依頼者:
ロベルアクベル(Robel-Akbel)
/
ウィンダス水の区・屋外
依頼内容:
連邦軍の残存兵力を投入した
陽動作戦が
ソロムグ原野で決行される。
新参の猟豹(チーター)義勇団を道連れに
ロマー団長率いる毒蛇(コブラ)傭兵団と出陣だ!
Romaa Mihgo : ……おや、レコ。
それに、[Your Name]も……
Lehko Habhoka : ああ、ロマー嬢。
きみのところの
[お嬢さん/お兄さん]、ちょっと借りていくよ。
Haja Zhwan : ああっ!
なんやの! ふたりでどこ行っててん!
Mikhe Aryohcha : こらぁぁぁ! ミケ様を
差し置いて、ナニしてたにぁ!
Romaa Mihgo : ……ふぅん。
ぶっ倒れてたらしいけど
存外、元気そうじゃないか?
Lehko Habhoka : ああ、
おかげさまでね。
Romaa Mihgo : レコ……。
[Your Name]はウチの秘蔵っ子なんだ。
Romaa Mihgo : 仲良くするのは
かまわないけど、あんまり変なこと
吹きこむんじゃないよ。
Lehko Habhoka : あれ、信用ないなあ。
でも、かしこまりました。
Lehko Habhoka : それでは、僕は
御呼ばれしてるので、これにて……。
Lehko Habhoka : おや?
Romaa Mihgo : 元帥んとこだろ?
私も呼ばれてるんだよ。
Lehko Habhoka : そりゃ、よかった。
お叱りを受ける仲間は、多い方が
良いかなぁ、と考えてたところさ。
…………………………………………………………………………………………
Robel-Akbel : 呼びたててすまない。
Robel-Akbel : ん、その者……
Lehko Habhoka : 一緒に来てもらったんだ。
あれだけ、活躍したんだし、
[彼女/彼]にだって、聞く権利があると思ってね。
Lehko Habhoka : それに、たぶん
[Your Name]は……
Lehko Habhoka : 僕らの仲間だ。
Robel-Akbel : ……。
Romaa Mihgo : ……なんだい、
作戦会議にしちゃぁ
師団長の姿が1人も見えないね。
Robel-Akbel : 先の戦は
あまりにも厳しかった……。
Robel-Akbel : 負傷して動けぬ者以外は
みな、作戦遂行中か
新兵の調練で手いっぱいなのだ。
Lehko Habhoka : さもあらん……
我が軍の兵力は、あまりにも少ない。
ゾンパジッパ殿のお人形を勘定に入れてもね。
Robel-Akbel : ……ああ。
このままでは、我が軍はジリ貧だ。
Robel-Akbel : とはいえ、敵は
待ってはくれぬ……
Robel-Akbel : 入れ!
Robel-Akbel : オルジリアより来た
猟豹義勇団のナホだ。ロマーのコブラ傭兵団と
共に、此度の作戦に参加してもらう。
Lehko Habhoka : へぇ~、
ピカピカの小火器を持った
お仲間とは、珍しいね。
Naho Gwanboh : おお、
ええ目しとるね。
Naho Gwanboh : ええじゃろ?
アトルガン商人から買おた、
最新式の火筒なんよ。
Romaa Mihgo : ふぅん、
やけに羽振りがいいねぇ……。
Romaa Mihgo : またオルジリアに
援兵を頼むなんて……。ウィンダスは
大女王に、この借りを返す算段があるのかね?
Naho Gwanboh : なんねぇ!
あんたぁ、せこいねぇ。
Nzha Abaleenah : 団長。
そんな、怒りんさんなや。
こんなん、ただの道案内じゃろ?
Romaa Mihgo : ……道案内だぁ?
なんだい。新入りにしちゃあ
ずいぶんと、でかい口叩くじゃないか。
Naho Gwanboh : あぁん? 文句あるん?
うちが相手しちゃるよ?
