依頼者:
ロマー・ミーゴ(Romaa Mihgo)
/
ウィンダス水の区・耳の院
依頼内容:
コルモル先生はふたりのミスラと
一緒に
ジュノへ旅立った。
とはいえ、少々心もとない……。
心配なので後を追って
様子を見てきてほしい。
(Door:Acolyte Hostelを調べる)
Ajido-Marujido : ……お、オマエ!
ひさしぶりだな。
どうしたんだ? あそびにきたのか?
Ajido-Marujido : ザンネンだったな。
オレはいまから、ヒミツカイギがあるから
オマエのあいてをしてるヒマはないのだ!
Ajido-Marujido : ……ん? なんだ。
ヒミツカイギがきになるって?
オマエ、いっしょにいきたいのか?
選択肢:一緒にヒミツカイギに行きたいですか?
>>べつに……
Ajido-Marujido : ……わかった。
じゃあ、またな!
>>いきたい!
Ajido-Marujido : ……わかった。いいぜ。
オマエにはオンもあるしな。
こっちだ。ついてこいよ。
…………………………………………………………………………………………
Ajido-Marujido : ……ここに、
マドーダンがこっそりあつまってるんだ。
Ajido-Marujido : ん? ヒミツカイギっていうか
ただのノゾキだって?
くう、しつれいなやつだな!
Ajido-Marujido : こうして、
ジョーホーシューシューをおこたらないのも
りっぱなマホーツカイになって
マドーダンでカツヤクするためなのだ!
Ajido-Marujido : あ、あと、おとなが
オレらにかくれて
おいしいものたべてるかもしれないし……
Robel-Akbel : ……揃ったな。
Robel-Akbel : ……早速に本題に入る。
我がウィンダス連邦は、建国以来の
危急存亡のときを迎えている。
Robel-Akbel : 諸君も知ってのとおり
敵は数多の兵の損耗をも顧みず、南進を続けている。
やがて、ここ聖都をも飲まんとする勢いだ。
Robel-Akbel : 我が国にとって
カルゴナルゴ城砦こそが、いわば
最後の頼みの綱となろう。そこで……
Robel-Akbel : サンドリアに
援軍を要請する!
Kayeel-Payeel : ……閣下! 御言葉ですが
よりによって、宿敵サンドリアの騎士団に
頭を下げるなど、前代未聞。左様な……
Robel-Akbel : 我々は
すでに連合軍なのだ、カイルパイル。それに
サンドリアは騎士道とかいう徳を重んずる国。
こちらが礼をつくせば、応える義が生じよう。
Zolku-Azolku : し、しかし……
Lutete : ふぁぁぁ……
精霊に礼をつくし、利を得るのは
魔法の理と同じですものね……
Robel-Akbel : そのとおりだ。
金牛戦闘魔導師団長、
パットナオットナ(Pattna-Ottna)。
Robel-Akbel : 貴下を特使に任ずる。
彼の国の王立騎士団長がもとに参じ
援軍を要請せよ……礼をつくしてな。
Pattna-Ottna : はっ、はいっ!
Robel-Akbel : それから、我も
指をくわえて待っているだけでは退屈だ。
例の作戦……同時に決行するぞ。
Gariri : ……例の作戦?
ま、まさか、留保されてた
オズトロヤ城攻略作戦の件だに?
Kayeel-Payeel : 畏れながら、閣下!
いま打って出て、少なき兵をさらに分かつよりも
魔戦士と傭兵をかき集めて各門に配し
聖都の守りを固めるが肝要と……
Robel-Akbel : 案ずるな!
こたびの奇襲、我と手勢のみでおこなう。
Kayeel-Payeel : !?
Zolku-Azolku : 正気とは思えぬ御言葉ですな。
いくら「魔力、河の如し」と謳われた閣下といえど
それは過信というもの。せめて、私めを……
Robel-Akbel : ゾルクアゾルクよ。
貴下の力を信ぜぬではないが、不要だ。
Robel-Akbel : ゾンパジッパ!
これへ……
Robel-Akbel : 我が不在のあいだ、
貴下に聖都防衛の全権を委ねる。
Zonpa-Zippa : !? …ふ……ふははは!
貴公、やっと我が能力に気づきおったか?
