依頼者:
クララ(Klara)
/
バストゥーク商業区・
大工房入口
依頼内容:
首府を震撼させる、「黒鉄の旋風」の再来。
繰り返される惨劇を止めるため、
ヤツを捜し出さなければ……。
Lieselotte : きゃあぁぁあぁぁぁっっ!!!
Egon : なんだ!?
Norbert : あっちだ……!
Norbert : どうした!?
Lieselotte : ……あ……あれ……
Norbert : !!
Norbert : ……し、死んでいる……?
Egon : おい、見ろよ、この額の傷。
見覚えがあるぞ。確か……
Egon : そ、そうだ……間違いない。
黒鉄の……ヤツが帰ってきたんだ!
Norbert : ……ほ、本当か!?
ならば、早く憲兵に知らせないと!!
Egon : あ、ああ。そうだな……。
Ole : まだ、微かに温もりが……
害されてから、2、3時間といったところですね。
Ole : それと、この傷……
一刀のもとに脊髄をやられています。
かなりの手練の仕業と見て間違いありません。
Ole : それから、見てください。
この額の……
Dieter : もういい。
この手口、ヤツの仕業にきまっている。
Dieter : クソッ、警備を強化した矢先に……
これでは、憲兵隊の面目が丸つぶれだ!
Dieter : おい!
さっさと野次馬を追い払い、
死体を片付けるんだ!
Ole : ハッ!!
Gentle Tiger : [Your Name]、例の
連続殺人事件のことは、もう耳にしたか?
これで四度目らしいぞ……。
Gentle Tiger : ついに、ミスリル銃士隊にも
捜査への参加要請がきたらしい。
だが、いかんせん人手が足りなくてな……
Gentle Tiger : そうだ。
君も手伝ってきたらどうだ?
…………………………………………………………………………………………
Bartholomaus : 「黒鉄の旋風」だと?
確かなのか?
Klara : ええ……。
工務省の官僚であった
被害者の職業……
Klara : そして、額に
刻まれていた傷……
Klara : すべてが、かつての
「黒鉄の旋風」事件の手口と
あまりにも酷似しています。
Klara : おそらく、間違いないでしょう。
Bartholomaus : くそっ!
しかし、ヤツがらみの事件の話は
ここ数年来、聞いていなかったぞ?
Klara : 凶悪犯が、やっかいな追手から
逃れるため、しばらく鳴りを潜める……
よくある話です。
Bartholomaus : で、捜査の進展は?
Klara : ……何分、我が隊に
捜査命令が下って、まだ間もないもので……。
Bartholomaus : ……違うな。
Bartholomaus : 貴公ら、ミスリル銃士隊が
例の不名誉な事件で、大統領警護の任を
外された今、かような一殺人犯の捜査といえども
疎かにせず、汚名をそそぎたいのはわかる。
Bartholomaus : だが、人手不足は
いかんともしがたい。そうだろう? この件の捜査
我が第1鋼鉄銃士隊も、協力するとしよう。
Klara : ……。
Klara : 第1鋼鉄銃士隊は
我が隊に代わり、大統領閣下の警護に
就かれておられると聞きましたが?
Bartholomaus : ご心配には及ばぬ。
我が隊は40名いる。その半分を聞き込みに
当たらせるとしよう。ならば、不服はあるまい?
Klara : ……ご助力、感謝します。
Bartholomaus : ……そうだ。
Bartholomaus : かつて、黒鉄の旋風が
あれほどの追及の手を逃れられたのは
内通者がいたからだ、という説もある。
Bartholomaus : くれぐれも
捜査情報の漏洩には気をつけてくれたまえ。
Klara : ご心配には及びません。
我が隊は、いずれ、劣らぬ忠義の臣。それに
霊銀の結束で結ばれておりますから……。
Bartholomaus : ははは。
これは、いらぬ心配だったな。
とにかく、聞き込みは任せてもらおう。
Nicolaus : はぁ……協力、ですって?
ぼくには、宣戦布告に聞こえましたが。
Five Moons : すまない……
自分のせいで、こんな……
Volker : 気にするな、ファイブムーンズ。
なに、オレたちの手で、ヤツらより早く
下手人を捕まえてしまえば、いいだけのことだ。
Five Moons : ……そうだな。
大統領のご高恩に報いるためにも、
自分は全力で犯人検挙に努める。
Volker : その意気だ。
あいつの鼻を明かしてやろう。
Nicolaus : そういえば、隊長。
お加減の方は?
