Promotion: Second Lieutenant
依頼者:
ナジャ・サラヒム(
Naja Salaheem)
/ サラヒム・センチネル
依頼内容:
将校への道を開くために、
士官学校へ入学することになった。
さあ、華の学校生活を満喫しよう!
Abquhbah : あっ、
[Your Name]さん。
どうです、学校の方は?
Abquhbah : 学校で実習を受講するには
以前にお渡しした
「
サラヒム傭兵士官学校教本」を
参照してくださいね~。
Abquhbah : あれはとっても
「だいじなもの」なんです。前期のカリキュラムが
終わるまで、肌身離さず持っていてくださいね。
Abquhbah : ちなみに、「実習費」は
1回につき、
アトルガン霊銀貨2枚
ですから。念のため。
(Abquhbahにアトルガン霊銀貨を2個トレード)
Abquhbah : ……。
アトルガン霊銀貨2枚ですね。
はい、確かにお預りしました。
Abquhbah : それでは、学校案内の方を
お連れしますので、少しここで
待っててください~。
Abquhbah : すぐ戻ります~。
Abquhbah : お待たせ致しました~。
Silver Kettle : ……おう、待っただか?
おら、おめえさ、学校に連れてげて
また頼まれちまっただよ。
Silver Kettle : ほれ、目隠しだ。
Silver Kettle : おらは運び屋~♪
人さ肩のせ、右がら左ぃ~♪
ヘイボー……
…………………………………………………………………………………………
Rongelouts : よーし、ウジ虫ども
これから本日の実習
「小隊実戦演習」を……うん?
Rongelouts : おお! ウジ虫の
勇者がおらぬではないか!
Falzum : ……い、います!
ここにおります!!
Falzum : ……はぁはぁ。
Falzum : そ、その、実習費を
会社に持っていくとき
どこかで落としてしまって……
Falzum : はぁはぁ……。
さ、捜したんですけど……
Rongelouts : ……。
Falzum : ど、どこにもなくて……
Rongelouts : …………。
Falzum : ず、ずびばぜんでじだっ!!
Rongelouts : おお、勇者よ!
そなたは、よほど走るのが好きとみえる。
Falzum : え? え?
Rongelouts : その根性やよし!
Rongelouts : 今日は好きなだけ
本校の周りを走っていいぞ。
それが勇者よ、貴様の実習だ!
Rongelouts : 父ちゃん~
母ちゃん~ごめんなさい♪
Falzum : ボ、ボクは走るの専門です♪
Rongelouts : このまま死んだら棺桶も♪
Falzum : 車輪をつけて転がして~♪
Rongelouts : サ~ラヒムッ!
Falzum : センチネルッ!
Rongelouts : サ~ラヒムッ!
Falzum : センチネルッ!
Rongelouts : 走り続ける!
Falzum : 走り続ける!
Rongelouts : 血を吐いても!
Falzum : 泥を喰っても!
Rongelouts : よーし
もう一度、気を取り直していくぞ。
本日の実習は「小隊実戦演習」である。
Rongelouts : 実戦演習という名目だが
本校の場合、少々厳しい。
演習を兼ねた実戦といった方が相応しいだろう。
Rongelouts : わかるか?
つまり、実戦に参加して
小隊戦術を学んでいくのだ。
Kubhe Ijyuhla : それって単に
実際に戦って覚えろってだけじゃ……。
Tohka Telposkha : (シ~ッ!
だから聞こえるってば……。)
Rongelouts : ふん。ウジ虫どもも
知恵をつけてきたようだ。いいだろう。
ひとつ、素敵なことを教えてやろう。
Rongelouts : 演習相手は蛮族どもだ!
やつらが身に着けている装備品を
なにかひとつ剥ぎ取ってこい!
Rongelouts : ……おい、勇者!
実習説明を盛り上げるBGMが聞こえんぞ!?
Falzum : ふぁ…ふぁいいっ!
Falzum : 朝は社長の靴磨き♪
Falzum : 夜は社長の武器磨く♪
Neosaliat : フッ、哀れだな……。
Yasmeel : ファルズンさん……。
ねえ、[Your Name]。
なんとかしてあげられないかな?
Rongelouts : おい、ウジ虫ども。
同情している場合ではないぞ!
