ARCHIVES 2011/10
(コメント)
訃報に接し,心から哀悼の意を表します。
ARCHIVES 2011/08
(コメント)
Mac mini Mid 2011のHDD/SDD増設に必要となる接続ケーブルと固定用のネジのセットです。値段的にはちょっと高いですが、自分で増設する場合に必要となる部品がセットになっているので安心です。
ARCHIVES 2011/07
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新Mac miniでは8GBモジュールを用いて、非公式ながら16GB(8GBx2)まで搭載できるのではと
コメントしましたが、OWCから16GBのメモリが発売されるようです。また、Vintage Computerでも
16GBキットで、Mac miniでの16GB動作を謳っています。
(コメント)
サポートされていない機種でLionでインストールできるかの記事がありましたが、検証不足なので補足してみます。
初代Intel Core、コードネームYonah(Core Solo/Duo)は10.7の
カーネルソースでも確認できるようにカーネルレベルでサポートされておらず、起動時にUnsupported
CPUでKPするようになっています。対策としては、これらCPUを搭載した機種ではCPU交換ができるのでCore 2 Duoにします。
次に、記事にもあるように、Core 2 Duoに交換しても、「このバージョンのMac OS X 10.7は、このコンピュータにはインストールできません」となり、本来サポートしていない機種なのでエラーとなってしまいます。これは、インストーラで機種チェックをしており、そこでエラーになっている為です。
チェックルーチンは、OSInstall.mpkgに含まれており、計2カ所存在します(Snow Leopardでのインストーラアプリ実行時と、再起動後のディスクイメージ展開インストール時)。その為、xarでOSInstall.mpkgを展開し、Distributionのチェックルーチンを修正後、再度OSIntall.mpkgに戻す必要があります。
Install Mac OS X Lion.app/Contents/SharedSupport/OSInstall.mpkgに含まれるDistribution
Install Mac OS X Lion.app/Contents/SharedSupport/InstallESD.dmgの中のPackages/OSInstall.mpkgに含まれるDistribution
チェックルーチンの修正自体は、isSupportedPlatform()が真を返すようにするか、installCheckScript()自体が常に真で抜けるようにreturn trueのみにするなどいくつか対応が考えられます。なお、OSInstall.mpkgの修正は、Mac OS X 10.5 Leopardをインストールできない機種にインストールするTipsとして有名なので、
こちらなども参考にしてください。
最後に、OS起動時に/System/Library/CoreServices/PlatformSupport.plistを参照し機種チェックを行うので、SupportedBoardIdsに機種IDを追加するか、本ファイルを削除します。
ちなみに、サポートしている機種が何かは、チェックルーチンの下記のエントリで判別できます。
var platformSupportValues=["Mac-F2268DC8","Mac-F22C86C8","Mac-F22587C8","Mac-F2218FA9","Mac-F2218EA9","Mac-F42D86A9","Mac-F22C8AC8","Mac-F22586C8","Mac-942B59F58194171B","Mac-F226BEC8","Mac-F4218FC8","Mac-942459F5819B171B","Mac-F4218EC8","Mac-F2208EC8","Mac-F22C89C8","Mac-F22587A1","Mac-F221DCC8","Mac-F42388C8","Mac-F223BEC8","Mac-F4238CC8","Mac-F222BEC8","Mac-F227BEC8","Mac-F4208AC8","Mac-F22788A9","Mac-F4238BC8","Mac-F221BEC8","Mac-F2238AC8","Mac-F4208EAA","Mac-F22788C8","Mac-F22589C8","Mac-F4228EC8","Mac-F22788AA","Mac-F42C86C8","Mac-F4208CA9","Mac-942C5DF58193131B","Mac-F2238BAE","Mac-F42289C8","Mac-F2268CC8","Mac-F4208DC8","Mac-F2218FC8","Mac-F2218EC8","Mac-F4208DA9","Mac-F42D89C8","Mac-F4208CAA","Mac-F42D89A9","Mac-F2268AC8","Mac-F42C89C8","Mac-942452F5819B1C1B","Mac-F42786A9","Mac-F42D88C8","Mac-F42187C8","Mac-94245B3640C91C81","Mac-F42D86C8","Mac-F2268EC8","Mac-F2268DAE","Mac-F42C8CC8","Mac-F42C88C8","Mac-94245A3940C91C80","Mac-F42386C8","Mac-942B5BF58194151B","Mac-F42189C8"];
(コメント)
Mac OS X LionのインストールDVDの作り方です。インストールDVDを作成し、クリーンインストールする方法は既に
こちら(2011/06/06)で紹介されているので、特に新しい情報ではありませんが、使用許諾の変更もあり仮想環境へのインストールにもチャレンジしています。
