消えた銀星号

A Chocobo's Tale
依頼者:
 ネヴラ(Nevela)
  / ジュノ上層・工房橋
依頼内容:
 チョコボ厩舎にいる、ある1匹のチョコボの
 生まれにまつわる話を知りたい。
 あのチョコボを生んだお母さんチョコボは、
 バストゥークのチョコボ厩舎にいたらしい
 のだが……。


ジュノ上層 / 工房橋


>>通常時
+ ...
Nevela : 前から不思議に思ってることが
あるんだけど、聞いてくれる?

選択肢:聞いてやるか?

>>やめておく
  Nevela : あらそう。あたしは
  この疑問で夜も眠れないのよ。

>>聞いてやる

Nevela : チョコボってさぁ、
羽根が生えてるし、クチバシもあるじゃない?
でも、空は飛べないのよね。
果たしてあれはトリなのかどうか……。
Nevela : 誰しも1度は悩んだはずよ。
あまりに身近すぎて、もう誰も気にしてないかも
しれないけど、こういうことを考えるのって大切よね。

Nevela : チョコボってさぁ、
羽根が生えてるし、クチバシもあるじゃない?
でも、空は飛べないのよね。
果たしてあれはトリなのかどうか……。
Nevela : 誰しも1度は悩んだはずよ。
あまりに身近すぎて、もう誰も気にしてないかも
しれないけど、こういうことを考えるのって大切よね。
Nevela : ……って思ってたら、
通りかかったエルヴァーンの女の子が、
私に声をかけてきたの。

…………………………………………………………………………………………


Prishe : でもさ、
モーグリは、羽根が生えてるし
空も飛べるのに鳥じゃないぜ?
触角もあるのに、虫でもないしな。

Nevela : なんだか偉そうに言うから、
「モーグリもチョコボも動物よ」って
答えたら、その子はね……

Prishe : じゃあさ、
動物と人間の違いはなんだと思う?

Nevela : ……だから私は、
「人間の方が頭がいいわ」って答えたら、
「確かに人間の方がずる賢い」ですって!

Prishe : あはは、怒るなよ。
おまえが考えてることは、すごく
大切なことだったから声をかけたんだ。
Prishe : 人と人は違う。人と動物は違う。
人と物は違う。違うからこそ、意味がある。
Prishe : でも同じでもある。
感じ方、考え方、信じるもの、知っていること、
それが違うだけで、根本はぜんぶ同じなんだ。
Prishe : だからさ、
人間も動物も同じなのさ。
Prishe : 人間にも動物にも心ってもんはある。
そして動物の心は、人間よりとっても純粋なんだ。
Prishe : ほら見ろよ。
あそこにいるチョコボが、その証だ。
Prishe : あのチョコボがどうやって生まれたのか、
誰かに聞いてごらん。そしたらわかるはずだぜ?

…………………………………………………………………………………………

Nevela : ……そう言って
あの女の子は、どこかに行っちゃった。
Nevela : だから私、
あのチョコボがどうやって生まれたのか
聞きに行ったんだけど、教えてもらえ
なかったの。
Nevela : シャロットが言うには、
あのチョコボのお母さんは、バストゥークの
チョコボ厩舎から来たみたい。
Nevela : 首のところに
銀色の羽根が何本か生えていた
特別なチョコボなんだって。
Nevela : でも、私は
バストゥークなんて行けないしなぁ。
Nevela : あのエルヴァーンの女の子、
またここを通りかからないかなぁ。



Nevela : あのエルヴァーンの女の子はね、
人間も動物も同じように心があって、
動物の方が人間よりも純粋だっていうの。
Nevela : あのチョコボが
どうやって生まれたか聞けば、
それがわかるんですって。
Nevela : あのチョコボのお母さんは、
バストゥークのチョコボ厩舎から来たみたい
なんだけど……


バストゥーク鉱山区


>>通常時
+ ...
Wobke : ああ、なんだい?
チョコボに乗りたいなら
そこの娘たちに話しかけておくれ。
Wobke : 最近は忘れがちな冒険者も多いけど
チョコボは動物であって、物じゃないんだ。
Wobke : 今日も乗せてくれてありがとって
感謝の気持ちを忘れちゃあいけないよ。
それじゃ、よい旅をね。

Wobke : 銀色の羽根が
生えていたチョコボ……。
Wobke : ああ、
それは「銀星号」のことか。
Wobke : 昔ねぇ、
ここバストゥークの海軍の偉い将軍が
飼っていたチョコボだ。
Wobke : その息子さんが
成人したときに贈られたんだが、
その息子さんはバストゥークを
出ていってしまってね。