あの勇者だけが命拾いしたかもしれんのだ。
Rongelouts : 本題に戻る!
蛮族から奪取した装備品は
サラヒム社の人事担当が確認する。
Rongelouts : 戦利品を直接手渡せ!
確認を受けたら、再びここに集合するのだ。
Rongelouts : ただし、急げよ!
Rongelouts : 全員が終えるまで
ヤツは走り続けねばならん。
勇者を生かすも殺すも、貴様ら次第だ。
Rongelouts : 以上!
ウジ虫ども、解散。
さっさと蛮族の拠点へ走れ!
Abquhbah : 実習の課題は
蛮族の装備品ををひとつ持ってくることです
手に入れたら僕に渡してください。
Abquhbah : あの……なるべく
早く持ってきてくださいね……
ファルズンさん、死んじゃいます~。
(Abquhbahに対象の獣人製品をトレード)
Abquhbah : 目標の戦利品ですね。
お見事です! さあ、後は
急いで学校へ行かねば、ファルズンさんが!
Abquhbah : す、すぐ
案内を呼んできます。
Silver Kettle : ……おう、急ぐんだって?
んだば、ほれ、目隠しして。
おら、超特急で出発するだ。
Silver Kettle : ……アブさん
急行料金は別払いだど。
…………………………………………………………………………………………
Rongelouts : ほほう、マムージャの冑を
持ってきた、と書いてあるぞ。
人事担当のサインも……あるな。
Kubhe Ijyuhla : いえ~、それほどでも!
Rongelouts : よし、合格だ。
さすが、ネズミ。
物を拾うのは得意だな。
Kubhe Ijyuhla : な、ななな……
Rongelouts : …………。
Kubhe Ijyuhla : ……はい、教官どの!
Rongelouts : よーし、これで全員……
いや、ヤスミールがまだだな。
さすがに島国育ちに大陸は広かったか? ハハハ。
Yasmeel : ……教官どの、遅くなりました!
こちらが教頭の証明書です。
Rongelouts : ふん、いったい
どこまで行ってきたんだ?
見せてみろ!
Rongelouts : …………。
何故、証明書が2枚ある?
Rongelouts : ……まさか
あの勇者の分か?
Yasmeel : ……はい。
Rongelouts : ふん!
勝手な真似を……
Rongelouts : だが、だ。
本実習の隠された真意は
貴様らの信頼関係を問うことにあった。
Rongelouts : 戦場で負傷した
戦友を見捨てるようなヤツは
ウジ虫も喰わんクソだからな。
Rongelouts : 勇者も合格とする!
Rongelouts : おい、勇者!
戦友のお陰で命拾いしたな。
走り止めっ! こっちへ来い!
Falzum : どうぢゃん
があぢゃん……!?
Falzum : ばぁ、ばぁい……!
Kubhe Ijyuhla : (うわ、かっこわる~
あいつ、どうやって傭兵になったんだろ?)
Tohka Telposkha : (でもさ
今まで走ってたんだよ?
けっこう、体力あるんじゃない?
どんくさいことは確かだけどねぇ。)
Yasmeel : (ねえ
ファルズンさんって傭兵だったの?)
Kubhe Ijyuhla : (そうよ。アタシやこのコ、
[Your Name]と同じ。
現役バリバリのね。)
Yasmeel : …………。
Falzum : ゼヒ~、ゼヒ~
Rongelouts : おい、勇者。
貴様は、皆の協力で
本実習を合格となった。
Falzum : ぼ、ぼえ?
や、やっだ~!!
ゴホッ、ゴホッ……
Rongelouts : だが!
あとで教官裁量で
個人的に戦闘実習の補習を行う。
Falzum : びえぇぇっ!
ぞ、ぞれっで……
個人レッズンっでごどでずが……?
Rongelouts : 個人レッスンだあ?
そんな甘っちょろいもんなわけあるか!
貴様の生死に関わる補習だ。生死に!
Rongelouts : ありがたく思え!
Falzum : は、はいっ……
Rongelouts : 声が小さいっ!
Falzum : はいいぃっ!!
Rongelouts : よーし。
本日の「小隊実戦演習」は
これで全員修了とする!