なお、InstallESD.dmの起動ディスクでは、HDDからの復元機能(Recovery HD)を含んだ形でインストールできますが、InstallESD.dmg内のBaseSystem.dmg、mach_kernel、およびPackageフォルダの中身でディスクを作成すれば、従来と同様の(復元用パーティションが無い)クリーンな環境を作成できる起動ディスクになるので、仮想環境へのインストールなどには後者の方法が良いと思います。
(コメント)
新Mac mini ServerモデルのSSDへの交換レポートがありました。温度センサーをはじめ、不要なセンサー類は付いておらず、ユーザでの交換が可能となっています。交換したSSDへのOSクリーンインストールも、
インターネットリカバリモードで行えるとのこと。
なお、SSDへ交換しても、TRIMはApple純正でしか有効にならないように制限がかかっているので、自己責任になりますが、下記手順でチェックをはずす必要があります。
<TRIMコマンド有効化>
1. IOAHCIBlockStorageのApple純正SSDかどうかを判別する文字列"APPLE SSD"をヌル(0x00)で置き換え、任意のSSDでTRIMサポートが有効になるようにする。
sudo perl -pi -e 's/\x41\x50\x50\x4c\x45\x20\x53\x53\x44/\x00\x00\x00\x00\x00\x00\x00\x00\x00/g' /System/Library/Extensions/IOAHCIFamily.kext/Contents/PlugIns/IOAHCIBlockStorage.kext/Contents/MacOS/IOAHCIBlockStorage
2. カーネルキャッシュをクリアし、修正したIOAHCIBlockStorageを有効にする
(コメント)
新Mac mini、新MacBook Air 13inchの分解記事が早速あがっています。
Mac miniの分解自体は前モデルと同様の構造なのでそれほど難しくないようです。2台目のHDD増設は、CTO、Serverモデル以外では
専用の接続ケーブルを如何に入手するかがポイントですね。また、Firewire 800はTI製のコントローラのようです。
一方、MacBook AIrで興味深いのは、Thunderboltコントローラがチップセットに統合されているのではないかということです。
(コメント)
予てから噂のあった通り、
Mac OS X Lionの発売と同時にThunderbolt搭載のMac miniが発表されました。CPUはSandy Bridge、高速I/FにThunderbolt搭載ですが、光学式ドライブの全面撤廃、初代Mac mini以来となる独立GPU搭載と噂以上の更新となりました。また、サーバーモデルには独立GPUは搭載できませんが、CPUがクアッドコアになっています。
<参考>
DDR3 SO-DIMM 1333MHz 8GBモジュール
(コメント)
2.5inchで容量1TBといったら今までは12.5mm厚でしたが、9.5mm厚のものが登場しました。従来は、
変換アタプタを使ったりしていましたが、これで、Mac miniも内蔵HDDの容量アップが簡単にできるようになりますね。
ARCHIVES 2011/06
また、Mac OS X 10.7 Lionでは、boot.efiの64bit制限が撤廃されており、Early 2009でもデフォルトで64bitカーネルが有効になります。従来通り32bitカーネルで起動するには、起動時に「3」と「2」を同時に押しながら起動するか、
sudo systemsetup -setkernelbootarchitecture i386
を実行し、/Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot.plistに<key>Kernel Architecture</key><string>i386</string>を書き込む必要があります。
(コメント)
COMPUTEXでのMac/iOS関連製品のまとめで、Thunderbolt関連の商品が紹介されています。Thunderbolt自体は、新しいMBPとiMacに搭載されていますが、実際の周辺機器は今年夏に登場予定です。
既にLion、iOS5、iCloudの発表がされていますが、本日6日午前10時(日本時間7日午前2時)の
WWDC 2011で、プラスαとしてA5チップを搭載したiPhone4Sや、SandyBridge、Thunderboltを搭載したMacBook Airの発表があるのか楽しみですね。
ARCHIVES 2011/04
(コメント)
Thunderboltアーキテクチャ概要の説明やノートPC用の外付けGPU、PCI Expressカード拡張ボックスの登場について予告されています。また、2012年に投入する次期Core iシリーズ(IvyBridge)ではUSB 3.0を標準サポートすることが公表されていますが、本格的な普及の為、Thunderboltコントローラのバンドルを検討していることも明らかにされました。
(コメント)
TRIMサポートを有効にした上、シングルユーザモードで起動し、/sbin/fsck -ffyを実行した所、書き込み速度の落ち込みが激しいSamsungのSSDで、大きく速度が回復されることが確認できました。
TRIM実行前
Results 196.41
System Info
Xbench Version 1.3
System Version 10.6.7 (10J869)
Physical RAM 8192 MB
Model Macmini3,1
Drive Type SAMSUNG MMCRE28G5MXP-0VB
Disk Test 196.41
Sequential 154.29
Uncached Write 101.20 62.13 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 149.24 84.44 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 145.43 42.56 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 405.34 203.72 MB/sec [256K blocks]
