優しい心づかい(前野岳洋)

ナイフやフォークは外側から取っていきますが、よく見ないで取ったため、うっかり違うものを使ってしまうことがあります。

こんなときは、うろたえて替えたりするとテーブルを汚すことになるので、堂々と知らん顔で使い続けたほうがいいでしょう。

人の手元をじろじろ見ない限り、気がつきにくいもの。

また失敗を見破られるのは、おどおどした態度によることが多いのです。

これよりも問題が多いのは、ナプキンの使い方。

これは女性によく見られますが、テーブルの上にナプキンが用意してあるのに、わざわざ自分のハンカチを、その上に重ねているもの。

これは汚してはいけないという優しい心づかいのようですが、実は間違い。

「このナプキンなんて使えません」と言っているのと同じです。

人材育成コンサルタント・前野岳洋

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最終更新:2015年09月25日 12:23