目まいは治まったんです?
Klara : 見てのとおりだ。
大事ない。
Klara : そんなことより
何としても、第1鋼鉄銃士隊より先に
我々が「黒鉄の旋風」を捕捉せねばならない。
Klara : 裏社会、獣人内通者、
使えるルートはすべて使え。
情報に金を惜しむな。全員、出動!
Nicolaus : 待ってください。
その前に、ひとつ確かめたいことがあります。
Klara : なんだ?
Nicolaus : 先ほど
バルトロメウスが指摘したとおり
「黒鉄の旋風」が主犯と思しき事件は
ここ数年来、起きていませんでした。
Nicolaus : それが、なぜ、いまになって?
先の内乱の時の方が
絶好の機会だったのに。
Zeid : ……。
Five Moons : ……隊長
実は自分も気になっていました。
Five Moons : かつての「黒鉄の旋風」は
専属の警護がつけられているような
高級官僚のみをターゲットにしていたんです。
Five Moons : しかし、この一連の現場で
殺されていたのは、一般官僚。しかも
目撃された場合、家族まで手にかけている……。
Volker : …………。
Volker : 隊長、今回の「黒鉄の旋風」。
模倣犯という可能性も……
Klara : いずれも
推測の域を出ないな。
Klara : 頭で考えるより
足で行動すべき時だ。こうしている間にも
犠牲者が出ているかもしれないことを忘れるな!
Volker : ハッ!
Zeid : …………。
Gentle Tiger : やはり、一連の事件は
「黒鉄の旋風」による犯行なのか……。
Gentle Tiger : ミスリル銃士隊と
君の活躍に期待してるよ。
一刻も早く、ヤツを捕まえてくれ!
>>通常時
+
|
... |
Wilhelmina : 街の外では、
獣人軍が放ったという怪物が
あちこちで目撃されているそうよ。
Wilhelmina : その怪物は、
口を大きく開けて、宙に浮いているらしいの。
考えただけで鳥肌がたつわ。
|
Wilhelmina : えっ?
「黒鉄の旋風」を捜しているですって!?
あなた、憲兵? それとも、銃士かしら?
Wilhelmina : ま、どっちでもいいわ。
じゃあ、彼の額に傷があったって話は
当然知ってるわね?
Wilhelmina : ……そう、彼の犠牲者の額に
刻まれていた傷と同じなの……
Wilhelmina : きっと、何かの
復讐のつもりよ。
ううん、よくは知らないけど、絶対そう!
Wilhelmina : もし、額を隠してる
ガルカに夜道で出会ったら……
わたしだったら、一目散に逃げるわね!
Wilhelmina : もし、額を隠してる
ガルカに夜道で出会ったら……
わたしだったら、一目散に逃げるわね!
>>通常時
+
|
... |
Paul : 激戦の場にいると、
見えないものまで見えてくるっていうだろう?
Paul : 俺も
このあいだの戦いで見ちゃったんだよ。
黒と白の毛皮に覆われた、奇怪な獣人を……!
Paul : 一瞬、ミスラかな?
と思ったが、あんなミスラはいない!
|
Paul : こっ、「黒鉄の旋風」について
教えてほしいだって!?
Paul : そそそ、そんなこと聞かないでくれ!
余計な事を喋って、
次に俺が狙われたらどうしてくれるんだっ!
Paul : ん? その前に捕まえてやる?
本当だな? その言葉、信じていいんだな!?
Paul : いいか、誰にも言うなよ。
ヤツは……
ヤツは両手剣の使い手だ!
Paul : いったい、その剣は
何人の血を吸ってきたんだろう……
考えただけでも、ぞっとするよ。
Paul : いいか、誰にも言うなよ。
ヤツは……
ヤツは両手剣の使い手だ!
Paul : いったい、その剣は
何人の血を吸ってきたんだろう……
考えただけでも、ぞっとするよ。
>>通常時
+
|
... |
Biggorf : ガルカン橋はすぐに開放すべきだ。
プリーン大統領は鉱民議員出身だというのに、
鉱山区のガルカのことをどう考えているのだろう。
Biggorf : こんなとき、
語り部のラオグリム様がいてくれれば
なんとかしてくださるにちがいないんだがな。
Biggorf : ラオグリム様が
北の地で消息を絶たれてから、もう10年近くになる。
いまもどこかで生きていてくださればいいが……。
|
Biggorf : なに、「黒鉄の旋風」を捜しているだと?