Lehko Habhoka : さあさあ、
自己紹介はそのくらいだ。みんな静かにね!
ブリーフィングを始めるよ。
Robel-Akbel : ……ロマー殿、ナホ殿。
そなたらには
アラゴーニュ戦線に出撃してもらう。
Robel-Akbel : 密偵が
メリファト山地にて確認されていた
敵大部隊の最新の動向を報せてきた。
Robel-Akbel : やつらは、アラゴーニュに
散っていた遊軍を糾合しつつ、ゆっくり
ソロムグ原野に向けて西進中らしい。
Lehko Habhoka : ……
ガルレージュ要塞の
重要性が、敵にばれたのかな?
Lehko Habhoka : それとも、闇の王によって
ついに、ジュノ攻囲作戦が発令されたか……。
Robel-Akbel : おそらくは後者……。
敵部隊の主力は、クゥダフの装甲兵と
巨人の投石兵で編制されているようだからな。
Romaa Mihgo : ジュノの近辺が
どんどんキナ臭くなってきてるね……。
Robel-Akbel : うむ。連合軍本部も焦っている。
我が軍の持ち場である、ジュノ東壁の
守備兵を倍増させよ、と矢の催促だ。
Lehko Habhoka : 気楽なもんだよ。
僕らは、聖都防衛すら危ういというのにね。
Romaa Mihgo : どうせ、本部の連中は
ぶ厚い安全な壁の内側で、ふかふかのケットに
くるまって、作戦を考えてるんだろ。
Robel-Akbel : そう、愚痴るな。
その本部から送られた軍資金で
こうして猟豹義勇団にも来てもらえたのだ。
Naho Gwanboh : うちらは
義勇軍なんよ、義勇軍!
Romaa Mihgo : で、私らコブラは、
こいつらをジュノの東壁に、
送り届けりゃいいわけ?
Robel-Akbel : 残念ながら、違う。
レコ!
Lehko Habhoka : みんなには……
って、僕も行くんだけど、本当の増援防衛隊を
送り届けるため、陽動をお願いできるかな?
Romaa Mihgo : なるほどね。
私らは囮かい? ま、たしかに
派手にチャンバラやるなら、タルどもより、
ウチの仕事だけどさ。
Robel-Akbel : よいか。
敵の注意を引けば、それでよい。
深追いはするな。魔法も使うな。
Romaa Mihgo : フン。私らが
へぼい魔法を使えば、ウィンダスの
正規軍じゃないと、ばれちまうからだろ?
Robel-Akbel : さよう。
指揮はレコに執ってもらう。異存はないな?
Romaa Mihgo : ……了解。
Naho Gwanboh : たいぎぃねぇ。
まぁ、ええよ。うちらはうちらのやり方で
やらしてもらうけ。
Romaa Mihgo : ああ?
聞き捨てならないね。
こっちの身まで危険にさらす気かい?
Lehko Habhoka : まあまあ。
構わないよ。
作戦の大要さえ、おさえてもらえばね。
Lehko Habhoka : 僕も、指揮を
気に入ってもらえるよう、努力しよう。
Naho Gwanboh : 兄ちゃん。
あんた、話がわかる男じゃね。
Robel-Akbel : 層の少ない東壁は
城塞都市ジュノの構造的弱点のひとつだ。
敵も戦力を集中させてこよう。
Robel-Akbel : そなたらの
陽動の成否は、ジュノの防衛力に
直結するのだ。期待しているぞ。
Lehko Habhoka : ……はい。
では、みんな。各隊バラバラに出陣し
ソロムグ原野で、合流するとしよう。
Lehko Habhoka : あ、それまでは
派手な戦闘はできるだけ控えるように。
その方が、敵にインパクトを与えられるからね。
Naho Gwanboh : あんたぁ、細いねぇ。
そんな腕で、ほんまに剣ふれるん?