任せろ! 何なら元帥を代行してやってもよいぞ。
Robel-Akbel : いや、それは遠慮しよう。
それから、人馬戦闘魔導師団長
カモロドミロ(Kamolo-Domilo)。
Kamolo-Domilo : はっ。
Robel-Akbel : 貴下をカルゴナルゴ
城砦司令に任ずる。白兵戦の可能性に備え
猛虎義勇団とコブラ傭兵団を連れていけ。
Kamolo-Domilo : ……。
Robel-Akbel : どうした?
不服があるなら申せ。
Kamolo-Domilo : ……いえ、
仰せのままに。
Robel-Akbel : 魔法防壁に
万一のことあらば、カルゴナルゴは存外もろいぞ。
要所へのミスラ傭兵の配置、くれぐれも怠るな。
Robel-Akbel : ……それから
彼を参謀として置く。
ミスラ兵の扱いについて、意見を仰ぐがよい。
Robel-Akbel : 早々に発つ。
各自、準備にかかれ。
Ajido-Marujido : ……ふむふむ。
なんだか、こみいったはなしみたいだな……
??? : ……こーらー!
Ajido-Marujido : わっ!
Zubaba : こんなところまで
入り込んでどういうつもりだいっ!
そっちのあんたも!
Ajido-Marujido : オ、オレは
マセンシとしてジョーホーシューシューをだな……
Zubaba : うるさいっ!
子供が来るところじゃないよ!
さっさと出ていきな!
…………………………………………………………………………………………
Kamolo-Domilo : ……何を考えているのだ、
ロベルアクベルめ……。
また手柄を独占するつもりか?
Lukka-Lakka : しかし、先だっての
ヤグード教団の聖都襲来、
あの方の力なくして、撃退は不可能でした。
Kamolo-Domilo : そうやって何かと
前線に出しゃばりすぎるのもいただけん!
いくら大魔元帥でも、あの専横ぶりは目に余る。
Kamolo-Domilo : 就任してから、
領内のミスラ傭兵は増える一方。
その上、オルジリアの傭兵屋には
さらなる出兵を打診していると聞く……。
Kamolo-Domilo : あげくは策に事欠いて、
サンドリアに援軍要請など……
後先考えず、いらぬ火種ばかり増やしおって……!
Kamolo-Domilo : このまま奴の好きには
させておかぬ。我とて秘策はあるぞ。
出し抜いてくれるわ、ロベルアクベルめ……
Lukka-Lakka : ……。
…………………………………………………………………………………………
??? : ……ふぅん、
悪くない……
??? : いよいよ「らしく」なってきた。
忘れてはいないようだね?
Robel-Akbel : ヤグードどもが知略、侮れぬ。
城砦の守りに一分の隙あらば
必ずそこを突いてこよう。
Robel-Akbel : だがその間に
敵将が寝首、掻くことができれば……
Robel-Akbel : 大義を為す代償に
犠牲の多寡は問わぬ……。
??? : ……へぇ。
そりゃ頼もしいね。
Robel-Akbel : 我はなさねばならぬ。
かの方のために……。
??? : お手並み拝見、といこう……
…………………………………………………………………………………………
Dhea Prandoleh : なぁにやってんだい!
クソガキ!!
Ajido-Marujido : ……はっ!
Dhea Prandoleh : 今日が何の日か
覚えてないの? まったく!
Ajido-Marujido : ああ、そうだった!
せんせいは……!
Dhea Prandoleh : 水の区のゲートだよ。
これから出立だ。今生の別れになるかも
しれないんだから、きちんと挨拶してきなっ!
Ajido-Marujido : う、うんっ!
Koru-Moru : ……留守のあいだ、
あの子らをよろしく頼みます。
Romaa Mihgo : ああ、心配いらないよ。
先の城砦の一件でも
ガキのくせに、なかなか頑張ったからね。
Romaa Mihgo : ……お、来たね。
安心しな。あいつは私らが、責任もって
一人前の男にしてやるよ。
Koru-Moru : ……は、はぁ……
Ajido-Marujido : ?
Koru-Moru : アジド、しばらく留守にするが
そのあいだ、皆さんに迷惑かけるんじゃないぞ?
Koru-Moru : ああ、きみ。この前は世話になったね。
私はこれから、ジュノに発つことになってね……
どうかこの子のこと、よろしく頼むよ。
Koru-Moru : ジュノには戦時を想定した
食糧増産を研究してきた機関があってね。
各地の研究者が集まっているんだ。
Koru-Moru : 私もそこに招かれて、
及ばずながら、協力しようというわけだ。
そう、アジドのような子供たちが
健やかに成長できるように……
Ajido-Marujido : アンシンしていってきなよ!