では最近、首府を騒がせている
殺人事件は、やっぱり……。
Biggorf : ……おまえは、
ヤツがなぜ「黒鉄の旋風」と呼ばれているか、
その理由を知っているか?
Biggorf : いつも黒鉄の鎧を身に着けているからだ。
その理由は、日中は、陰から陰へと渡るため、
夜間は闇に溶け込むため、とか……噂だがな。
Biggorf : 確かに、ヤツの犠牲者は
皆、一刀の下に斬り伏せられ、
いままで声を上げた者すらいない、と聞く。
Biggorf : それにしても、だ。
人のなせる業とは到底、思えぬ……
「黒鉄の旋風」は化け物なのだよ、きっと。
Biggorf : それにしても、だ。
人のなせる業とは到底、思えぬ……
「黒鉄の旋風」は化け物なのだよ、きっと。
Gentle Tiger : わっ!
Gentle Tiger : な、なんだ、
[Your Name]か!
脅かさないでくれよ……!
Gentle Tiger : いや、けっして
「黒鉄の旋風」が怖くて
隠れていたわけじゃないぞ! 本当だ!
Nicolaus : [Your Name]さん、
「黒鉄の旋風」について何かわかりましたか?
Nicolaus : さすが、[Your Name]さん。
そうだな。それだけわかれば、あとは
ブラザリクス(Blatherix)に……。
Nicolaus : ……ん?
ああ、特徴がわかったとはいえ、首府は広い。
ゴブリンの闇情報を利用しようと思いましてね。
Nicolaus : そういえば
[Your Name]さんも
ブラザリクスはご存じでしたよね?
Nicolaus : 頼みがあるのですが、彼に
掛け合って、情報を聞きだしてもらえませんか?
ぼくは、聞き込みしなければならない場所が
まだまだ、たくさん残ってますので……。
Gentle Tiger : ニコラウスさんの
依頼を受けたろう?
ブラザリクス(Blatherix)とかいうゴブリンから
「黒鉄の旋風」の潜伏場所を聞きだしてくれ。
Blatherix : オレ、交換屋。
交換してほしいもの、あるか?
Blatherix : ふむ。
オマエ、「黒鉄の旋風」の、情報、必要。
ソイツ、どんなヤツだ?
Blatherix : なになに……
額、隠して? 黒鉄の鎧、着て?
両手剣、持ってる、だな? ちょっと、待て……。
Blatherix : ええと……確かこのあたりに……
……待て、違う。両手剣……これか……?
それとも、こっちの……。
Blatherix : 悪い、ソイツ、情報。
オレ、持ってない。
Blatherix : けど、朗報、ある。
オレ、友だち、地下組織、詳しい。
情報、たぶん、ソイツ、持ってる。
Blatherix : もうすぐ、定例、情報交換会。
情報屋、各地、集まる。ソイツも、来る。
オマエ、会議、出る。ソイツ捜す、いい。
Blatherix : 待て……問題、ある。
情報交換会、ゴブリン、オンリー。
部外者、生きて、帰さない、掟。
Blatherix : そうだ!
「ゴブリンパウダー」、使う。
オマエ、ゴブリン、なる!
Blatherix : オマエ、ゴブリンメスティン、
ゴブリン風キノコ鍋、ツインクルパウダー、見つける。
オレ、「ゴブリンパウダー」、調合する。
Blatherix : オマエ、ゴブリンメスティン、
ゴブリン風キノコ鍋、ツインクルパウダー、見つける。
オレ、「ゴブリンパウダー」、調合する。
(Blatherixに指定のアイテムをトレード)
ゴブリンメスティン
ゴブリンが大切にしている黒鉄の飯盒。
ゴブリン風キノコ鍋
雑多なキノコを放り込んだゴブリンの鍋料理。
一口ずつ、順番に食べるのが礼儀とされる。
ツインクルパウダー
キラキラと発光する不思議な粉。
Blatherix : ゴブリンメスティン……
ゴブリン風キノコ鍋に……ツインクルパウダー。
よく、やった。あと、任せろ。オレ、調合する。
Blatherix : まず、
ゴブリンメスティンとゴブリン風キノコ鍋、混ぜる。
Blatherix : 次、ツインクルパウダー、
少し、プラス。オレ、天才?