Romaa Mihgo : 余計なお世話だよ。
それとも、ここで確かめたいかい?
Nzha Abaleenah : おー、こわ。
まぁ、せめて、足ひっぱらんといてね。
Romaa Mihgo : ……。
…………………………………………………………………………………………
Robel-Akbel : ……あの[女/男]が例の?
Lehko Habhoka : うん、おそらく。
だって、僕にサイレドンの黒焼なんか
持ってきたし……。
Robel-Akbel : それは……
興味深い。
Robel-Akbel : ところで
此度の件……。
Lehko Habhoka : ああ、わかってる。
優秀な戦士を育成しないとね。
Robel-Akbel : しかと頼んだぞ。
来たるべき決戦には、優秀な兵が不可欠だ……。
Lehko Habhoka : で、我が祖国
ガ・ナボからはなんと?
Robel-Akbel : ふん、これ以上
兵は出せぬ。いざとなれば
聖都を捨てよ、と言ってきたぞ。
Robel-Akbel : さすれば
大都ヨーに神子さま……玉体を
受け入れる用意がある、と……。
Lehko Habhoka : おやおや。
麗しの女王はお優しいことで。
Robel-Akbel : ふん、食えぬ女よ。
Robel-Akbel : 敗色濃厚となれば
我らが玉体の御首が、彼の国の
担保となることも織り込み済みだろう。
Robel-Akbel : 愈々もって、
我らは進退極まれりというわけだ……
Dhea Prandoleh : ほらほら、
何こんなところでぼんやりしてるんだ?
我がコブラ傭兵は、総員、
ソロムグ原野に出陣のはずだよ。
Dhea Prandoleh : 遅参して
お頭に怒鳴られても知らないよ?
Romaa Mihgo : ほらほら、
作戦を忘れたのかい?
Romaa Mihgo : コブラ傭兵は、総員
ソロムグ原野に集合!
ほら、走っていきな! 走って!
Lehko Habhoka : ……よかった。
全員欠けることなく、無事
合流できたようだね。
Lehko Habhoka : それでは
今回の陽動作戦を説明するよ。
Lehko Habhoka : 我々が護るジュノ増援部隊
巨蟹、双子の両戦闘魔導団は、ベフラギ街道
沿いの荒れ地を踏破する、悪ルートを進軍中だ。
Lehko Habhoka : それに対して、
敵本隊の予想進軍ルートは……
Tihl Midurhi : あ、
[Your Name]も参加するんだ?
今回もよろしくね。
Tihl Midurhi : ふっふっふ。
やっぱりでっかい作戦は腕がなるよねぇ~!
Mihl Pakorhma : ティルちゃんたらぁ
出発前から、テンション高くてさぁ。
ここまでの道中、うるさいのなんのってぇ~。
Tihl Midurhi : いいじゃない!
なんてったって、レコさま指揮の作戦だよ?
いいとこ見せるチャーンス!
Romaa Mihgo : そこ!
ブリーフィング中だぞ。私語は慎め!
Lehko Habhoka : ……ここから、街道は
見通しの悪い隘路に差しかかっている。
Lehko Habhoka : だから、その後方、
約1マルム先を伏撃地点とし
崖上に猟豹義勇団の鉄砲隊を潜ませる。
Lehko Habhoka : いいか?
僕が合図するまで、十分に引き付けるんだ。
ナホ、それまで誰にも撃たせるなよ。
Naho Gwanboh : 任しときんさい。
Tihl Midurhi : いゃーん、
お仕事中のレコさまも
凛々しくてすてきぃ~。
Mihl Pakorhma : もうぅ……ティルちゃん。
まじめにやろうよぉ……。
Lehko Habhoka : それから、ロマー。
君のコブラ傭兵には、突撃隊となってもらう。
Lehko Habhoka : 僕が合図したら、
側面より傾れこみ、敵の退路を断つんだ。
Romaa Mihgo : 承知。
Lehko Habhoka : しかし、
報告によれば敵は大軍。
逆に、我々が包囲される危険性も高い。
Lehko Habhoka : もし、撤退号令をかけたら
速やかに両団とも戦地より離脱すること。
Tihl Midurhi : はいっ!
