書くのが面倒なのは、もちろん作業として大変だということがあるけれど、本人がその必要性を感じていないということもある。
小学校のときから、作文はいつでも「書かされてきた」。
自分が「よし、私はこれを書きたい」といって書いた文章はどれくらいあっただろうか。
いやいや書くことほどつらいものはない。
だから「文章を書く」「つらい体験」「書くのが苦手」という図式を作り出してきた。
しかし自分だけの体験や考えは、他の人には書けない。
それを伝えたいなら、書く。
その気持ちこそが、すべての障害を乗り越える原動力になる。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2014年10月07日 11:31