かえってくるころには
ちょうビッグなマホーツカイになってるぜ。
Romaa Mihgo : ……院長センセイ、
ウチの若いのしか護衛につけてあげらんなくて、
申し訳ないね。
Romaa Mihgo : 本当は、ジュノまでは
もっと道に明るいヤツらに
案内させるつもりだったんだけど……
Romaa Mihgo : 大魔元帥閣下ときたら
やたらと傭兵使いが荒くてねぇ。
さっき命令が来て、腕っこきはごっそり
カルゴナルゴ城砦に駆りだされちまってさ。
Romaa Mihgo : ティル! ミル!
Tihl Midurhi : はいっ!
Mihl Pakorhma : はぁ~ぃ~。
Romaa Mihgo : あんたたち
道中、センセイをしっかりお守りしなっ。
帰りに道草くうんじゃないよッ!
Mihl Pakorhma : はあぁ~いぃ~。
Tihl Midurhi : んもう、ドンくさいなぁ。
おまかせください。ロマーお頭!
Koru-Moru : なぁに、私もこう見えても
耳の院を首席で卒業したエリートです。
心配はご無用。
Koru-Moru : それではみなさん。達者で!
Romaa Mihgo : ああ、
ウィンダスのことはまかせときな!
Romaa Mihgo : ……うーん、
しかし、大丈夫かね、あいつらで……。
やっぱり心もとないねぇ……。
Ajido-Marujido : オレがいってやろうか?
Romaa Mihgo : バカだね。それじゃあセンセイは
心配して、お前をまた
ウィンダスへ送りかえす羽目になるだろう。
Ajido-Marujido : むう……
Romaa Mihgo : ちょっと、[Your Name]。
やっぱり、センセイらを追っかけてくんない?
無事ジュノに入るのを
見届けてくれれば、それでいいから。
Romaa Mihgo : で、ついでに
ティルとミルには、
任務が終わったらカルゴナルゴ城砦で
本隊と合流するよう伝えておくれ。頼んだよ。
Romaa Mihgo : ちょっと、[Your Name]。
やっぱり、センセイらを
追っかけてくんない?
Romaa Mihgo : ジュノに無事入るのを、
見届けてくれればいいから。
たのんだよ!
(Bulwark Gateを調べる)
Tihl Midurhi : ……だーかーらー、あたしたちは
ウィンダスから先生を送ってきてー。
先生はジュノでお仕事を……
Irwyn : この先は
カムラナート大公殿下の治める
ジュノ大公国である。
Irwyn : 身元不詳の者は
入国させぬよう仰せつかっている。
そなたらの話を、証明できるものはあるか?
Koru-Moru : ……ああ、君も来たのか。
見てのとおりだよ。ここまで来たのはいいが、
こうして立ち往生してるところなんだ。
どうしたもんかね……。
Irwyn : そこの者も止まれ。
入国に際しては、わが国のしかるべき筋の
身元保証人が必要である。
??? : ……はいはい、ごめんなさいね。
あ、やっぱり! コルモル先生!
Koru-Moru : おお、きみがラススちゃん……!?
(な、なんと可憐な……!)
Rasusu : お手紙いただいてたから、
そろそろ着くころじゃないかと
思って迎えにきたの!
Koru-Moru : 着きましたぞ! ええ、このコルモル、
ラススちゃんのためなら
たとえ万里の道もなんのその……
Rasusu : この方は高名な、
ウィンダス耳の院のコルモル先生よ。
私たちの研究所のお客さまです。
Irwyn : そうでしたか、
それは失礼しました。
Rasusu : ようこそ、コルモル先生!
無事でなによりです。これから
一緒に研究、がんばりましょうね!
Rasusu : あなた方が、
先生を送ってくださったのね?
どうもありがとう。私は、コルモルさんの……
Koru-Moru : ガ、ガールふれ……
Rasusu : 同僚になる
ラススです。よろしくね!