Mihl Pakorhma : 了解でぇす~。
Naho Gwanboh : 兄ちゃん!
しんどい話はもう止めにせん?
敵じゃったら全部、うちらがしごうしちゃるけ。
Lehko Habhoka : ふふふ。
それは、頼もしいね。
Lehko Habhoka : きみたち、
レディの底力、信じているよ。
Tihl Midurhi : は、はぁい!!
…………………………………………………………………………………………
Tihl Midurhi : ……。
Tihl Midurhi : (……ねえねえ、敵どこ?
来ないじゃあん。)
Naho Gwanboh : (ふぁぁ。
情報、ほんまに合うとるんね?
うちらもう、くたびれたわ!)
Tihl Midurhi : (……ねぇ、ミル。
敵軍の足音とか、聞こえない?
私も、さっきから膝が痛くてさあ……)
Mihl Pakorhma : (しぃ~!
喋ってると怒られるよぉ~?)
Naho Gwanboh : (はよ来んさいや、どん亀が。
まとめて鉄板焼にしちゃるんじゃけ!)
Romaa Mihgo : くんくんくん……。
シッ! 静かに。
Romaa Mihgo : ……間違いない。
奴らの臭いだ。来たよ!!
Lehko Habhoka : !!
Romaa Mihgo : どうやら
クゥダフの重装歩兵のようだね。
Lehko Habhoka : やけに行軍が速いな。
攻城兵器を伴っていないのか……
くそっ、こいつら、本隊ではない?
Romaa Mihgo : そう判断するのは
早計だよ。だって、この足音はおそらく……
Naho Gwanboh : (そろそろ、頃合いじゃね。
ええ? 一斉射撃でぶっ潰すけぇね。)
Romaa Mihgo : 間違いない、巨人だよ!!
Naho Gwanboh : ……はあ!?
なんねぇ、あれ!
Nzha Abaleenah : ちょ、
あんなん、聞いとらんよ……!
Lehko Habhoka : ……。
Romaa Mihgo : (まずいね……
見える範囲でも、ギガースが1ダース……。
この数で、反撃を防ぎきれるのか……?)
Lehko Habhoka : (やるしかない。
もし、ここで我々が撤退したら、連中は
確実に10マルム先で我が方の魔導団と遭遇する。)
Lehko Habhoka : (強行軍で
疲弊している味方に、まず勝ち目はない……。)
Romaa Mihgo : (しかし……!)
Lehko Habhoka : (しっ、僕を信じて……)
Lehko Habhoka : (よし、いいぞ。
あと少しだ……)
Lehko Habhoka : ナホ
まだ撃たせるなよ。
Lehko Habhoka : 待て……待て……
Lehko Habhoka : よし!
Lehko Habhoka : 撃てえ!
Lehko Habhoka : よし、よくやった。
Lehko Habhoka : 次弾装填を急げ!
敵にこちらの位置を特定させるな!
Lehko Habhoka : コブラ団!
敵の側面を突いて攪乱する。
Lehko Habhoka : 次に猟豹団が撃ったら
一気にこの崖を駆け降りるんだ!
Romaa Mihgo : 了解!
Lehko Habhoka : 撃てえ!
Lehko Habhoka : ……総員、抜刀用意!!
Lehko Habhoka : 深呼吸しろ。
Lehko Habhoka : ……突貫!!
Lehko Habhoka : 臆するな!
Naho Gwanboh : ひいぃっ!!
Naho Gwanboh : うううぅぅ……
Naho Gwanboh : ……!?
Lehko Habhoka : 怯むな!
立て!
Lehko Habhoka : さっきまでの
威勢はどうした?
