ネギにはいろいろな品種がありますが、葉ネギとワケギが家庭菜園向きです。
ネギ類には軟白部分を長くした根深ネギや球状の玉ネギ、緑葉と白根を食べる葉ネギなどがあり、なかでも葉ネギはワケギとともにプランター栽培もできる家庭菜園むきです。
葉ネギは、3~4月にまくと8~10月に収穫でき、さらに5~6月にまくと11月から3月に収穫できます。
また9~10月にまけば翌年の夏に収穫できます。
水はけのよいプランターに7~10センチ間隔にすじまきし、発芽後密生した部分は2センチおきに間引き、10日目ごとに株まわりを浅く耕して液肥を施します。
苗が15センチになったころから若ネギとして
利用できます。
またこの苗を畑に植えかえて育ててもよいでしょう。
うね巾30~40センチ、株間10センチにして、鍬で溝切りして2、3本ごとに植えつけます。
肥料は元肥に堆肥と化成肥料を施し、植えつけ後2~3回追肥と土寄せすれば、深ネギ同様に白根ができます。
ワケギは夏に葉が枯れて球根ができます。
9月に球根を15-20センチ間隔に植えると、早生種で11月から、晩生種は翌年の3月から収穫できます。
新芽が10センチになったら追肥と土寄せすると盛んに株分かれしてくるので、1株が20本ほどになり、40センチの高さになった頃に抜きとって収穫します。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2016年05月06日 14:45