カルチャーセンターなどの課題でも、積極的に前に出てやってみようという人は稀である。
講演会にしても、カルチャーセンターにしても、自分を向上させようという意欲に燃えて参加しているはずである。
それなのになぜ、みすみすチャンスを逃がしてしまうのだろう。
人はみな快適ゾーンというものを持っている。
その範囲にいれば、抵抗感がなく気楽に快適に過ごすことができる。
そんな環境である。
風呂でいえば、熱くもなく冷たくもない最も快適な温度。
入ったっきり出たくないようなぬるま湯的な状態である。
会社勤めもぬるま湯的になってくると、刺激も向上心もなくなって、そこから抜け出すことができなくなってくる。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2015年01月13日 09:40