Koru-Moru : ……。
Rasusu : コルモル先生。
さっそく研究所のみんなに紹介します。
さ、こちらへ。
Koru-Moru : じゃあ、みなさん。
ワシはここで。
ウィンダスのこと、くれぐれもよろしく頼みます。
Mihl Pakorhma : はぁ~い。
Tihl Midurhi : ……ちっ、あっさりだなあ。
やりがいないよね。
あたしはもっと派手な
任務のほうがむいてると思うんだ。
Tihl Midurhi : 敵のアジトに発破かけたり
潜入してトップを暗殺したりとかさ……。
こう、ロマーお頭とか、ペリィ団長みたいに
活躍したいわけよ。
Mihl Pakorhma : ティルちゃん、
ほんと派手好きよねぇ~。
Mihl Pakorhma : なんだっけ? 夢は
孤高の女剣士として戦ってるところを、
敵国の王子さまにみそめられて
禁断の愛の末、お姫さまになるんだっけぇ?
Tihl Midurhi : な、なによっ!
いいじゃない別にっ! ゆ、夢なんだし!
??? : ……す、すまない!
どなたか! どなたかーっ!!
Tihl Midurhi : ……ん?
Tihl Midurhi : はっ、なにあれ!
南じゃみかけない感じのイケメン……!
Tihl Midurhi : ほらっ、助けるよミル!
[Your Name]!
Mihl Pakorhma : えぇぇ~?
Rachemace : ……はぁ。ありがとうございます……。
おかげで助かりました。
いやあ、みっともないとこ見せてしまって……
Tihl Midurhi : いえいえっ!
ここらへんは危ないですもの。
殿方でも油断は禁物ですわ。
Mihl Pakorhma : んもう……ティルちゃんたら……
カッコいい男の子相手だと
いっつもこうなんですぅ。
Tihl Midurhi : それにしても、
こんなところにおひとりで、
いったい、どうされたんですの?
Rachemace : ……実は僕、
サンドリアから派遣された
偵察部隊の一員なんです。
Rachemace : ヤグード教団軍の機密らしき
縄の密書百八結節のキープスを、
敵から首尾よく奪ったのですが、
その後、追っ手の襲撃を受けて……
Rachemace : キープは取り返され
本隊ともはぐれ、その上、休んでいたところを
今度は、さっきのスコーピオンに
襲われてしまって……泣きっ面に蜂ですよ。
Tihl Midurhi : まぁぁぁぁ……
それは災難でしたこと……
Rachemace : そのキープ、もし解読に成功すれば
獣人軍との戦いを有利に進められるかも、と
王都へ持ち帰る途中だったのですが……。
Tihl Midurhi : あの、もしよかったら、
取り戻すの、手伝って
さしあげましょうか?
Rachemace : え、本当ですか!?
Mihl Pakorhma : ……え、ティルちゃん、
でもぉ、任務が終わったら、道草はせずに
カルゴナルゴに行けってお頭がぁ……
Tihl Midurhi : バカッ! イケメンを……じゃなくて
困ってる人を見捨てるの?
この人でなしっ!
Tihl Midurhi : (ここは
クビ突っ込んでおくべきだと思うんだよね。
ま、野性のカンってやつ?)
Tihl Midurhi : (で、この情報を持ち帰って
あたしたちは、一気に傭兵隊長まで
大出世ってわけよ! ふっふっふっふ……)
Mihl Pakorhma : (えぇ~、そっかなぁ~?
勝手な行動してお頭に怒られないかなぁ?)
Tihl Midurhi : ……コホン。
かわりといっては何ですが、
その情報、解読できた暁には、われわれにも
共有させてくださらないかしら……?
Rachemace : もちろんです!
共に連合軍として戦う身、拒む理由はありません。
貴女の気高く美しい志に、心打たれました……。
Tihl Midurhi : あらやだ……
そんな……。
Tihl Midurhi : ……さあ、ミル、
[Your Name]、ひと働きしよう。
手分けして百八結節のキープスを探すよっ!
Tihl Midurhi : 集合場所は
このゲートの前ね!
(Bulwark Gateを調べる)
Tihl Midurhi : ……さあ、
ぼやぼやしてないでひと働きだよ。
手分けして百八結節のキープスを探そうっ!
Tihl Midurhi : 集合場所は
このゲートの前ね!
(Bulwark Gateに百八結節のキープスをトレード)
百八結節のキープス
Rare Ex
ヤグードの伝令が携える、結び縄文字の教書。
未知の複雑な結び方のため、解読不能。
Rachemace : ……ああ、それです!
どうもありがとう!
Tihl Midurhi : でかしたね、[Your Name]!
Rachemace : ……ありがとうございます、みなさん!