Rongelouts : 次回実習は
前期最大の山場となるだろう。
Rongelouts : ケツを洗って待っていろ。
私も竹刀を磨いておく。
以上、解散!
Abquhbah : あっ、
[Your Name]さん。
どうです、学校の方は?
Abquhbah : 学校で実習を受講するには
以前にお渡しした
「サラヒム傭兵士官学校教本」を
参照してくださいね~。
Abquhbah : あれはとっても
「だいじなもの」なんです。前期のカリキュラムが
終わるまで、肌身離さず持っていてくださいね。
Abquhbah : ちなみに、「実習費」は
1回につき、アトルガン霊銀貨2枚
ですから。念のため。
(Abquhbahにアトルガン霊銀貨を2個トレード)
Abquhbah : ……。
アトルガン霊銀貨2枚ですね。
はい、確かにお預りしました。
Abquhbah : それでは、学校案内の方を
お連れしますので、少しここで
待っててください~。
Abquhbah : すぐ戻ります~。
Abquhbah : お待たせ致しました~。
Silver Kettle : ……おう、待っただか?
おら、おめえさ、学校に連れてげて
また頼まれちまっただよ。
Silver Kettle : ほれ、目隠しだ。
Silver Kettle : おらは運び屋~♪
人さ肩のせ、右がら左ぃ~♪
ヘイボー……
…………………………………………………………………………………………
Rongelouts : ……最悪な状況だ。
敵地で本隊とはぐれてしまった。
地図も磁石も落としたようだ。
Rongelouts : 周囲を見渡しても
似たような木々が生い茂るばかり。
自分の隊の位置など皆目わからない。
Rongelouts : おまけに
率いているのは、ケツの青い新兵ばかり。
リンクパールは沈黙したまま……。
Rongelouts : そんなとき
貴様らならどうする?
勇者中隊長、答えろ!
Falzum : ボ、ボクですか!?
Rongelouts : 質問に質問で返すな!
質問をしていいのは私だけだ!
Falzum : スミマセンっ……
あの……その、
大声で助けを呼びます……。
Rongelouts : かあぁぁぁぁっっ!!
Falzum : ひいぃぃぃぃっっ!!
Rongelouts : 敵地の真っ只中で
貴様は叫び、自分の隊の位置を
むざむざ敵に知らせてしまったのだ!
Rongelouts : マムージャ兵に囲まれた
貴様らは、はらわたを掻き出され
皮を剥かれ、手足をもぎ取られ……
Rongelouts : マムージャの家族の
食卓をにぎわせたのだった!
Falzum : ひぇぇっ!!
Rongelouts : ……と、こうなる前に
なんとかせねばならぬ。
Rongelouts : 委員長!
この絶望的な局面で
貴様ならどうする?
Yasmeel : まず、部下を安心させ
周囲の「状況」を冷静に確認。
そして、記憶を頼りに……
Yasmeel : もと来た道を引き返し
しかる後に、可能ならば本隊を追跡。
合流を果たします。
Rongelouts : そのとおり!
「記憶」なのだよ。
Rongelouts : 特殊な遭難状況においては
己の「記憶」が最大の切り札となる!
Rongelouts : というわけで、今回の実習
『サバイバル訓練』においても「記憶」の
向上に重点を置いたプログラムを組んでみた。
Rongelouts : 私が
これからウジ虫どもに
「過去」に関する質問をぶつける。
Rongelouts : 貴様らは
己が記憶を武器とし
私に戦いを挑んでこい!
Rongelouts : 甘く見るなよ!
記憶の切れ味など
貴様らが思っているより曖昧なものだ!
Rongelouts : よし、まずは
いつものように貴様からだ!
[Your Name]!
Rongelouts : 問題は全部で8問だ。
全力で反撃してこいっ!
Rongelouts : 第1問!
Rongelouts : サラヒム・センチネルに
数多く存在する傭兵勤務評価基準!
第二条はなんだっ!?
選択肢:答えは?
社長の使いに早速出発
社長の命令に絶対服従
★社長の頼みに親切対応
Rongelouts : 次々いくぞ!
Rongelouts : 第2問!
Rongelouts : 「冥路の騎士」を知っているな?
忘れたとは言わせん。
Rongelouts : そいつが乗っていた獣の噂を
ナジャ社長はなんと言っていた!?
