管理者が自職場のKTAを見定めることは、自職場の主要な活動範囲の見定めであり、それには、次のメリットがあります。
(1)KTAが定まると、職場の人びとの関心や努力の焦点が明確になり、それだけ重要な情報活動に注意が集中できる。
(2)職場の基幹領域がハッキリするので、それだけ職場の基幹的な課題を効果的に発見できるようになる。
(3)環境変化のインパクトを個々のKTAに関連づけて捉えることで、環境変化がもたらす職場の課題を具体的なレベルで捉えられるようになる。
職場のKTAは、職場の使命を手がかりに捉えることができますが、図示するような質問を手がかりに捉えることも可能です。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2014年12月17日 09:28