ウィンダスの方々の友情に、
心から感謝いたします。
Tihl Midurhi : さあ、一刻も早く
サンドリアへ……と、いいたいところですが
これ、どうやって解読するんですの?
Rachemace : ええ、実は
王都には、獣人語の通訳と
契約している僧がおりまして。
Rachemace : 持ち帰り、
その通訳に解読してもらおうと……
Tihl Midurhi : なぁるほど。
Rachemace : 王都はあちらの方角です。
さあ、参りましょう!
(Bulwark Gateを調べる)
Rachemace : 王都には、獣人語の通訳と
契約している僧がいるのです。
Rachemace : この百八結節のキープス
を持ち帰って、
解読してもらいましょう。
Rachemace : 王都はあちらの方角です。
さあ、参りましょう!
Pattna-Ottna : ……おや、お前たち、
ひょっとしてコブラ傭兵団の……?
Tihl Midurhi : そうだけど?
……って、金牛魔導団の
パットナオットナさんじゃない!?
何してんの、こんなとこで。
Pattna-Ottna : いや、実は……
特使として、王都に赴いたのだが……
…………………………………………………………………………………………
Pattna-Ottna : ……どうか、デスティン陛下に
お取り次ぎいただき、貴国の勇猛なる騎士の御力にて
我がカルゴナルゴ城砦の防衛を助けて頂きたく……
Pattna-Ottna : かつての怨讐は水に流し
何卒、我が連邦の窮状をお汲み頂いて……
Yrvaulair S Cousseraux : 話はわかり申した。
大魔元帥どの直々の頼み、某としても
すぐに陛下に言上し、善処したいと存ずるが……
Yrvaulair S Cousseraux : 何分にも、
海峡をわたり、ミンダルシアを
縦断せねばならぬ厳しき行程。
Yrvaulair S Cousseraux : 兵とチョコボの
糧秣の準備、騎士隊の配置換え等
俄に対応するのはなかなかに難しき現状にて……
Ashmea B Greinner : クスロー閣下!
お、恐れながら、わが家は伝統的に先遣部隊。
常に出陣、遠征の準備を整えております。
Yrvaulair S Cousseraux : でしゃばるでない、
アシュメア! 卿が思っているほど
ミンダルシア大陸は狭くないぞ。
Yrvaulair S Cousseraux : それに、
ヤグード兵と戦ったこともあるまい?
腕力頼みのオーク兵と違い、武器も鋭いぞ。
Yrvaulair S Cousseraux : いや、これは失敬。
御使者の前で、見苦しきところをお見せした。
Yrvaulair S Cousseraux : そういう理由にて、
善処いたすが、すぐにとは
約束致しかねる。そう、元帥どのに伝えられよ。
Pattna-Ottna : ……。
…………………………………………………………………………………………
Pattna-Ottna : とまあ、そういうわけだ。
Tihl Midurhi : ……ふぅん。
それで、おめおめと戻ってきたわけ?
騎士ひとり、見送りにもつけてもらえずに?
Pattna-Ottna : まあ、そういうことだ。
取りつく島がないとはこのことだな。
Pattna-Ottna : それに、彼らとて敗戦続き。
一歩、裏道に入れば、傷ついた兵が
ぼろ一枚で路地に寝かせられていた……。
援軍を出す余裕などないというのが本音だろうよ。
Rachemace : ……。
Rachemace : 解読してくださるジョゼ様は
ただいま、従者横丁にいらっしゃいます。
……さあ、こちらへ……。
(Door:Houseを調べる)
Joseaneaut : ……ああ、ラシュマス!
無事だったんだね。よかった……。
心配してたんだ。任務中に行方不明と聞いて。
Joseaneaut : おや、そちらの方々は?
Rachemace : この方々は
ソロムグ原野で難儀していたところを
助けてくださった、ウィンダスの皆様です。
Tihl Midurhi : まぁ……
またイケメン……。
Mihl Pakorhma : もう、ティルちゃんたらぁ……
Joseaneaut : これはこれは……
僕からも御礼を申しあげます。
どうか皆さんに女神様のご加護を……。
Rachemace : ところで、ジョゼ様。
実は取り急ぎお願いがあります。
ヤグードの……おそらく機密が記録された
縄文字を、解読していただきたいのです。
Joseaneaut : ……ヤグードの縄文字?
うーん、彼女にわかるかなぁ?