選択肢:答えは?
トロールよりも大きい
★マーリドよりも大きい
マムージャよりも大きい
Rongelouts : くたばるのはまだ早い!
Rongelouts : 第3問!
Rongelouts : 「水晶指向儀」の
製造に関する知識からだ。
Rongelouts : 即答しろ!!
「霊晶水」が溜まっている場所をなんと呼ぶ!?
選択肢:答えは?
霊晶池
霊晶湖
★霊晶泉
Rongelouts : まだまだ、終わらんぞ!!
Rongelouts : 第4問!
Rongelouts : 以前、サラヒム社を訪れた
調香師のキキルンを思い出せ!
Rongelouts : そいつはセンチネルを
ある会社と勘違いした!
答えろ!! その会社とはなんだ!?
選択肢:答えは?
★蛇の目探偵社
魚の目探偵社
鳥の目探偵社
Rongelouts : 私の使命は
役立たずのウジ虫を
この学校からつまみ出すことだ。
Rongelouts : 第5問!
Rongelouts : 先程の問題の続きだ。
声を張り上げて答えろ!
Rongelouts : その調香師の師匠が
完成させたのは、なんというお香だ!?
選択肢:答えは?
★五福の薫香
六福の薫香
七福の薫香
Rongelouts : ウジ虫の脳には
ウジ虫が入っているのかな?
Rongelouts : 第6問!
Rongelouts : 貴様が
調練を担当した
後輩3人組を覚えているな?
Rongelouts : そのうち、
いつも真ん中に立っていたヤツは
なんて名だ!?
選択肢:答えは?
★「ワルジャル」
「ザルドゥル」
「カリムル」
Rongelouts : この問題で、しくじったら
しょせん、貴様はウジ虫だ。
Rongelouts : 第7問!
Rongelouts : 最近の事件に関する問題だ。
答えられねば、死体になってもしらんぞ?
Rongelouts : 人事担当の失態が原因で
ナジャ社長のトゲトゲに異変が起こった。
おい、そのアクシデントとはなんだった!?
選択肢:答えは?
赤錆が浮いた
★黒錆が浮いた
青錆が浮いた
Rongelouts : これができなきゃ
貴様は明日から雑務曹長だ!!
Rongelouts : 第8問!
Rongelouts : では、聞こう。
そもそも、何故、人事担当は
そのアクシデントに気がついたか?
選択肢:答えは?
軸足に右足をひっかけ転んだから
★軸足に左足をひっかけ転んだから
>>1問でも間違えた場合
+
|
... |
Rongelouts : やはり貴様ウジ虫なのか?
うまかったクソを覚えてるだけの
なまくらの記憶なのかっ!?
Rongelouts : これは貴様が
歩んできた「特務曹長」までの道のりだ。
まさか、社長の前で忘れてたと言えまい?
Rongelouts : 記憶の
切れ味を蘇らせろ!
吟遊詩人に記憶を歌ってもらえ!
Rongelouts : 人間の言葉が
ウジ虫にも理解できたか?
ならば、全力で出直してこい!!
|
Rongelouts : ……ほう
おつむだけは特務なウジ虫なんだな。
いいだろう、戻れ!
Rongelouts : 次っ!
勇者、貴様だ!!
Falzum : は、はいっ
教官どの!
Rongelouts : 勇者よ
何故、一度で返事できん?
覚悟が足りんから、そうなるのだ。
Rongelouts : 前回の実習で
受講費を前払いせぬまま、
参加させてやったのはなんのためだ!?
Falzum : は、はいっ教官どの!
ボクを立派な士官にするためです。
Rongelouts : 違う!
使い走りの士官にするためだ。
Falzum : はいっ教官どの!
Rongelouts : ふん……だが
士官学校の位置を自力で突き止めた
探査能力だけは、ほめてやろう。
Falzum : ありがとうございますっ
教官どのっ!
Rongelouts : 補習のとき
鉄拳でその記憶は封印してやったがな。
Falzum : ありがとうございますっ
教官どのっ!
Yasmeel : ねぇ[Your Name]。
あのファルズンさん、
あなたと同じサラヒム社の傭兵ですって?
選択肢:どうなの?