Naho Gwanboh : ……。
Naho Gwanboh : あんとな敵、見たことないわ……
アンティカも異なげじゃったけど
あんな大きいのはおらんかった……
Lehko Habhoka : 見知らぬ土地だ。
見知らぬ戦場に、見知らぬ敵。
そんなの当然だろ。
Lehko Habhoka : いいか、ナホ。
恐怖を感じたら、銃身が焼けるまで撃て。
腕が痺れるまで剣を振れ!
Lehko Habhoka : 敵を倒し続けているかぎり、
きみらは死なない。
戦場で確かなことは、それだけだ。
Naho Gwanboh : ……。
Romaa Mihgo : 私らは
再突撃をかける!
あんたらの援護射撃が命綱だ。頼んだよ!
Naho Gwanboh : ……わ、わかった。
(Abandoned Mineshaftを調べる)
??? : ドロンフルン師団長。
あれは何の騒ぎかしら?
Doron-Fulun : 戦闘のようです。
我が方のミスラ傭兵部隊と……
クゥダフ兵主体の獣人軍との。
??? : ……冗談ではありませんわ!
Doron-Fulun : は?
??? : なぜ、
わたくしを差し置いて
あんな……
??? : 楽しそうなことを
しているのかしら!
…………………………………………………………………………………………
Lehko Habhoka : ミスラの戦士よ!
あきらめるな!
いま、敵に背を見せたら、終わりだぞ。
Lehko Habhoka : いいか! あと一度、
敵の突撃を押し返すんだ! そうしたら
一斉に西に向かって走れ。撤退するっ!
Lehko Habhoka : ……くっ、魔法か。
どこからだ?
Tihl Midurhi : 西……西の方からです!
それより、お怪我は?
Lehko Habhoka : 味方か!?
魔法は使うなと、あれほど……
??? : ……あら、せっかく
助けて差し上げましたのに、礼も
おっしゃらないなんて、失敬な方ですこと。
Tihl Midurhi : ……わ、わわわ
あれは……
Tihl Midurhi : シ、シャントットさま!?
Shantotto : ……それに
誰に口を利いてますの?
わたくし、あなたの部下になった覚えなど
一度もありませんことよ!?
Shantotto : オーッホッホッホホ!
Lehko Habhoka : 口の院院長
レディ・シャントットとお見受けしたが……
Shantotto : いかにもですわ。
ま、正確には「元」ですけれど。
Lehko Habhoka : そちらは?
Doron-Fulun : 獅子戦闘魔導団の
ドロンフルンです。
Shantotto : で、そう尋ねる、あなたは?
礼儀をわきまえぬ、チョコボの骨さん?
Lehko Habhoka : これは、失礼。
僕は大魔元帥付きの新任参謀。
レコ・ハボッカ。以後、お見知り置きを。
Shantotto : あらあら、しばらく留守の間に
連邦軍は、傭兵に
作戦を練らせていらっしゃるの?
Shantotto : そんなにも人材が
不足しているなんて……。嘆かわしいこと!
Lehko Habhoka : お言葉を返すようだが
あなたが勝手に戦闘に介入したおかげで
我々の陽動作戦は台無しだ。
Lehko Habhoka : それに、僕の記憶が
正しければ、あなたは国外追放処分となって
一切の軍事指揮権を剥奪されているはずだが?
Shantotto : 指揮? あ~ら、まさか。
わたくしは一民間人として、ここにいる師団長の
厳命に従ったまでですわ。いやいやね。
Doron-Fulun : えっ!?
シャントット院長、わたしは
そのような……!
Doron-Fulun : 第一、ここまで
無理やりわたしたちを
引っ張ってきたのは院長じゃないですか~!
Doron-Fulun : 魔導団を私物化したんですよ?
どんな元帥のお咎めが待っているか……。
もう、怖くて聖都に帰れませんよ!
Shantotto : おだまり、ドロン!
どちらが怖いのかは、もう十分
学ばせて差し上げたと思うけれど……?
