で、10.6.1(64bit)が最もよい値を出した。
一方、グラフィックはドライバ周りがまだ整理されていないようで、10.5.8>10.6.1(32bit)>10.6.1(64bit)となり、従来のLeopard 10.5.8が最も値が高い。特に、OpenGLのスコアが、Snow LeopardではLeopardの半分にまで落ち込んでいる。
一般的な使用において、体感速度へ最も影響を与えるディスクI/Oのスコアだが、シーケンシャルアクセスで10.5.8、ランダムアクセスでは10.6.1(64bit)が最も良い値を出したが、シーケンシャルアクセスでの値に大きな差があることから、総合的には10.5.8の値が高い結果を出している。
総括すると、CPU、メモリはGCDの導入で新しい可能性を見せている。新しいドライバのlibdispatch最適化もうまくいっているようである。一方で、新しい64bitドライバを使用したグラフィック、ディスクについてはまだまだ最適化がされていないようで、従来の性能まで発揮できていない。
その為、トータルでは従来の32bitカーネルのの10.5.8が最も良い値を出した。64bitベンチマークアプリケーションを用いた場合は、また違った傾向が出ると思われる。
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