結婚式のときの仲人のつとめ

神式、教会、仏式、どの形式の場合でも、慣れない新郎新婦にとって力となるように、そばについていて落ちついて式の進行を見守り、玉串奉奠や祝杯などの仲人の行事をまちがいなくすませるように心がけます。

仲人があがってしまうと新郎新婦も自信を失っておさまりがつかなくなってしまいますから、あくまでも落ちついて、かりにしくじってもあわてずにやり直すようにしてください。

結婚式の最中に帯をかたくしめて緊張している花嫁の気分がわるくなったり、貧血を起こしたりすることがときに見られます。

仲人夫人はつねに花嫁のようすに注目していて、かりにそんな気配が見えたら夫の仲人に伝え、仲人から式場の係に式をうまく運んでもらうようにたのんで夫人は花嫁に付添って一時退場し、式場内の別室で手当てを受けるようにしましょう。

その間、仲人夫人はずっと花嫁に付添っていてください。

前野岳洋
最終更新:2017年11月29日 17:06