Doron-Fulun : ひっ!
Shantotto : そもそも、あなたがたが
悪いんですわ。あれで囮のつもりですの?
もっと派手に暴れないと。
Shantotto : わたくしには
まるで、野犬に囲まれた、子猫の群れ
みたいに、哀れに見えましたわ。オホホ。
Lehko Habhoka : 何だって?
Shantotto : それとも、単に
元帥の人選センスが悪かったのかしらね?
Lehko Habhoka : 口を慎むように。
レディ・シャントット。
Doron-Fulun : (あわわわわわわ……)
Lehko Habhoka : !?
Lehko Habhoka : どうやら
貴女の花火を見て
お客様が増えたようだ。
Shantotto : でしょう?
陽動とは、こうでなくては。
Lehko Habhoka : ……仕方ない。
かくなる上は、ここに踏みとどまって
もうひと暴れする、か。
Lehko Habhoka : ところで
落とし前はつけてくれるんだろう?
麗しき戦場の華、レディ・シャントット。
Shantotto : オホホ、鈍い参謀……
あなたは、誰に向かって話しているのか
まだ、おわかりではないようですわね!
Doron-Fulun : シャントット院長。
別動隊ですっ!
Doron-Fulun : ひいっ!
Shantotto : オーホホホホ!
脆い! 脆いですわ!!
Lehko Habhoka : ご助力、感謝する。
Shantotto : 誤解なさらないで。
貸し! そうこれは、大きな貸しですわ!
Lehko Habhoka : ……同胞のレディ諸君、
撤退命令は解除!
Lehko Habhoka : ここで
もうひと踏ん張りだ!
Romaa Mihgo : なんだか、よく
わかんないけど、もうしばらく
戦い続けるのは賛成だよ。
Romaa Mihgo : こういう時は
下手に敵に背を見せる方が危ういからね!
Shantotto : 決まりですわね。
Shantotto : 総員!
詠唱、始め!
Shantotto : 撃てぇ~っ!!
Shantotto : オーッホホホホホ!
ご覧じあそばせ。美しい炎のダンスを!
Lehko Habhoka : ……ロマー!
Lehko Habhoka : さっきの古い陣地に
この隘路の北方2マルム先まで
続く、坑道の入口がある。
Romaa Mihgo : ああ、それなら私も見たよ。
けど、本当につながってるのかい?
ずいぶん、荒れてるようだったけど……。
Lehko Habhoka : ああ、間違いない。
ここに来た時、僕自身の足で確かめたから。
崩落の危険はあるが、支柱は堅固だった。
Lehko Habhoka : そして、どうやら
敵もそれに気づいたらしい。
Lehko Habhoka : あそこに
戦鐘楼(Belfry)を避難させ
残兵を再集結させつつあるようなんだ。
Lehko Habhoka : 君らには
それを叩いてもらいたい。敵は大軍、
隊伍を組み直されたら、やっかいだからね。
Romaa Mihgo : 了解したよ。
Lehko Habhoka : それから、
[Your Name]。
君には特別に頼みがある。
Lehko Habhoka : まず、この
戦用爆竹を受け取ってくれ。
だいじなもの:戦用爆竹を手にいれた!
戦用爆竹
火をつけると次々に大きな音が鳴る
バストゥーク製の音響花火。
視界の悪い場所での、作戦伝達などに使用され、
その音は、10マルム先まで
響き渡るといわれている。
Lehko Habhoka : いいかい。
坑道の入口から、突入するときに、
そいつを使うんだ。
Lehko Habhoka : その音を合図に、
僕らも突撃を敢行する。
Lehko Habhoka : でも、万一
失敗した場合は、焦らず、入口付近にいる
マム・ラーリ(Mham Lahrih)から
予備の爆竹を受け取るんだ。いいね?
Romaa Mihgo : 話は、済んだかい?
急ぐんだろ?