Blatherix : でっきるカナ?
でっきるカナ? ゴブリンパウダーァ♪
ゴブリンライフッ すぐーそこッ♪
Blatherix : おっと、
ゴブリンも、鉱山、迷う、時ある。
忘れてた……。
Blatherixは、耳の毛を一本抜いた!
Blatherix : できた!
でも、なに、か……
いや、コレ、完成、たぶん……。
Blatherix : 交換会、すぐ。
オマエ、使う、すぐ。
Blatherix : やと、起きた、か。
急げ!
情報交換会、ジキ、始まる。
Blatherix : みんな、よく来た。
第999回だった、か?
ゴブリン情報交換会、始める。
Blatherix : まず、報告。
「汚れ足」!
Bumblix : サンドリア軍、知りたい。
オーク軍、快進撃、何故? 内通者? 怠業者?
情報、求む。 高額、買い取り。
Blatherix : ふむ。
次、「犬の鼻」!
Dawdlix : ヤグード軍、知りたい。
ウィンダス軍、大将、正体。性格。弱点。
絶対、ビッグ・ビジネス。求む、手伝い。
Blatherix : ふむ……オマエ
金、嗅覚、確実。「羊の目」、派遣、しよう。
次、「栗の耳」!
Driftlix : ぶ、ブンカール浦。
リーダヴォクス……もとい、「猫の舌」、から
巨人族、情報、買った。 誰か、いる、か?
Blatherix : …………
それ、誰も、要らない。
情報、他、あるか?
Driftlix : ……あ……ある。
きっと……
Driftlix : ……あ、特ダネ!
西サルタバルタ! そう、ちっさな
リコポディウム、たくさん、芽、出した!
Bumblix : 「栗の耳」……
それ、特ダネ、か?
Dawdlix : オマエ、
情報、ない、情報屋。
Driftlix : ……ご、ごめん。
Blatherix : オレたち、同胞。
責める、よくない!
Blatherix : 情報、なま物。
ない時、仕方ない。
今回、オレも、ゼロ。けど……
Blatherix : バイヤー、連れてきた。
ギル、持ってる、優良、バイヤー。
みな、耳、伸ばして、話、聞け。
Bumblix : 残念……サンドリア、
ガルカ、少ない。いたら、目立つ。
オレ、耳、入る。ソイツ、潜伏、無理。
Dawdlix : ……ウィンダス、遠い。
ソイツ、船、持ってない?
きっと、来る、不可能。
Driftlix : ……オレ、ソイツ、見た。
Blatherix : 本当、か、「栗の耳」!?
ガルカは、グゥーブー、違うぞ?
Driftlix : 間違いない。
オレ、ソイツ、知ってる。
ソイツ……
Blatherix : ……どうした、「栗の耳」?
早く、続き、話せ。
Driftlix : フンフン……
臭う……これ……
人間、臭い!?
Blatherix : ……!
Bumblix : まあ、落ち着く、よい。
ここ、街。人間、住む、街。
それ、古い、臭い。よく、あること。
Dawdlix : クンクン……待て!
これ、新しい、人間、臭い!
しかも………………近い!!
Driftlix : オマエ、人間だな!?
Bumblix : おい、「穴熊の鼻」。
いや、ブラザリクス。
これ、どういう、コトだァ!?
Dawdlix : オマエ、御法度の
「ゴブリンパウダー」、使ったな!?
Blatherix : 悪い、悪い! 許せ!
Blatherix : 驚くぞ。
コイツ、上客。ミスリル銃士No.6。
頼む、情報、教えて、やれ!
Bumblix : ふざける、な!
Driftlix : ミスリル銃士No.6……
Driftlix : 待て!
Driftlix : ……いいぞ。
オレ、銃士隊本部、行く。
オマエ、隊長、オレ、教える。
Bumblix : 「栗の耳」!?
オマエ、金、欲しい。掟、破るか?
Driftlix : 待て!
ミスリル銃士隊、おいしい、客。
報酬、がっぽり。オレたち、にっこり。
Dawdlix : ううむ……
Bumblix : オレ、賛成!
「栗の耳」、銃士隊隊長、会う。
Dawdlix : 報酬、交渉、がんばれ!
Blatherix : 決まり、だな?