>>……うん
Yasmeel : やっぱり
そうなんだ……。
>>どうだろう
Yasmeel : なにか
言えない事情があるのね……。
Yasmeel : ……ねぇ、2人で
ファルズンさんを応援しましょう。
Yasmeel : 彼、ちょっと
気が弱いだけなのよ。
そこさえ克服すれば、きっと……
Falzum : やっぱり、ボクは
エースなんかじゃないですよね……?
選択肢:どうする?
エースを狙え!
自分を信じろ!
Yasmeel : そうよ。
きっと、道は開けるわ。
がんばってください、ファルズンさん!
Falzum : !!
[Your Name]さん!
ヤスミールさん!
Naja Salaheem : (あんたは、
我が社のエースなんだよ。)
Falzum : えっ、社長……?
Falzum : ボ……ボクは……
Rongelouts : おお、いつまで
お待ちすればよろしいのでしょうか?
パシリ勇者どの!
Falzum : ……。
Falzum : ぐ……ぐっ……
ぐっ、ぐっ、ぐっ!!
Falzum : 軍曹!!
Rongelouts : !!
Falzum : も、もうパシリだなんて
い、い、言わせないぞっ!!
Rongelouts : ほう……
たいした度胸だな、勇者。
Falzum : ボクは勇者じゃない……
Falzum : ボクはっ……
けれど、ボクはっ!
Falzum : エースなんだぁぁぁっ!!
Rongelouts : ブッ……
ブハハハハハハハハッ!
Rongelouts : 貴様
新兵器で私を殺す気か?
おもしろい、その挑戦受けてたとう!
Rongelouts : この実習を
貴様の天王山としてやる。
失敗すれば、放校処分だ。
Rongelouts : 無論「退学料」が
払えぬ貴様は、サラヒム傭兵食堂で
10年間の強制皿洗いをすることになる。
Rongelouts : 貴様に
その覚悟はあるのか!?
Falzum : も……もちろんだっ!!
Yasmeel : ファルズンさん……
だいじょうぶかしら。
Neosaliat : フッ、人は持って
生まれた能力を超えることはできない。
それが女神の与えた宿命だからだ……。
Yasmeel : そんなこと
やってみなけりゃわからないじゃない!
あなたも応援するのよ、御曹司!!
Neosaliat : くっ……
平和な島国育ちの
貴様になにがわかる?
Kubhe Ijyuhla : そんなほにゃらら
やっちゃいな、ファルズン!
Tohka Telposkha : (……そうよ。
……なんかに負けちゃダメよ……。)
Rongelouts : ハァ……ハァ……
なかなかやるな、勇者よ。
Rongelouts : だが、しょせん
貴様はここまでだ。
次の質問で、貴様は確実に退学するっ!
Rongelouts : いや、
もう退学しているのだっ!
Falzum : フゥ……フゥ……
さっさと出せよ、鬼教官……
Falzum : ボクはエースなんだ!
どんな問いにだって答えてみせるさ。
Rongelouts : 貴様ぁぁぁぁぁっ!
Rongelouts : 第8問!
Rongelouts : 以前、貴様はナジャ社長に
ある錬金術師の手伝いを頼まれた。
Falzum : わかったぞ……
「霊晶水」だ……
Rongelouts : フハハハハハッ!
かかったな。勇者、敗れたり!
そんな愚問を私が発するとでも思ったか?
Rongelouts : そのとき
貴様は「だいじなもの」をある人物から
もらったはずだ。そいつはなんだ!?
Falzum : だ、だいじなもの……?
Rongelouts : そうだ。
これに、答えられぬようでは
貴様に人の上に立つ資格はない!
Falzum : (……だいじなもの。)
Falzum : (あの時、ボクは
「霊晶水」の水汲みを頼まれて……。)
Rongelouts : どうした?
もう時間がないぞ。
50~……49~……48~……。
Falzum : (そうだ……
水を汲むためのフラスコをもらったんだ。)
Falzum : (……いや、よく思い出せ。
あれは借りただけだ……
実際にもらってなんかいない。
それに別にそんな答えなんかじゃ……。)
Rongelouts : 37~……36~……35~……。
Falzum : (……そうだ、知識だ!
錬金術に関する知識だ!