Wobke : そのまま、
彼らは永い間、行方知れずになっていたんだが、
ある時、銀星号だけが戻ってきたんだ。
Wobke : 後できいたら、
将軍の息子さんの方は、どこかで
命を落としたそうだよ。
Wobke : 銀星号だけが
無事に戻ってきたんだな。
Wobke : 息子の形見と
思ったんだろう、その偉い将軍は
銀星号の面倒を再び見るように、
私たちに言いつけたんだけどね……。
Wobke : ある日、
それが盗まれてしまったんだ。
銀星号だけ、消えてしまったんだ。
Wobke : え?
銀星号の子供が、ジュノのチョコボ厩舎に
いるんだって? そんなわけないだろう。
Wobke : あの後、
偉い将軍はいろいろ手を尽くして、
探させたんだよ。
Wobke : そしたら、
ある冒険者がパシュハウ沼でチョコボが
溺れているのを見たそうでね。
Wobke : そのチョコボの
特徴は、銀星号と同じだったんだ。
Wobke : その冒険者に
会いたかったら、パシュハウ沼の
アウトポストに行くといいよ。
Wobke : 今は冒険者をやめて、
アウトポストにやってくる兵士たちの
面倒を見て、日銭を稼いでいるらしいから。



Wobke : その冒険者に
会いたかったら、パシュハウ沼の
アウトポストに行くといいよ。
Wobke : 今は冒険者をやめて、
アウトポストにやってくる兵士たちの
面倒を見て、日銭を稼いでいるらしいから。


パシュハウ沼


(Outpost Gateを調べる)


Ulzana : てめぇ、なんだ?
冒険者にゃ用はねぇぞ?

>>侯国の栄光をクリアしている場合
  Ulzana : ……ん?
  てめぇどこかで……。まぁ、いい。

Ulzana : ……銀星号?
なんでぇ、今ごろ、あのチョコボのことが
聞きたいなんておかしな奴だな?
Ulzana : だが、話す気はねぇ。
さっさと帰った、帰った。
Ulzana : 俺は今、
忙しいんだ。もう、油が切れちまってよ。
雨が多すぎて、暗すぎんだよ、ここはよ。


Ulzana : おお、そうだ。
降魔の油をたんまり持ってきたら、
ちょっとは考えてやるよ。
Ulzana : そうだな、
3つは欲しいとこだ。そしたら
あさってまでは、もつだろうからな。



(Outpost Gateを調べる)

降魔の油を集めなくては……。


ベドー / ズヴァール城外郭


[Your Name]は、降魔の油を手にいれた!
降魔の油
Ex
クゥダフの夜警が用いる灯油。
燃焼する時に発する独特の芳香が、怪物を退ける。


パシュハウ沼


(Outpost Gateに降魔の油を3個トレード)

Ulzana : お、集めてきたか。
こいつぁ強烈な香油だからな。
扱いには気をつけネェと。
Ulzana : でも、
これさえあれば、人間のにおいも
隠してくれて安全なんだぜ?
Ulzana : さて、と。
あのチョコボの話だったな。
あいつは、ひでぇチョコボだったぜ。
Ulzana : たしかに
すごい速さで走れるチョコボなんだ。
ただし乗り心地はひでぇのなんのって、
よく持ち主はあんなのに乗れてたぜ。
Ulzana : まぁすでに、
持ち主は死んじまってたからな。
それもあんだろうな。どうにか
なっちまってたみてぇだ。
Ulzana : 自分から
沼に飛び込んでいくんだからよ。
俺は、死ぬかと思ったのなんのって!
Ulzana : チョコボ厩舎で
あのチョコボには首輪がついてて、
鎖でつながれてたんだけどよ。
Ulzana : あれは将軍様の
チョコボが盗まれないためじゃなくて、
逃げ出さねぇための策だったんだなぁ。
Ulzana : まったく、
策士の野郎め。「銀星号」を放てば、
「流星号」の居場所がわかるなんて
言い出しやがって。
Ulzana : あいつのせいで
あんな酷い目にあったんだぜ!
Ulzana : ……ん?
「流星号」ってなにかって?
そりゃあチョコボだよ。
Ulzana : 「銀星号」がメスで
「流星号」はオスのチョコボだ。
Ulzana : 動物ってやつは、
人間以上に純粋な恋をするもんなのさ。
Ulzana : ブッハハハ、
こりゃ香油の香りに毒されちまったかな?
じゃあな、冒険者さんよ。



(Outpost Gateを調べる)

扉はかたく閉ざされている。


バストゥーク鉱山区


Wobke : どうしたい?
冒険者に会えたかい?


Wobke : ……なんだ、
降魔の油の香りに酔っていたようだね。
Wobke : その話じゃまるで
その冒険者が、銀星号を盗んだ盗人の
ような話じゃないか。
Wobke : まぁ、盗人は
銀星号と一緒に、沼に沈んだらしいから、
そんなことはあるはずないね。
Wobke : それで……、
ええと「流星号」だったかな。
そっちのチョコボも知ってるよ。
Wobke : 生まれたときから
銀星号と一緒に育ったチョコボでね。
本当に仲むつまじいチョコボたちだったよ。
Wobke : だけど
銀星号が、その主人を失ったのとは逆に、
流星号は、主人を守るために死んだんだ。
Wobke : きっと銀星号は、
その後を追ったんだろう。たしかあの時、
将軍も同じことを言っていたよ。
Wobke : ……え?
でも、ジュノのチョコボ厩舎に
銀星号の子供がいるって?
Wobke : しつこいね、あんた。
そっちの話が間違いなんだろ。だって将軍は、
あの時、銀星号の首輪を持っていたよ。
Wobke : 異国で亡くなった
息子さんの墓……バタリア丘陵にある墓に
供えるっていってね。
Wobke : ……。
あら? でもそういえば、あの首輪は、
ジュノのチョコボ厩舎にいるブルートゥス
から送られてきたような……。
Wobke : パシュハウ沼で
銀星号が死んだなら、なんでジュノの
チョコボ厩舎から送られてくるんだろう。



