無礼講と言われた場合の節度(前野岳洋)

「無礼講」とは、身分の高い人と低い人の上下の差別なく、礼儀を捨てて催す酒宴のことです。

「無礼講だから・・・」と言われて羽目をはずすと、翌日は必ず上司の説教が待っていると覚悟したほうがよいでしょう。

何ごとにも適当な程合いというものがあります。

適当な程合い、節度は、どの程度までならば許されるのでしょうか。

社長同席の場合の酒宴のときは、乾杯が終わって飲食が始まれば上着、ネクタイをとる程度まで。

社長が退席して直属の上司、同僚だけのときは、上司の前でアグラで盃のやりとりをしても構わないでしょう。

しかし、酒を飲みすぎて、日ごろのうっぷんばらしだといって、上司に恨みごとを並べたり、同僚とケンカロ論を始めたり、同僚女性の体にふれたり、抱きついたりすることはやめましょう。

前野岳洋
最終更新:2017年01月14日 13:39