気持ちがなごんだり、充実感を抱いたりすれば、相手のこちらへの態度も友好的なものになる。
そうなればこちらも相手との付き合いがラクになる。
理屈をいえば、来客にお茶を出すのは当然だろうし、お茶を出すのはその人の仕事の一部なのだからトーゼンということにもなろう。
だから、感謝の言葉をロにする必要などないということにもなる。
しかし、人間関係というものは、理屈だけで成り立っているわけではない。
そのことは、自分が逆の立場になってみるとよくわかる。
もし、あなたが相手にしたことに対して「あなたはあなたの仕事をしただけで、そうするのが当然じゃないか」と言われたらどうだろう。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2014年10月02日 12:49