リーダ! すまないが、これを見てくれないか?
Leadavox : ……金貨1枚ッ あんない分ッ♪
もひとつ1枚ッ つうやく分ッ♪
Joseaneaut : リーダ
この縄文字、読めるかい?
ヤグードの暗号らしいんだけど……
Leadavox : リーダ、賢い。簡単。
それよか、こいつら客か?
したらな、ひとり金貨1枚。よいなッ?
Joseaneaut : うん、わかったよ。
後で僕が立て替えるから。
皆さん、急いでるみたいなんだ。頼むよ。
Leadavox : 愚かなりジョゼ。
いつも、損してばっか。まあ、いい。
読んでやる……ふんふんふん…………
Leadavox : ……んんー?
マホーそうび、かいてあるぞォ。
Joseaneaut : 魔法装備?
Leadavox : マホーをきくなくする、そうび。
ヤグードつくって、しめしめしめ、書いてある。
Joseaneaut : 魔法を効かなくする装備?
彼らが魔法に耐える装備を開発したって……!?
Rachemace : まさか……耐魔装備のことでは?
我が国もウィンダス戦に備えて、魔法を無効化する
甲冑の研究に取り組んだ時期がありましたが……
それを、もしヤグードが実用化させたとしたら!?
Leadavox : つづき、まだある。
……カミサマ、都へ道しめし……
ウィンダス…………滅亡。
Joseaneaut : ……ウィンダスが滅亡?
預言のようなものかな?
Tihl Midurhi : うへぇ。
縁起でもないよお。
Rachemace : ……嫌な予感がする。
やっぱり、王立騎士団が援軍を出さないと
取り返しのつかないことに……。
Joseaneaut : 援軍?
なんのことですか?
Rachemace : 実はさきほど……
Joseaneaut : ……クスロー騎士団長が
出兵を渋った……? そんな……
Rachemace : ……ジョゼ様。
僕は命の恩人のため、
ウィンダスに馳せ参じる覚悟があります。
たとえ騎士団を除名され、一騎となりても……
Rachemace : しかし、なんとか
ウィンダスに出兵が適わぬか、もう一度
僕から団長に嘆願してみようかと……
Joseaneaut : ……微力ながら
僕も一肌脱ぎましょう。
Joseaneaut : 貴方がたは
ひとまず国にお戻りください。
僕らがウィンダスの工作で動いていると
思われても、いろいろ面倒ですからね。
Tihl Midurhi : わ、わかりましたわ。
Joseaneaut : 待ってください。
これ……その獣人白金貨ですが
ラシュマスを助けていただいたお礼です。
路銀の足しにしてください。
獣人白金貨を手にいれた!
獣人白金貨
ゴブリンの鋳造した白金の硬貨。
最近、獣人社会で流通し始めた。
Mihl Pakorhma : ……ねぇ、ティルちゃん。
なんだか話が大きくなってきたよぉ。
Mihl Pakorhma : ウィンダスってば
大丈夫なのかなぁ?
いまのうちに実家に帰ろうかなぁ~。
Tihl Midurhi : 大丈夫よ。
いくらヤグードが耐魔装備とかで固めてきたって
ウチらミスラ傭兵団には関係ないし。
ヨユーよ、ヨユー!
Mihl Pakorhma : まあ、それもそうだけどぉ~。
にしてもさぁ、ラシュマスさんたち
ああは言ってたけどぉ、ヘーキなのかなぁ?
Tihl Midurhi : ……うーん。
だいじょうぶじゃない?
サンドリアを担う、イケメンふたりが頑張れば
団長とやらだって無視できないでしょ。
Mihl Pakorhma : そうかなぁ~?
王立騎士団は、石頭ぞろいって、よく
タルどもが言ってたじゃぁん。ひょっとして
お手討ち覚悟で直訴するつもりかもよぉ?
Tihl Midurhi : お手討ち!? そ、そんな……。
なんてもったいないッ!
Tihl Midurhi : ……じゃなかった、
命がけだなんて、大変だよッ。
急いでカルゴナルゴ城砦に行って
このことをお頭に伝えないと!
Mihl Pakorhma : うん、そうだねぇ。
じゃあ~、[Your Name]も
あっちで合流しよ。遅れないでねぇ。
(Door:Houseを調べる)
扉は固く閉ざされている。
■関連項目
ウィンダス水の区〔S〕
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最終更新:2015年05月12日 23:09