Wobke : しつこいね、あんた。
そっちの話が間違いなんだろ。だって将軍は、
あの時、銀星号の首輪を持っていたよ。
Wobke : 異国で亡くなった
息子さんの墓……バタリア丘陵にある墓に
供えるっていってね。


バタリア丘陵


(???を調べる)


[Your Name]は、Badshahを倒した。×5

(???を調べる)

何かが襲いかかってきた!


だいじなもの:銀星号の首輪を手にいれた!
銀星号の首輪

俊足のチョコボ「銀星号」の主人が
埋葬されていた場所から顔を覗かせて
いた首輪。



(???を調べる)

なにも見つからなかった。


ジュノ上層 / 工房橋


Nevela : ……へぇ。
これがあのチョコボのお母さん
「銀星号」の首輪だったの?
Nevela : 銀星号が大好きだった
「流星号」っていうチョコボのお墓がわかるなら、
お供えしてあげたいね。

Brutus : ……君たちか。
シャロットに、銀星号のことを調べさせたのは。
Brutus : ん?
その首輪は……!?
Brutus : そうか。
そんなところまで調べたのか。
20年経って、みんな口が軽くなってるようだ。

Nevela : でもね、
ブルートゥスさん。怒らないで。
Nevela : 私は、チョコボも
人間と同じように恋をするってことを知ったの。
Nevela : 動物と人間は
同じだってこと、前に、私に
教えてくれた女の子がいてね。
Nevela : 銀星号が、
流星号のことが大好きで死んじゃった話を聞いて、
その意味がわかった気がするわ。

Brutus : ……そうか。
なら、話してやらなきゃならないな。
Brutus : 実はな、
銀星号も流星号も生きていたんだよ。

Nevela : えっ!?

Brutus : 流星号は、
実は、特別なチョコボでね。ある理由から
悪い人に襲われてしまったんだ。
Brutus : 大ケガをして、
ここに運ばれてきた流星号を、
みんなでがんばって治したよ。
Brutus : だけど流星号は、
まだ悪い人に追われていたから、
隠さなきゃならなかった。
Brutus : そこで、
バタリア丘陵の西の方に連れていったんだ。
これで悪い人には見つからなくなった。
Brutus : だけど悪い人も
頭が良くてね。流星号が大好きな銀星号なら、
流星号に会いたくて、流星号のいる場所まで
行くだろうと思ったんだ。


Brutus : でも、銀星号は
悪い人よりも頭が良かったんだ。
Brutus : 自分から
あの危険なパシュハウ沼に入って、
悪い人は銀星号の背中から逃げ出した。
Brutus : 銀星号にとっても
それは命がけの行為だったろう。
Brutus : でもね、銀星号は
諦めなかったんだよ。大好きな流星号を
悪い人から守るためにね。
Brutus : そうして、
銀星号は一生懸命に泳いで、沼から脱出し、
流星号のところにたどり着いたんだ。
Brutus : その銀星号の首輪は、
もう自由だよと、おじさんが外してあげた。

Shalott : それで、
流星号と銀星号は!?

Nevela : ずっと仲良く暮らせたの!?

Brutus : そうだよ。
そして生まれた子供のうち、
いちばんの末っ子が、あのチョコボだよ。

Nevela : 良かった……。

Brutus : でもね、
この話に出てくる悪い人は、
まだ生きているんだ。
Brutus : だから、この話は
他の人には絶対にしちゃいけないよ。
あのチョコボを守りたいならね。

Shalott : うん、わかったわ!

Nevela : 絶対に約束するわ!

Brutus : ……よし。
それともうひとつ。
Brutus : 銀星号はね、
ぜったいに諦めなかったことを
忘れちゃだめだよ。
Brutus : 愛する人がいなくなっても、
信じていた人がいなくなっても、
動物は生きていくんだよ。

Nevela : うん。
動物は人間と同じだものね。

Brutus : 冒険者の方。
あなたにはこれをさしあげます。
ですから、この話は他言しないでください。

Nevela : 冒険者さん、ありがと。
私からもこれをあげる。エヘヘ。

5200ギルを手にいれた!


称号:チョコボの愛を解いた者


Nevela : あのエルヴァーンの女の子、
あのチョコボのお母さんとお父さんが、
どうやって結婚したか知ってたのかなぁ?
Nevela : もう一度、
あの女の子に会いたいなぁ。



■関連項目 ジュノ上層 , 主のなき都
Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.





















最終更新:2015年08月01日 10:10
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|