「もしもし」というのは、機械の故障で、途中で話が中断したときぐらいにしか使わないようにします。
日本の家屋ですと、どんなに広い家でも、家のなかにいさえすれば、ベルが七回鳴るまでには、電話のところまでこられるのが常識ですし、職場ならば三回までです。
したがってそれ以上ベルが鳴ってしまったら、かならず、
「お待たせいたしました、人事課でございます」
と、失礼をわびたほうが好感が持たれます。
まず、自分がかけている身になってみることです。
左手に受話器、右手でメモ。
これは電話の初歩の常識です。
わたくしのような、言葉を商売にしております者からしますと、電話の声の調子で、相手がい
ま、どんな姿勢で電話をかけているかがすぐわかります。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2014年07月03日 14:47