ボクは「霊晶水」の濃度に関する知識を……
あうう、違う、違う……。)
Rongelouts : 29~……28~……27~……。
Falzum : (報酬?
……それだ。ボクは手伝いの報酬を……
まさか、そんなわけない。)
Rongelouts : 16~……15~……14~……。
Falzum : (だって、だって
あれは[Your Name]さんに
手伝って貰って……。)
Rongelouts : 8~……7~……6~……。
Rongelouts : 3~……2~……1~!
Rongelouts : 時間だ、パシリ勇者!
やはり、パシリはパシリだ。
約束どおり、貴様は退……!?
Falzum : 友情……
Falzum : ボクは
[Your Name]さんから
友情をもらったんだ!!
Falzum : あのとき
[Your Name]さんが
手伝ってくれなければ
ボクはとうの昔に首になっていたんだ!
Falzum : それに今だって……
[Your Name]さんたちの
応援がなかったら、ボクは……ボクは……。
Falzum : ……だからボク
退学します。
Yasmeel : ファルズン!
Falzum : そんな友情に応えられず
解答できなかったボクには、教官の言うように
ここにいる資格はありませんから……。
Rongelouts : ……勇者よ、見事だ。
Falzum : !?
Rongelouts : その友情
貴様の胸に深く刻まれているのならば
これ以上、貴様に聞くことはなにもない……。
Falzum : 教官……。
Falzum : ボ、ボク
ひょっ、ひょっとして……。
Rongelouts : ひとつ、言っておく。
今後、2度と私を軍曹と呼び捨てにするな!
後期では、即刻、退学処分とする!
Falzum : や……
Falzum : やった!!
[Your Name]さん、
ボク、やり……まし……
Yasmeel : キャァァァッ!
ファルズンッ!!
…………………………………………………………………………………………
Rongelouts : よ~し、ウジ虫ども。
これで前期の実習は終わりだ。
この後、校長により修了式が行われる。
Kubhe Ijyuhla : やったわ!
Tohka Telposkha : わたしたち
合格したのね!
Rongelouts : 浮かれるな、ネズミども!
生皮をひんむいて敷物にするぞ!!
Rongelouts : わかったら
総員、この場に直立不動で待機!!
Falzum : は、は、はいっ~
教官どのっ!
Falzum : あ、あれ……
ボクどうしていたんだろう……。
Yasmeel : ファルズン!
よかった。気がついたのね!
Falzum : き、教官は?
Falzum : ……そっか
ボクはダメだったのか……。
Tohka Telposkha : そんなことないよ。
けっこう、カッコよかったわ。
わたし、少し見なおしちゃった。
Falzum : え?
ボクどうかしたんです?
Tohka Telposkha : なに言ってるのよ。
あの豹変ぶり……
クスッ、都市伝説ものよ。
Silver Kettle : あ~あ~
あるざびあるいたあいうえお
たでえま、伝声管テスドぢゅう……
Silver Kettle : 先生がた~
準備さ、終わっただ。
Koja Salaheem : ご苦労。
Arcuhbah : え~、それではこれより
サラヒム傭兵士官学校第4期生の
前期課程修了式を開式いたします。
Koja Salaheem : 士官候補生の諸君
まずは前期課程の修了、おめでとう!
Arcuhbah : みなさん
おめでとうございます~!
Koja Salaheem : た・だ・し!
後期の課程も控えております。
気を抜きすぎないよう、注意するように。
Koja Salaheem : それでは
次に呼ばれる者は前へ出なさい。教頭!
Arcuhbah : はい!
……ネオザリヤ!
Arcuhbah : ……ヤスミール!
Arcuhbah : ……えと……
Arcuhbah : [Your Name]!
Koja Salaheem : 以上、3名は
ロンジェルツ軍曹より
とても大切なお話があるそうです。
Rongelouts : ウジ虫ども。
一度しか言わん。よく聞け!
Rongelouts : 貴様ら3名は
今回の実習において
仕官の素質が高いと判断された。
Rongelouts : したがって
貴様らには「特別実習」を受けてもらう。
Rongelouts : つまりだ。
これから貴様らには、実際に「少尉」として
最前線へ赴き、経験を積んでもらうつもりだ。
Rongelouts : だが、勘違いするなよ。
これは正式な昇進ではない。
Rongelouts : 公務をたゆまず
遂行するための、いわば仮免許だ。
そのことを胆に命じておけ。
Rongelouts : 無論、
貴様らが少尉にあるまじき
失態を演じた場合は……
Rongelouts : 私の一存で階級は剥奪。
即刻、本校も退学処分とさせてもらう。
Rongelouts : 「サバイバル訓練」の
問題を思い出してみろ!