Blatherix : 「栗の耳」(Driftlix)
オマエ、あと、ついてく。
銃士隊本部、案内、しろ。
Gentle Tiger : な、なんだ?
[Your Name]、
ゴブリンなんか連れて、どうした?
Gentle Tiger : なに?
「黒鉄の旋風」の目撃者だと?
Gentle Tiger : ……いいだろう。入れ。
ただし、妙な素振りを見せたら
すぐに、つまみ出すからな。
Klara : ……待っていたぞ。
Driftlix : オマエ、
ミスリル銃士隊、隊長か?
Klara : クララ・ベスターだ。
Driftlix : オレ、「栗の耳」。
あのな、そのガルカ、知ってる。
オマエ、教える。だから、オマエ……
Klara : 承知している。
獣人金貨10枚だ。
Driftlix : オマエ、話早いな。
それで、イイぞ。
Driftlix : オレ、ブンカール浦で、
オマエら、捜してる、ガルカ、見た。
Klara : ブンカール浦と
一口に言っても広い。
それだけでは、報酬はやれんな。
Driftlix : 待て!
「柴笛ノ滝」!
オマエたち、そう呼ぶ、滝で、見た。
Klara : 柴笛之滝……
それなら、知っている。近ごろ、敵軍との
攻防戦があった、ベルヒリンゲン橋の近くだな。
Klara : 協力感謝する。
Klara : 無事、「黒鉄の旋風」を
捕捉できた暁には、さらに報酬をはずもう。
Driftlix : 本当か!?
オマエ、気前、いい!
オレ、また、ジャンジャン、情報、売る!
Klara : ああ、期待している。
Driftlix : ふふん♪
オレ、大金持ち。
仲間たち、みんな、驚くぞ!
Bartholomaus : ベスター殿、
大統領の御膝元たる大工房に
獣人風情を招き入れるとは、いかなる御了見かな?
Klara : これはこれは、クリューガー殿。
いま、使いを出そうと思っていたところです。
Klara : あの者が
「黒鉄の旋風」の潜伏場所と思しき場所の
情報を提供してくれたのですよ。
Bartholomaus : あのゴブリンが、か?
にわかには信じ難いが?
Klara : そうですか?
私は信憑性が高いと見ました。
早速、いまから調査に赴くつもりです。
Klara : 無論、発見次第
ヤツを捕縛する所存。鋼鉄銃士隊の皆様にも
ご協力いただければ幸いですが、いかがか?
Volker : 隊長……!
Bartholomaus : む、当然だ。「黒鉄の旋風」の件
すでに、我が隊も随分と骨を折っているのだ。
……して、作戦は?
Klara : ヤツのアジトは
ブンカール浦の柴笛之滝付近と目されます。
その周囲を徹底的に捜索し、ヤツを炙りだすのです。
Bartholomaus : 柴笛之滝……なるほど
ベルヒリンゲン橋に追い込み
ヤツを袋のネズミにするつもりだな?
Klara : 御察しの通り。
Bartholomaus : 承知した。
すぐに、正銃士ならびに
准銃士に召集をかけよう。
Klara : 感謝します。
Volker : ……隊長、本件は
我々の名誉を挽回する絶好のチャンスです。
なにも、鋼鉄銃士の手など借りずとも……
Klara : フォルカー。いま
我々の成すべきことは、一刻も早くヤツを捕らえ
これ以上の犠牲を防ぐこと……違うか?
Volker : はい……
Klara : ただちに
私と[Your Name]は
ブンカール浦に向かう。
フォルカー、お前もだ。鋼鉄銃士に後れをとるな!
Volker : ハッ!
Gentle Tiger : 「黒鉄の旋風」のヤツ
ブンカール浦に潜伏してんだってな?
気をつけろよ、[Your Name]!
(???を調べる)
Klara : [Your Name]か。
ちょうど、いいところに来てくれた。
Klara : すでに、ここに来るまでに
鋼鉄銃士隊には分散し、派手に行軍してもらった。
本格的な山狩りの開始を、印象づけられたはずだ。
Klara : あとは、これから二手に
分かれて橋の袂に隠れ、焦ったヤツが
ひょっこり顔を出すのを待つだけだ。
Klara : よろしいか、クリューガー殿?
Bartholomaus : 承知。
Bartholomaus : 皆の者、
手筈どおり、配置につけ!
Ansgar : ハッ!
