公私の別をはっきりさせるという仕事全般に通じたルールの徹底につながるという。
「そういう先輩自身が休日のゴルフの話をしていると説得力がない」(戸田さん)ので注意したい。
理詰めで話して、納得を生むアフターファイブ。
新入社員の不満など本音を聞き出すにはまず酒でも飲んで、となる。
しかしむやみに連れ出すのでなく、プライベートな時間を尊重する。
また夕食でも酒抜きで食事だけ、と最初から決めておく手もある。
相手は終了時間が読めるし、誘う側も声をかけやすいかもしれない。
飲みに行っても仕事の話一辺倒でなく「むしろ趣味や得意なことを聞き出し、教えてもらうぐらいの方が自らの幅も広がってよい」(戸田さん)。
仕事の関係のまま「上から下へ」でなく、飲み会の場では双方向の会話を心がけるのが基本だ。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2014年03月12日 12:42