ものの本によると、殺し方や捧げ方にも問題があって、死体、絞殺、撲殺や、アラーの名においてイケニエにされなかったものなど、一切の動物の食肉をコーランは禁じているとある。
でも、そんな選り好みをしていては餓死し
かねない。
だからやむを得ないときには、「アラーは寛容で慈悲深い方」という文句もコーランに記されており、日本にいるアラブ人は、日本流になんでも食べる人もいる。
まあ、言ってみれば、食事は家の中でうまいものをむさぼり食おうが、粗末なものでつましく済ませようが、外部には知られずにすみ、マイペースで運べる。
これに対して、着るものの方はそうもいかぬ。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2014年11月17日 17:28