Random 270.18
Uncached Write 126.54 13.40 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 206.42 66.08 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 2556.09 18.11 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 600.01 111.34 MB/sec [256K blocks]
TRIM実行後
Results 277.38
System Info
Xbench Version 1.3
System Version 10.6.7 (10J869)
Physical RAM 8192 MB
Model Macmini3,1
Drive Type SAMSUNG MMCRE28G5MXP-0VB
Disk Test 277.38
Sequential 249.64
Uncached Write 283.54 174.09 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 298.84 169.08 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 147.56 43.19 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 421.31 211.75 MB/sec [256K blocks]
Random 312.05
Uncached Write 124.75 13.21 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 361.41 115.70 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 2564.03 18.17 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 607.79 112.78 MB/sec [256K blocks]
ARCHIVES 2011/03
(コメント)
MacBook Pro Early2011用にカスタマイズされた10.6.6からSSDのTRIMサポートが有効になりましたが、TRIMサポートが有効になるのはApple純正のSSDのみでした。自己責任になりますが、バイナリエディタを用いてその制限を回避することができます。この制限は10.7 Lionでも無くならないと思いますので、自分でSSDに換装する場合は知っておくとよいでしょう。
なお、
こちらでは、バイナリエディタを用いずコマンド一発で有効にする方法を試しています。
(コメント)
Mac OS X 10.6.7アップデートがリリースされました。
カーネルのSandyBrideサポートはMacBook Pro Early 2011のプレインストール版10.6.6に含まれる10.7.1からで、今回のアップデートに含まれる10.7.0カーネルではサポートされていません。他にも、Intel HD2000/3000、Radeon HD 6000のサポートも本アップデートには含まれておらず、
Mac OS X v10.6.7 Update for early 2011 MacBook Proとして別途提供されます。今回の対応は10.6.3のClarkdale/Arrandaleの時と同様です。
(コメント)
Early 2009以降のMac miniに最適なBlu-ray対応のSlimline SATAスロットインドライブが7,980円で販売されています。管理人は2009年当時、フィンランドの小売店から
個人輸入で $134.95(¥12,785、レート換算¥94.74/$)にて購入したので、円高等もありお買い得になっています。
MBP13は独立GPUを搭載せず、CPU内蔵のIntel HD Graphics 3000を使用しています。従来のIntel HD Graphicsは
OpenCLには対応していなかったので、OpenCLに対応しているのかは気になります。3D性能はGeForce 320Mの6割-8割程度の性能しかないので、
パフォーマンスダウンは避けられませんが、GPGPUとしては、動画などのエンコードの速さで注目を集めているので、その恩恵がOSXでも受けられる環境が提供されるかはOpenCL普及の意味でも重要です。
なお、噂されていたシステムディスクに8GB-16GBのSSD、データディスクにHDDといったデュアルドライブにはなっていません。この形態にすると、光学式ドライブを接続した場合、SATAポートを3ポート消費し、Intel 6シリーズの不具合の影響を受けるので構成変更を見直したものと思われます。
ARCHIVES 2011/02
(コメント)
iMacやMacBook Proへの採用が噂されているSandyBridgeですが、Appleも出荷への影響が出そうです。
(コメント)
Intel MacはPower PCから切り替わった際に、既に全機種
EFIに移行済みで且つGPTパーティションを使用しているため、2.2TBの壁はありませんが、従来の
PC BIOSでも2.2TB超からのブート対応が進んでいます(
UEFIに移行していないGIGABYTEのP67/H67系は対応済み)。(追記:2011/03/28) 2011年3月28日更新。
ARCHIVES 2011/01
(コメント)
Mac App Storeに対応したアップデートです。NVIDIAからはFermiに対応したNVDAGF100Hal.kextがリリースされていますが、本アップデートには含まれません。
(コメント)
SandyBridgeが正式発表になりました。使用にあたっては対応するCPUソケットが変更になった為、M/Bを変更する必要があります。なお、主要なM/Bメーカのファームウエアについては、
ASUSTek、
MSIはUEFIへ移行、
GIGABYTEは従来のBIOSベースになっています。
最終更新:2012年04月19日 10:56