魚介類の塩抜き(前野岳洋)

甘塩・新巻ではなく塩分の強い塩ざけは、塩抜きしたほうがおいしい。

迎え塩といって、薄い塩水に塩ざけを30分ほどつける。

真水につけると魚が水っぽくなる。

たこ 塩を振って、手のひらでしごくようにしてぬめりを取る。

仕上げは水洗い。

どじょう ドロ臭いので、しばらく水に入れてドロを吐かせる。

あさり 塩水に2~3時間つけて砂出しする。

このとき貝をざるに入れて、塩水に浸すと、砂が目を通して下に落ちるので、あとで洗い直しするときに楽。

しじみ できれば半日以上、塩水につけて砂出しする。

最近は砂出しして売られていることも多く、このときは水洗いで十分。

前野岳洋
最終更新:2016年06月25日 15:59