調整のための話し合いの手順

1. 調整の準備をする
(1)なにを目的に調整を行なうのか、なにが問題なのか、そのポイントをつかむ
(2)調整相手をよく知り、相手の出方を予測して対策を練っておく
(3)適切な場所・時間を選定し、関係者の意見も、前もって聞いておく

2. 相手に好感をえる
(1)先入観をもたず、親しさと誠意を示し、相手をくつろがせる
(2)相手と共通目的達成の立場に立ち、紋切型ではなく、打ちとけて率直に話し合う

3. 相手の意見・情報をもれなく聞く
(1)相手の意見を傾聴し、適切な合槌、促し、質問を入れて聞き、理解と好意を示す
(2)早合点や感情的な論争を慎む

4. 相手の納得をえる
(1)双方の提案を比較し、自案の利点を立証して、相手の協力を懇請する
(2)相手の意見でとり入れることのできる部分は、できるだけ受け入れる

前野岳洋
最終更新:2017年02月25日 11:06