嫌いな人がいるというのは仕事にとって大きなマイナスです。
まず朝の挨拶で、「私はあなたのことを積極的に認めようと努力することにします。
お互い協力しあってやっていきましょう」と意思表示をするのです。
つまり、ていねいにあいさつするということです。
これが嫌いな人に自分からアタックするということの出発点です。
あとは仕事中にも、なるべく多くの声をかけるようにします。
回数も多くし、言葉数も多くします。
普通の人には一言でいいところを、二言から三言にします。
普通の人の二倍から三倍の言葉数を使って、初めて普通ぐらいの意思疎通になるでしょう。
こういうことを繰り返していけば、相手の態度も変わるはずです。
すると、気持ちのよい印象が得られるようになるでしょう。
そうなってくれば、意識して変えていた自分の態度が、意識せずとも自然にできるようになると思います。
そのときには、嫌いな感情はもうどこかに消え去っています。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2014年02月19日 14:39