私の目はどこにでも光っているのだ。
Rongelouts : それから
今回、呼ばれなかったウジ虫!
Rongelouts : 日々の鍛錬を怠るな!
血反吐、吐くまで復習しろ!
飯は1日3食しっかり喰え!
Rongelouts : ファルズン!
Falzum : ひぇっっ!
……は、はいっ!
Rongelouts : 貴様は特にだ!
Rongelouts : ……以上。
Koja Salaheem : ロンジェルツ軍曹
ありがとう。
Arcuhbah : え~、これにて
前期課程修了式を閉式致します。
Koja Salaheem : 総員、軍曹に傾注!
Rongelouts : これにて
前期のカリキュラムを
すべて修了する!
Rongelouts : 総員、解散!!
Yasmeel : やったわね。
[Your Name]! ファルズン!
これからもがんばりましょう!
Neosaliat : 叩き上げの君には
案外いろいろ教えられたよ。
Neosaliat : 後期もよろしく。
[Your Name]仮少尉。
Falzum : ……少尉かぁ。
やっぱり[Your Name]さんは
すごいなぁ。本当のエースです!
Kubhe Ijyuhla : あ~っ、
ようやく解放されたわ!!
Tohka Telposkha : 後期までの
ひとときの安息ね……。
バルックシシでも食べに行こうか?
Arcuhbah : 皆すごいですね。
あんなに恐ろしい教官から逃げ出さないなんて。
(でも僕はナジャ社長のほうが……です。)
Koja Salaheem : ハァ~……。
脱落者がいないとは想定外だネェ……。
Arcuhbah : あ、あれ?
脱落者なしじゃだめなんです?
ボクは嬉しい限りだと思いますけど……。
Koja Salaheem : …………。
Koja Salaheem : アブクーバ。
Arcuhbah : は、はいっ!
Koja Salaheem : 前期で「稼いだ」
入学金と実習料、ちゃんと数えときな。
Koja Salaheem : あ~あ
これで退学料が一口でも追加されたら
もっと最高だったんだけどネェ……。
Falzum : ……あの
[Your Name]さん。
Falzum : 今回もボクは
ずっとダメダメでした……
Falzum : さっきの訓練も
[Your Name]さんと
ヤスミールさんが励ましてくれたところまでは
覚えてるんですけど……
Falzum : はぁ……やっぱりボクって……。
Falzum : あ!
いけない、いけない……
Falzum : それじゃ、また!
Kubhe Ijyuhla : よっ、優等生。
Tohka Telposkha : ねぇねぇ
あなたの噂が
最近よく流れてんの知ってる?
Kubhe Ijyuhla : サラヒムんとこの凄腕傭兵
[Your Name]ってね。
Tohka Telposkha : わたしが
広めたのぉ~。感謝してよね。
Kubhe Ijyuhla : ド田舎の町にまで
広まっちゃったりしてね。
Tohka Telposkha : たとえばツァヤとか?
Kubhe Ijyuhla : まさかぁ!
Tohka Telposkha : それじゃ、
「特別実習」がんばってね。
Kubhe Ijyuhla : 下手して
このコに変な噂立てられないようにね。
Tohka Telposkha : じゃあね~。
Yasmeel : 実習は辛かったけど
学校に来るのは楽しみだったわ。
はるばる海を越えて来た甲斐があった。
Yasmeel : 何故だかわかる?
Yasmeel : あなたたちのお陰よ。
特に……。
Yasmeel : 後期もまたよろしくね?
[Your Name]少尉!
「少尉」に昇格した!
だいじなもの:山猫少尉バッジを手にいれた!
山猫少尉バッジ
傭兵派遣会社
「サラヒム・センチネル」の黄金の階級章。
中央にシンチレーター製のトゥーナが1匹、
象嵌されている。
■関連項目
その他(アトルガン)
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最終更新:2013年02月22日 21:39