Hagen : ……現れませんね。
Bartholomaus : ベスター殿。
やはり、あのゴブリンに
一杯食わされたのではないか?
Klara : いえ、現地を見て確信しました。
ヤツは、必ずこのあたりに潜んでいます。
Volker : ……あ!
あれを見てください!
Bartholomaus : ヤツだ!
逃がすなッ!!
??? : !?
Bartholomaus : 動くな! 鋼鉄銃士隊だ!
貴様は完全に包囲されている!
武器を捨てて、大人しく縄につけ!
Bartholomaus : ちっ、往生際の悪いヤツだ。
もう一度だけ、チャンスをやる!
ただちに武器を捨てろ!
??? : …………。
Bartholomaus : ……仕方ない。
斬り捨てるしかないようだな。
Klara : お待ちを……
ひとりとはいえ、悪名高い「黒鉄の旋風」。
不用意に近づくのは危険です。
Bartholomaus : だが、こうして
睨みあいを続けていても、埒があかぬ……
Klara : 私にお任せください……。
Klara : ミスリル銃士になる前、
軍団の軍使を務めておりました。
交渉ごとには自信があります。
Bartholomaus : ……よかろう。
20分、待とう。
Bartholomaus : あのような凶悪犯に
道理が通じるとは思えぬがな。
Volker : 隊長!
お気をつけて……
??? : ……女、止まれ。
それ以上、寄らば……斬る。
Klara : 私はクララ・ベスター。
話をしに来た……害意はない。
Bartholomaus : なっ、剣を捨てた!?
Bartholomaus : クララのヤツめ
どういうつもりだ……?
??? : ……ふん、気に入った。
いいだろう、話を聞こう。
Volker : ……うまくいってる、
のでしょうか……?
Bartholomaus : いつまで
話し込んでいるつもりだ?
約束の20分は、とうに過ぎたぞ……。
Bartholomaus : ええい、もう待てん!
Bartholomaus : バルトロメウスだ。
アンスガル、聞こえるか。
Bartholomaus : ちょっと近寄って、
様子を窺ってこい。
Volker : ……止めてください!
??? : おい、そこのおまえ!
それ以上、近寄るな!
Ansgar : くそっ!!
Klara : ……よさないか!
この者は、害意は……
Volker : 隊長……!!
??? : ぐっ……!
Volker : 隊長、お怪我は!?
Klara : ……クリューガー殿!
なぜ、邪魔をッ!?
Klara : ヤツは説得に応じ、
降伏するところだったんだぞ!
Bartholomaus : それは、すまなかったな。
だが、約束の時間をとうに過ぎていた。
君が人質にされる危険性も高まっていたのでね。
Bartholomaus : ……いずれにしろ、この高さから
落ちたのだ。さしものヤツも生きてはいまい。
結果オーライだ。違うかね?
Klara : ……そうですね。
これで、もう二度と「黒鉄の旋風」による
惨劇が起こることはないでしょう……。
Bartholomaus : 私の負けだ、ベスター殿。
腹黒い獣人の言うことも
たまには信じてみるものだな。
Klara : [Your Name]、
「栗の耳」に礼を言っておいてくれ。
Bartholomaus : 皆の者、引き上げるぞ!
Volker : あのガルカが、
「黒鉄の旋風」……
Volker : …………。
(???を調べる)
特に何もないようだ。
Gentle Tiger : あのゴブリンの情報は
本当だったらしいな?
お礼を言った方がいいんじゃないか?
Blatherix : ん?
オマエ、「栗の耳」、礼、言う、来たか?
Blatherix : 残念。「栗の耳」、もう帰った。
でも、オレ。亭主、死んでから
あんな、上機嫌、アイツ、初めて、見たぞ。
Blatherix : これから、アイツ、
お得意様、ミスリル銃士隊。生活、安定。
子ども、笑顔。ぜんぶ、オマエ、おかげ。
Blatherix : オレも、うれしい。
これ、持ってけ。
ゴブリンベルトを手にいれた!
ゴブリンベルト
Rare Ex
エンチャント:コスチューム
Lv1~ All Jobs
<1/1 0:30/[1:00:00, 0:30]>
Blatherix : オレ、モノと情報、たくさん持ってる。
これからもごひいき、頼む。
■関連項目
バストゥーク商業区〔S〕
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最終更新:2015年05月28日 23:04