Lehko Habhoka : ああ。
後は頼んだ。
Romaa Mihgo : まかせな!
さあ、お前たち、
坑道の鐘を鳴らしに出発だ!
Mham Lahrih : 何か用?
ここらは、敵の攻撃が集中してるんだ。
ぼんやりしてると流れ矢に当たっちゃうよ。
(Abandoned Mineshaftを調べる)
同じエリアにいるパーティメンバーとともに
ゴユの空洞に進入します。
よろしいですか?
選択肢:進入する?
はい
いいえ(キャンセル)
そのままお待ちください。
現在、サーバーに問い合わせ中……
ゴユの空洞へ進入します。
制限時間は30分(地球時間)です。
Romaa Mihgo : 目標は戦鐘楼(Belfry)!
しまって行くよッ、コ~ブラァァッ!!
Romaa Mihgo : 敵の増援だ! お前たち、
ここが踏ん張りどころだよ! 気張りなッ!
Romaa Mihgo : ……クソッ、
なかなか手強いね。
このままだとこっちの体力がヤバいよ!
>>BF敗退時
+
|
... |
Romaa Mihgo : くそ、力及ばずか……
後のことは頼んだ……よ……。
ロマー・ミーゴが力尽きてしまった。
作戦に失敗しました。
Mham Lahrih : んん? ああ、
あんたが、[Your Name]?
レコさんから話は聞いてるよ。
Mham Lahrih : さ、戦用爆竹だよ。
今度こそ頑張って
ギガースどもをけちょんけちょんにしてよね!
だいじなもの:戦用爆竹を手にいれた!
|
Shantotto : ……ふぅ。
どこに行ってたの、あなたたち。
敵なら尻尾を巻いて、逃げ出した後ですわよ?
Lehko Habhoka : 誤解だよ。
レディ・シャントット。
Lehko Habhoka : コブラ傭兵団は
敵の後方に迂回して、指揮系統を
寸断する、大活躍をしたんだから。
Shantotto : ……オホホ、
存じていますわ。野犬に噛みつく
毒蛇の群れ、なかなか壮観だったようね。
Romaa Mihgo : フフン。
Lehko Habhoka : 御苦労、コブラの諸君。
おかげで、敵は算を乱して敗走したよ。
Lehko Habhoka : だが、
休んでいる時間はない。
Lehko Habhoka : 一刻も早く
負傷者を担いで、ここを立ち去らないとね。
僕らの実体に、そろそろ敵が気付く頃だ。
Lehko Habhoka : 帰ろう、聖都に!
Lehko Habhoka : さて……
これからどうするつもりかな?
レディ・シャントット。
Lehko Habhoka : ……やはり、あなたの
力は噂どおり。いえ、それ以上だ。
Lehko Habhoka : 裸同然の聖都にとって
あなたの帰還は、千の衛兵を得るに等しい。
Lehko Habhoka : いい機会だ、都に戻っては?
なに、元老院なら僕が説得してみせる。
Shantotto : 失礼ですわ。
「億」の間違いではありませんこと?
Romaa Mihgo : あんたねぇ……。
Shantotto : それはそれとして
お断りしますわ。
Lehko Habhoka : それは残念……。
Shantotto : わたくしには
まだ、この戦場でやるべきことが
残されておりますし……
Shantotto : 聖都なら
だいじょうぶ。まだ、あの方が
いらっしゃるもの。
Lehko Habhoka : ……!
Shantotto : あなたの決断力。
そして、兵を喜んで死地へと送り出せる魅力と
……非情さ。将としては申し分ないでしょう。
Lehko Habhoka : ……。
Shantotto : でも、わたくしに
その魅力は通じませんことよ。
残念ながら、これっぽっちも。
Lehko Habhoka : それは……
重ね重ね、残念だよ。
Lehko Habhoka : やあ、
待たせちゃったね、レディたち。
今度こそ、出発だ!
