人を楽しませる話し方を身につけたいなら、まず話のテーマを決め、ストーリーを考えてから話すようにすれば効果的だ。
たとえば、著名な人物の講演を聞いたという話をするのであれば、単に「この間、○○先生の講演会に行きまして」と言うだけでは「へえ」という反応で終わってしまい、逆に間の悪い空気をつくりかねない。
そこで「講演会に行った」→「講演テーマは投資だった」→「仕事とリンクする内容だった」といったストーリーをあらかじめ考えておくとスムーズに話が進み、相手を飽きさせることもなく、会話にも広がりを持たせることができる。
ただの雑談でも、ストーリーを作ってから話すと、相手を楽しませることができるし、相手の印象もグッとよくなる。
営業にも役立つというものである。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2013年12月11日 11:58