Shantotto : ごきげんよう。
元帥くんによろしく。
Shantotto : あの雄猫。
そして、大魔元帥……
気に入りませんわ。
Doron-Fulun : ……は?
先ほどは褒めておられましたのに。
Shantotto : 善良だけど愚鈍。
そして、意気地なしで腰抜け。
Doron-Fulun : ……す、すみません。
Shantotto : それが
学生の頃より、私の存じている……
Shantotto : ……いいえ
存じていたロベルアクベルですわ!
Doron-Fulun : ……へ?
Dhea Prandoleh : お!
戻ってきたね、[Your Name]!
Dhea Prandoleh : お頭ぁ!
[Your Name]が帰ってきましたよー!
Romaa Mihgo : ふふん、
英雄が物見遊山から、お帰りってわけだ!
Tihl Midurhi : もう、お頭ったら~。
[Your Name]、お疲れさま!
Tihl Midurhi : (お頭ぁ、
あんな言ってるけど、
さっきから、すっごく上機嫌なんだよぉ。
[Your Name]のおかげだよねぇ~。)
Romaa Mihgo : ははは、冗談だよ。
Romaa Mihgo : あんたの活躍もあって
陽動作戦は大成功。巨蟹、双子の魔導団は
無傷でジュノに入城できたってさ。
Mihl Pakorhma : あ! あれぇ。
猟豹のぉ~……。
Romaa Mihgo : ナホ!
あんたらも、御苦労だったね。
Romaa Mihgo : レコの話では
しばらく、ウチと合同作戦が続くそうだよ。
お互いに、がんばろうじゃないか。
Naho Gwanboh : やじゃ!
ほんま、ぶち怖かったわ。
Romaa Mihgo : っと、そうだ!
[Your Name]。
こいつを持っていきな。
Romaa Mihgo : 今回の作戦の報酬さ。
特に、あんたには元帥直々に御下賜品も
出てるよ。よっぽど、気に入られてるみたいだね。
ルビーを手にいれた!
ルビー
赤色の宝石。
…………………………………………………………………………………………
Robel-Akbel : ……手こずったな。
Lehko Habhoka : 面目ない。
まさか、敵がギガース兵の頭数を
あんなに揃えてくるなんてね。
Robel-Akbel : 予想外か?
貴下らしくもない。もはや、何が起こっても
不思議ではないぞ。
Lehko Habhoka : ……だね。
そう、それから……
Robel-Akbel : シャントットか?
確かに、あれは強力な駒……だが
故に、我らの手でも持てあます。
Robel-Akbel : ひとまず据え置け。
それに、むしろ彼の地で、敵の注意をひいて
もらった方が、我々にも好都合だ。
Lehko Habhoka : ……確かに。
Robel-Akbel : 勝負は急いてはならん。
わずかな持ち時間を生かし、
我が方のポーンが成るのを待つが良い。
Robel-Akbel : ナイトか、
ルークか、ビショップか……
Lehko Habhoka : ……あるいは
クイーン……?
Lehko Habhoka : しかし、
相手も同じ駒を持っている、か……。
…………………………………………………………………………………………
Shikaree G : ……42、ボーラジャ家のティユ。
大腿部に矢創……失血死。43、マラワヤ家の
コッピ。頭部損壊……即死。45……
Shikaree G : ……個体識別不能。
死因は……うう……死因は……不明。
Shikaree G : どれほどの……
いったい、どれほどの同胞の血を啜れば……
Shikaree G : どれほどの
罪を重ねれば、満足するというのだ?
レコ・ハボッカ!!
…………………………………………………………………………………………
Lehko Habhoka : よく見ておけ。
あるいは、音に聞け。
すべてのミスラの同胞たち……。
Lehko Habhoka : お前たちが
その存在を罪と呼び、忌みし者が
この世界で何を成すかを……。
■関連項目
ウィンダス水の区〔S〕
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最終更新:2015年06月06日 22:40